雁坂嶺〜破風山(往路秩父往還帰路戸渡尾根)


- GPS
- 10:05
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,817m
- 下り
- 1,919m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:05
天候 | くもり。午前中は日差しも。風は静穏 http://www.tenki.jp/past/2018/06/02/satellite/japan_near/ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
雁坂隧道料金所駐車場までタクシーJPY7,120なり 甲州タクシー:0553 33 3120 帰りは西沢渓谷入口バス停から塩山駅までJPY6,670なり 塩山駅719pm発に滑り込み、大月駅754pm発快速東京行(この時間、特快ないのですね・・・)に乗り継いで、新宿駅933pm着。なお、719pmに間に合わないと、818pm発かいじで新宿駅940pm着となります |
コース状況/ 危険箇所等 |
山梨山のグレーディング参照: http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/shintyaku/documents/grading.pdf 井戸沢出合より上、鎖、ハシゴ、お助けロープ、丹沢的構造階段やら鉄桟やら一切ありません。 残雪、泥濘ありませんでした(ありがたや!) ●雁坂隧道料金所駐車場〜沓切沢橋 舗装路をゆるゆる登ります。朝は日影の山側を歩きたくなりますが、真新しい落石が路面に散乱している箇所がありました。相応の注意が必要かと ●沓切沢橋〜井戸沢出合 井戸沢を含め、渡渉は四回あります 一つ目:右手の崖側からの流水をロープを頼りにへずって渡ります。流量が少なければロープに右手を添える感じで渡れそう(単なるトラバース)ですが、結構流量があったので、両手にグローブ装着して、しっかりロープを握りつつ渡りました 二つ目:飛び石で慎重に渡ります 三つ目:二つ目の渡渉から間もなく。三本の丸太を架けてくれているので、左足を左の丸太にのせ、右足を右の丸太にのせて渡りました 四つ目が井戸沢ですが、こちらも飛び石で渡ります ●井戸沢出合〜雁坂峠 日本人の几帳面さが感じられる小刻みな九十九をうっとりと登ります。これだけ気持ちいい急登は、ちょっと記憶にない ●雁坂峠〜東破風山 基本、縞枯の樹林で倒木も多く、結構歩きづらかったです。東破風山手前の鞍部登山路脇の笹原に唐突に四等三角点標示杭が現れます。寂しそうにしてましたので、気づいた人は是非タッチしてあげてください^^ ●東破風山〜笹平 このコースの白眉です。路面は基本、クラックの入った岩です。ストック挟まれたりすると、結構危険 ●笹平〜木賊山北面巻道分岐 おうちに帰るには、登り返すしかありません。石楠花に励まされながら、ダブルストック頼りに歩を進めました ●木賊山北面巻道分岐〜徳ちゃん新道入口 長いです。路面はザレたところや粘土質で滑るところもありますが、例えばつつじ新道のように荒れてはいません。新道分岐から下るうち、落葉松の林になります。夕日が鶏冠尾根に沈んだ後もまだだいぶ明るくて、焦ることなく下れました なお、日が陰って気温が低かったせいもあるのか、羽虫に煩わされることはありませんでした(ありがたや!) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
山座同定の際、まず探すのが破風山です。破風山とあのくびれが見つかれば、奥秩父主脈が同定され、それとの関係で、大菩薩連嶺、八ヶ岳その他周辺の山々もだいたいの見当がつきますので。
いつも親しみを抱いてきた雁坂峠から木賊山の稜線を歩き通すことができて、とても満足しています。
花の接写も相応に時間を費やしたのですが、私の技量ではどもならんところもありまして・・・さらに精進します!
写真4に関して、6月4日追記:
実は、峠標の上に犬のマスコットを乗せてパチリとして、おにぎりを胃の腑に投じて一息ついた後、彼を置き去りにしたまま雁坂嶺に向かってしまい、途中で気づき慌てて引き返しました。gps記録の不可解な動きは、そのためです。
峠に戻りますと、広瀬側から丁度上がってこられた、柿ピーのダンボールを背負ったおじさんと雁坂小屋の赤Tシャツを来たお兄さん(失礼ながら、以下、「おじさん」、「お兄さん」と表記)がベンチに荷を下ろしながら峠標を見上げておられ、彼らの注視のなか、犬のマスコットを回収することに^^;
おじさん「それは何ですか?」
わたし「犬のマスコットを置き忘れてしまって・・・」
おじさん「ありゃ、茶色い茸でも生えてるのかと思った。どうしてそんなものを置くのですか?」
わたし「あっ、いや、私の身代わりの証拠写真を撮ったりしまして・・・」
お兄さん「自撮りするの、結構大変ですもんね〜」
わたし「そうなんです」柿ピーのダンボールに視線を向けて「荷揚げですか?」
おじさん「あっ、これ・・・むにゃむにゃ(敢えて語らず)」
お兄さん、何となく微苦笑した感じで「これからどこまで行かれますか?」
わたし「木賊山分岐まで歩いて、そのまま戸渡尾根を西沢渓谷入口に下って帰るつもりです」
お兄さん「そうですか、これから小屋で、シシ鍋するんですが」腕時計に目をやって「それでは西沢に下るのに間に合わないですね・・・」
わたし「残念ながら、無理そうです・・・」
といったやりとりをして、辞したのですが、6月2日の当地の複数のヤマレコを拝読するに、雁坂小屋で大人気「ぼたん鍋」の企画が当日あったんですね!とすると、どうやら「お兄さん」は小屋スタッフ、「おじさん」は常連さんでいらしたようですが、寄らせていただくことができず、くぅ、ほんに惜しいことしました・・・
そして、拝察するに、柿ピーのダンボールは、レコに言及された「食飲研修」用だったらしく思われるのですが、「食飲研修」て、なんやねん(笑)何やら楽しげな響きですが^^
6月5日追記:
「おじさん」=Kazuhagiさん、「お兄さん」=sittetaさんと判明しました!
6月4日追記の記述につきましては、この駄文が書かれた当時の作者の事実認識を尊重して、このままとさせていだだきまーす^^
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