ロングに稜線歩き 蕎麦粒山〜棒ノ嶺〜岩茸石山


- GPS
- 09:05
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,880m
- 下り
- 2,047m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ(ルート上は木陰が多かったおかげで暑さにバテずに済みました) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅からは連休で登山客が多いため、東日原行きとは別に川乗橋行き臨時バスが出ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●鳥屋戸尾根(川乗橋〜蕎麦粒山) 山と高原地図では破線ルートですが、普通の登山道と変わりません(ちょっと踏み跡が薄いところもありますが、初心者でなければ大丈夫でしょう)。但し、スタートから急登で、笙ノ岩山まではひたすら登り続きの為、それなりの脚のある人でないと苦行以外のなにものでもないでしょう。笙ノ岩山からは緩やかなアップダウン、最後に蕎麦粒山に向けての急登がありますが、前半の過酷さを乗り越えてきた人なら問題ないでしょう。 ※一か所だけとても間違いやすいポイントあり。 笙ノ岩山から20分ほど先、小ピークを越えてゆるく下るところで主稜線に真っ直ぐ進むのではなく左の支尾根に分岐するところは気をつけたいところです。 (6年ほど前に自身がここで間違えて大きくタイムロスしたことあり) ●蕎麦粒山〜棒ノ嶺〜岩茸石山〜御嶽駅 このルートの最高点・蕎麦粒山からは基本下り基調で尾根を歩くのですが、川苔山方面への分岐(日向沢ノ峰)までは石尾根のような防火帯で樹林を切り拓いた展望のある道、分岐からは樹林帯になるので展望はあまりありません。地図ではわかりませんが、細かいアップダウンが意外と急斜度で出てきて、思わずまき道がないか探してしまいます。実践ルートなので、忠実に標識や踏み跡を追えば問題ないでしょう。 ※巻き道の見極めが大事。 2度ほど巻き道だと勘違いして藪漕ぎしてしまいました。素直に尾根を登るべきでした。 |
写真
左後ろ方向から尾根道を来るんですが、そのまま右前に進んではいけません(解りづらいけど枝木を侵入しないように寝かせてある) 正解ルートは左に入って下ります(すぐのところにピンクテープあり)
とりあえず、ここで一杯やって大休止です(*^_^*)
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
GW後半の白馬主稜に向けて、前半はおとなしく日帰りハイキング(でもこの時点で後半悪天予報で白馬中止が決定済)。雪山ばかり登ってきたので、久々に無雪期なところをガッツリとソロで歩いてやろうとルート選定でチョイスしたのが、今回のルート。
ロングで歩くつもりだったので、下山後のバス便時刻を気にしなくても良いように駅まで下山できるルートで、かつ朝から歩くのでコースタイム9時間以上のルート、そして歩いたことのない場所、ということで練り上げたのが、まずはガッツリと登り上げる鳥屋戸尾根で蕎麦粒山へ登って、そこから王道な川苔山や天目山へは行かずに、川苔山の裏側の都県尾根から最後は高水三山方面に分岐して、御嶽駅へ下りるという、まあ同じルートを考える人は殆ど居なそうなのを歩いてきました。
雪山ばかり歩いているうちに、奥多摩はすっかり新緑が鮮やかで、暑い予報が出ていたにも関わらず、樹林帯の木陰が心地よい稜線歩きが多くて、バテることなく予定ルートを歩き切ることが出来て大満足です。後半に左膝に痛みが出たおかげでちょっとペースが落ち、惣岳山ピークを踏まずにまき道に逃げてしまったけど、まあ許して頂戴。
鳥屋戸尾根を登るのは、2011年12月(無雪期)に「蕎麦粒山でソバを打つ」企画登山で登って以来、当時は今回気をつけた間違い分岐を直進してしまって大幅タイムロスして、集合に遅刻したルートでもあるので、そのリベンジ&コースタイムの再挑戦も兼ねてのもの。
※蕎麦粒山でソバ打ちのヤマレコ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-155370.html
今回は、目標3時間に対して、蕎麦粒山まで標高差1100mを2時間32分! 上出来です、頑張りました。今回の標高最高点が蕎麦粒山で、あとはアップダウンはありながらも稜線を徐々に下るルートなので、山頂で大休止するとともに埼玉側から来たおじさんと缶チューハイをやりながら山談義でしばしの休息。GWなので山頂は混んでいるかと思いきや、おじさん以外は他に誰もいない(15分ほど後に途中で追い越してきた男性が来て3名のみ)、きっと川苔山とかは人で混雑しているだろうに、こっちは静寂でのんびり落ち着いて飲んでいられる、至福のひとときでした。
蕎麦粒山からしばらくは防火帯として切り拓かれた石尾根みたいな尾根道、陽射しが暑くてちょっと大変だったけど、日向沢ノ峰でメインルートから外れると、また樹林帯に陽射しが遮られて、暑さをそれほど感じることもなく、順調に稜線を歩けましたが、唯一の誤算は、地形図を見ていただけでは判らなかった細かなアップダウンが多いこと、それも急傾斜の登り下りで、ストックがあって助かるようなザレザレ斜面も多かった。見上げる壁に思わず巻き道を探してコースをロストすることも2〜3度あって、地味に疲れました(一度は違う尾根をドンドン下ってしまい、危うく遭難する危険性もゼロでは無かったです)。
出だしの鳥屋戸尾根をグングン登り上げてたときとは別人のように、最後は痛み出した左膝にテンションも気力も下がってしまって、最後のピーク、惣岳山に登り返す気力も無くなって、ただ御嶽駅に下りることだけに気持ちが行ってしまい、ヘロヘロで御嶽駅になんとか到着できました。
朝3時半起きで電車とバスを乗り継いで、7時45分に登山スタートし、夕方5時前に何とか御嶽駅に帰着、という長い登山の一日も無事に終了、その後は洗面書で汗を濡れタオルで拭いて、着替えて、帰路途中でアルコールをやって夜9時前に自宅に帰りましたとさ。お疲れさんでした。
コメント
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雪山で鍛えているだけあって、健脚にますます磨きがかかっているようですね。
蕎麦粒山、懐かしいですね〜(笑)
何か当時と変わっていましたか?
当方、最近はボルダリングにハマって山はめっきりご無沙汰です。
そのうち、また山歩き再開した時はまたどこかの山の中でばったり会いましょう
健康で安全に山登り続けてください。
tabioさん、ご無沙汰です。コメントありがとうございます。
蕎麦粒山のソバ打ち企画、本当に懐かしかったですね、山頂はあの時とおんなじ感じでしたね、水を各自で大量に担ぎ上げて最後は大量に余った大量の水を山頂で放流しましたよね(*^_^*)
tabioさんは最近はボルダリングですね、いろいろな山に挑むスタイルがあるので、それもアリですよね、でもぜひまた縦走系を再開することをお待ちしてますよん(^^♪
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