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Yamareco

記録ID: 1464636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

白砂山〜八間山周回 シラネアオイと雄大な稜線歩き

2018年05月14日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:54
距離
17.9km
登り
1,339m
下り
1,321m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
1:14
合計
8:54
距離 17.9km 登り 1,339m 下り 1,338m
6:22
12
6:34
6:37
23
7:00
7:01
17
7:18
7:19
44
8:03
31
8:34
8:40
4
8:44
8:47
20
9:07
13
9:20
9:23
41
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10:43
28
11:11
11:15
10
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11:30
18
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18
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39
12:45
31
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13:23
99
15:02
12
15:14
15:16
0
15:16
ゴール地点
ガスと爆風により遅延しています。
天候 くもり時々小雨のち晴れ 強風
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野反湖展望台前駐車場。
コース状況/
危険箇所等
・残雪が各所にあり、踏み抜き注意。金沢レリーフの残雪地はコース迷いしやすい、トレースを外さない事。
・雪解け水が登山道に溜まっている、ドロドロ滑りやすい。
・シラネアオイの植生地は八間山に案内看板あり。まだ3分咲き。
・駐車場6時気温9℃、15時14℃、地蔵峠から強風、猟師の沢の頭から山頂までは20m/s以上の爆風。堂岩山8℃、白砂山山頂3℃体感は−5℃以下、八間山までの稜線気温17℃、風の影響がなく雨後で蒸し暑い。この時期は気温差が大きいので小まめにレイヤーを。
国道から野反湖方面を眺める。ガスが漂う。
2018年05月14日 05:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 5:33
国道から野反湖方面を眺める。ガスが漂う。
白砂大橋からダム湖にご来光。明鏡止水。
2018年05月14日 05:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 5:48
白砂大橋からダム湖にご来光。明鏡止水。
ガスガスの野反湖。午後の晴れを信じて展望台駐車場へ向かう。
2018年05月14日 06:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 6:05
ガスガスの野反湖。午後の晴れを信じて展望台駐車場へ向かう。
誰もいない駐車場。風がやや強く小雨降るなか出立。
2018年05月14日 06:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 6:21
誰もいない駐車場。風がやや強く小雨降るなか出立。
ミネザクラ。
2018年05月14日 06:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ミネザクラ。
シヨウジョウバカマ。
2018年05月14日 06:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 6:32
シヨウジョウバカマ。
エンレイソウ。
2018年05月14日 06:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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エンレイソウ。
イワナシ。
2018年05月14日 07:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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イワナシ。
強風によりガスが南東へ飛んでいく。樹林帯内は強風の影響を受けにくくやや蒸し暑い。
2018年05月14日 08:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:05
強風によりガスが南東へ飛んでいく。樹林帯内は強風の影響を受けにくくやや蒸し暑い。
しっかりと残雪。この場所は6月下旬まである。ひんやりとする。滑り止めは不必要。
2018年05月14日 08:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:16
しっかりと残雪。この場所は6月下旬まである。ひんやりとする。滑り止めは不必要。
U字状の道にたっぷりと残雪。
2018年05月14日 08:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:16
U字状の道にたっぷりと残雪。
堂岩山山頂。気温8℃だが、北西から冷たい強風で体感温度は3℃。ソフトシェルを着る。
2018年05月14日 08:35撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:35
堂岩山山頂。気温8℃だが、北西から冷たい強風で体感温度は3℃。ソフトシェルを着る。
ガスで全く景観無し。
2018年05月14日 08:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:41
ガスで全く景観無し。
心の目では雄大な白砂山が見えている。
2018年05月14日 08:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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心の目では雄大な白砂山が見えている。
猟師の沢の頭へ向かう。視界不良。
2018年05月14日 08:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 8:59
猟師の沢の頭へ向かう。視界不良。
金沢レリーフ手前の残雪地。これを下に行かないこと、迷いやすい。写真左の尾根に乗る。
2018年05月14日 09:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 9:21
金沢レリーフ手前の残雪地。これを下に行かないこと、迷いやすい。写真左の尾根に乗る。
ニセピークが見えてきた。ニセピークは3つある。
2018年05月14日 09:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 9:33
ニセピークが見えてきた。ニセピークは3つある。
岩が見えると山頂へのビクトリーロード。
2018年05月14日 09:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 9:54
岩が見えると山頂へのビクトリーロード。
白砂山山頂。気温3℃、冷たい強風が吹き荒れ体感温度は−5℃。山頂での景観は見られないと思っていたので、午後の晴れを信じて早目に昼食。
2018年05月14日 10:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 10:02
白砂山山頂。気温3℃、冷たい強風が吹き荒れ体感温度は−5℃。山頂での景観は見られないと思っていたので、午後の晴れを信じて早目に昼食。
今日はソロなので手抜き、出前一丁にエビチリ、ゆで卵、ネギをたっぷり。ガソリンストーブで暖を取りグローブを乾かした。
2018年05月14日 10:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 10:25
今日はソロなので手抜き、出前一丁にエビチリ、ゆで卵、ネギをたっぷり。ガソリンストーブで暖を取りグローブを乾かした。
山頂から下りてきたら晴れてきた。やはり日ごろの悪行が祟っているのだろう。稜線上は冷たい爆風に晒される。
2018年05月14日 10:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 10:48
山頂から下りてきたら晴れてきた。やはり日ごろの悪行が祟っているのだろう。稜線上は冷たい爆風に晒される。
爆風に煽られつつも、猟師の沢の頭、同岩山、八十三山、残雪と美しい稜線を眺める。
2018年05月14日 10:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 10:55
爆風に煽られつつも、猟師の沢の頭、同岩山、八十三山、残雪と美しい稜線を眺める。
八間山までの美しい稜線。遠く見えるが3.5kmを1時間半で行ける。
2018年05月14日 10:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 10:55
八間山までの美しい稜線。遠く見えるが3.5kmを1時間半で行ける。
振り返るニセピーク。青空が眩しい。20m/sはある強烈な北西の風でまっすぐ歩けない。ガスが凄まじい勢いで流れていく。
2018年05月14日 11:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:02
振り返るニセピーク。青空が眩しい。20m/sはある強烈な北西の風でまっすぐ歩けない。ガスが凄まじい勢いで流れていく。
猟師の沢の頭から東方面。白砂山。
2018年05月14日 11:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:27
猟師の沢の頭から東方面。白砂山。
八十三山。
2018年05月14日 11:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八十三山。
赤城山。
2018年05月14日 11:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤城山。
榛名山。
2018年05月14日 11:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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榛名山。
浅間山。
2018年05月14日 11:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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浅間山。
白砂川源流の沢。
2018年05月14日 11:30撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:30
白砂川源流の沢。
池塘も残雪の下。堂岩分岐へ登り返す。
2018年05月14日 11:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:42
池塘も残雪の下。堂岩分岐へ登り返す。
今朝は見られなかった堂岩分岐から美しく雄大な白砂山。予想通りの晴れ間。強風もだが・・・
2018年05月14日 11:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:48
今朝は見られなかった堂岩分岐から美しく雄大な白砂山。予想通りの晴れ間。強風もだが・・・
八間山までの開放的な稜線歩き。西にシラビソ尾根と樹林帯が多いため強風の影響を受けにくい。
2018年05月14日 11:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 11:52
八間山までの開放的な稜線歩き。西にシラビソ尾根と樹林帯が多いため強風の影響を受けにくい。
赤城山、子持山、小野子山、榛名山。美しい景色を眺めながら歩く。気温17℃日差しが強く蒸し暑い。
2018年05月14日 11:53撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤城山、子持山、小野子山、榛名山。美しい景色を眺めながら歩く。気温17℃日差しが強く蒸し暑い。
上信越県境稜線、白砂山。何度も振り返ってしまう。
2018年05月14日 11:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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上信越県境稜線、白砂山。何度も振り返ってしまう。
横手山、湯釜、草津白根山。
2018年05月14日 12:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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横手山、湯釜、草津白根山。
強烈な登り返し。いくつものアップダウンを歩いていく。
2018年05月14日 12:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/14 12:33
強烈な登り返し。いくつものアップダウンを歩いていく。
自生のシラネアオイが一輪。近くのものは葉だけで開花していない。
2018年05月14日 12:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 12:47
自生のシラネアオイが一輪。近くのものは葉だけで開花していない。
ヒメイチゲ。
2018年05月14日 12:49撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 12:49
ヒメイチゲ。
八間山が見える。ボロ小屋が目印。
2018年05月14日 13:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八間山が見える。ボロ小屋が目印。
ヒメイチゲの群生。この稜線の道脇に延々と続いて咲いている。
2018年05月14日 13:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ヒメイチゲの群生。この稜線の道脇に延々と続いて咲いている。
八間山山頂。暑いので腕まくり。山頂との気温差が半端ない。冬と夏。
2018年05月14日 13:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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八間山山頂。暑いので腕まくり。山頂との気温差が半端ない。冬と夏。
歩んできた稜線と白砂山、ボロ小屋。
2018年05月14日 13:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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歩んできた稜線と白砂山、ボロ小屋。
谷川、武尊方面は終日ガスのようだった。
2018年05月14日 13:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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谷川、武尊方面は終日ガスのようだった。
岩菅山。
2018年05月14日 13:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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岩菅山。
ミツバツチグリ。葉が小さく3枚。キジムシロは5枚以上の奇数枚。
2018年05月14日 13:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ミツバツチグリ。葉が小さく3枚。キジムシロは5枚以上の奇数枚。
振り返る八間山。青空に揺れる熊笹が美しい。
2018年05月14日 13:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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振り返る八間山。青空に揺れる熊笹が美しい。
シャクナゲが咲き始めた。
2018年05月14日 13:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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シャクナゲが咲き始めた。
エメラルドグリーンの野反湖。
2018年05月14日 14:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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エメラルドグリーンの野反湖。
強風により波が立ち、南岸を侵食している。
2018年05月14日 13:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7
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強風により波が立ち、南岸を侵食している。
シラネアオイの植生地に来た。
2018年05月14日 14:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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シラネアオイの植生地に来た。
美しいシラネアオイ。
2018年05月14日 14:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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美しいシラネアオイ。
風に煽られ花開く。
2018年05月14日 14:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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風に煽られ花開く。
ダケカンバとシラネアオイ。
2018年05月14日 14:20撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ダケカンバとシラネアオイ。
やや白いシラネアオイ。
2018年05月14日 14:22撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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やや白いシラネアオイ。
舗装路を歩いて野反湖を縦断し駐車場へ到着。来た時と同じ風景。
2018年05月14日 15:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/14 15:16
舗装路を歩いて野反湖を縦断し駐車場へ到着。来た時と同じ風景。
撮影機器:

感想

 野反峠休憩舎のHPで、植生地のシラネアオイが開花したと記事があった。植生地としては県内でも一番花数が多いだろう。ダケカンバも美しい。今年も白砂山から八間山へ周回し訪れることにした。シラネアオイを見るのにかなり遠回りするが・・・

 SCWでは午前中に小雨とガス、午後から雲が少なくなる。天気図を見ると太平洋に抜けた低気圧がのろまで、高気圧が停滞してしまっている。風が強く吹く。早く行っても仕方ないので、前橋を4時20分に出立。概ね2時間強で野反湖に着く。

 六合村手前で野反湖方面を見るとガスガス。想定内なので予定通り行く。野反湖に着くが長野方面はガスで全く見えない。風がまだ弱いので流れないのだろう。駐車場に着くが誰もいない。小雨がパラつく気温9℃装備して出立。

 雪解け水が多いハンノキ沢を渡り、土砂崩れをやり過ごし、地蔵峠からシラビソ尾根へ。雨と雪解け水でドロドロ、滑りやすい。カモシカや小動物のトラックが見られた。クマはいなかった。風は強いのだが樹林帯内で影響は薄い。

 滑りやすい急坂を過ぎると、水場分岐からは野反湖だけ見えて、周りの山稜はガスの中。残雪が多い地帯を超えると堂岩山。滑り止めは要らない。その先の分岐からもガスで景観ゼロ。風が強くなり始め、10m/s超の向かい風。ソフトシェル着用でフードも被る。しかも濡れた熊笹が膝上までありズボンを濡らす。濡れて風が吹きより一層冷える。

 金沢レリーフ手前で残雪があり、トレースもなく道迷いしやすい。沢をそのまま下りてしまいがち、北西側の尾根へ向かうと登山道がある。ガスに包まれ視界不良のなか稜線を歩いていく。ニセピークが三つあるので、岩場が見えたら本物の山頂。

 山頂に着くが、強烈な冷たい風に濡れた体が冷えていく。気温3℃だが体感温度は−5℃。吐く息が白い。谷川武尊方面は終日ガス予想、景観は見られないだろうと思っていたので早目に昼食。午後からの晴れに期待して、八間山へ向かう稜線から白砂山を見るだけで充分。

 ガソリンストーブを全開にして出前一丁にエビチリ、ゆで卵のラーメンを作り、ストーブを点けっぱなしにして暖をとりグローブを乾かした。体の中も外も温まる。11時前には山頂を出発する予定。どうせ景色は何も見えないから急いで食べる。

 再装備して出立し降り始めて10分、いきなり東側が晴れてきた。上の間山、忠次郎山が見え、関東平野も見える。やはり日ごろの悪行が祟っているのでこうなるのだろう。いずれにせよ、予定時間通りに行動しているので、山頂に居続けるつもりなどなかったが・・・

 白砂山山頂から見られなかった周辺山稜を猟師の沢の頭から眺める。登り返して堂岩分岐から、今朝見られなかった白砂山の雄大な山容を眺める。いつ見ても美しい。これから向かう八間山への稜線と白砂川源流の沢も眺める。こちらも美しい。

 それを眺めながら開放感ある稜線を歩いていく。シラビソ尾根が北西にあるので強風の影響があまりない。気温17℃で日差しが強く蒸し暑く腕まくり。山頂との温度差が半端ない。夏と冬のようだ。ソフトシェルやフリース、グローブなど装備していたから対応できた。夏季でも初冬並みの装備は必須だ。

 左手に新緑の沢、目の前は八間山まで続く開放的な稜線、振り返ると雄大な白砂山。この道は私のお気に入り。距離は約3.5kmを1時間半だが、アップダウンが多く白砂山から行くとなると少し体力がいる。

 黒渋の頭先で自生のシラネアオイが咲いていた。霜にあたったのだろうか、花(咢)が茶色に変色していた。またヒメイチゲがこの登山道脇に群生し続いて咲いている。白い小さな花が可愛らしい。

 八間山山頂へ着くが誰も居ない。今回の山行ではシラネアオイの植生地も含め、誰一人会うことはなかった。一人静かな山行。yasioさんのマイゲレンデはあそこだなと予想しながら山頂周辺から眺めた。

 シラネアオイの植生地はコマクサの保護地脇から入っていく。ダケカンバが見えるとそのたもとに花開いていた。まだ株が小さく三分咲き程度。5月下旬まで見ごろ。植生地を一回りして、戻るのが面倒なので藪漕ぎして舗装路へ。駐車場まで約45分歩いていく。

 駐車場に着くが、時が戻ったように朝と同じ景色。着替えて帰路へ。ガスガスで爆風でもあきらめずに歩いたおかげで、雄大な白砂山と美しい稜線の風景、自生のシラネアオイを見ることが出来た。

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コメント

シラネアオイ咲いた八間山
growmonoさん おはようございます
白砂から八間山周回お疲れ様でした、
白砂山頂付近では展望はよろしくなかったけど
漁師の沢の頭稜線からは待ちに待った青空とと残雪の山
八間山までの稜線歩き気持ち良さそう、
保護地域のシラネアオイまだ3分咲きですか・・これから賑やかになるでしょうね。
今年はマイゲレンデの滑走は(そり)できませんでしたが来年はどうかな?
2018/5/15 8:45
諦めない心
 こんにちは、yasioさん。
計画した時間的に、山頂までの悪天候は予想していました。
いずれにせよ、谷川など北方面も天候が悪く、山頂からの眺望はあきらめていました。
しかし午後は必ず晴れると諦めずに歩き、八間山までの開放的で美しい稜線と沢、自生のシラネアオイを見ることが出来ました。

シラネアオイ植生地もまだ三分咲きで、誰もいませんでした。駐車場から白砂山、シラネアオイ植生地まで一人占めでしたね。新緑と雪解け水を湛えるエメラルドグリーンの野反湖、これから土日は混みそうですね。
2018/5/15 12:01
3年前の5月6日に八間山経由で白砂山に行った時のことを思い出す。
growmonoさん
寒風吹きすさぶ白砂山お疲れさまでした。
私共も2人して3年前の5月6日に八間山経由で白砂山に行きました。
その時のことをしみじみ思い出しました。
晴れればとっても良いコースに変身しますね。
さすが皇太子さまが行かれた山ですね。
とくにこの八間山コースは長くておもしろいですね。
この時期シラネアオイが見られるのもお得ですよね。
2018/5/15 19:14
プリンスロード
 こんばんは、iiyuさん。
 シラネアオイが開花の時期を迎えましたので、行って参りました。
かなり遠回りですが・・・皇太子さまは平成4年8月12日に登られております。

 やはりこのコースのだいご味は白砂山の雄大な山容と稜線の美しさですね。
堂岩山〜白砂山〜八間山は樹林帯が少なく景観も良いです。

 自生のシラネアオイが一輪だけ咲いてました。シャクナゲも開花し始めています。
植生地も来週あたりには満開になると思います。
2018/5/15 20:56
白砂山とシラネアオイ、共にいいねえ!
growmonoさん、こんばんは。
野反湖から白砂山、お疲れさまです。
自分もこの辺は大好きです。
静かでいいですよね!!

それにシラネアオイの時期ですね・・・
大きくてあの色がなんともいいですよね。

ツツジ、シャクナゲ、シラネアオイ・・・迷いますな。
2018/5/15 20:51
人の影すら見えず
 こんばんは、sumakさん。
平日の雨上がりでガスと強風、好きでなければ行きませんね。
人とは全く会いませんでしたね。一人静に山も花も独占です。
休憩舎へ寄れば居たと思いますが、植生地すら人影がありませんでした。

 シラネアオイの植生地としては県内で一番多いと思います。日光白根山の二荒山神社や弥陀ヶ池付近も多いですね。どちらにしても県内の果てですね。遠い。
個人的には野反湖の美しい水面やダケカンバ林も美しいので白砂山が好きですね。
日光白根山はコマクサ時期に訪れてます。シラネアオイはついでです。

 ツツジは赤城山、湯ノ丸、菅平、シャクナゲは谷川主脈、白毛門、今は行けませんが草津白根山などですかね。知識が乏しく日帰りなので県外にはあまり出ません。
2018/5/15 21:24
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