秋の最後の陽光を求めて−湯ノ台口から鳥海山


- GPS
- 09:33
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:31
天候 | 1,300mくらいまで雲。その上は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*河原宿小屋の手前くらいから雪道。薊坂も軽アイゼンを使ってもいいほど雪がついていた。 *雪の乗った木道は非常に滑りやすく、注意して進んだ。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴:鳥海山荘(@510円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
熊鈴・笛
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
軽アイゼン
カメラ
|
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感想
樹々が葉を落とした冬枯れの景色の中を歩いてみたくて鳥海山まで出かけてきました。旧松山町あたりから見えた山のおよそ1,000〜1,300mあたりに雲がかかっていたので駐車場はやはりガスでしたが、歩いているうちに抜けられるだろうと湯ノ台口から歩き出します。
八丁坂を上げていくと思ったよりもずっと早いうち(河原宿小屋の手前くらい)から雪道となり、雪と泥に苦労しながら河原宿小屋へ。期待どおりの青空の下スッキリと見える山頂目指して歩き出しますが、滝ノ小屋管理人さんの教えに背いて大雪路のかなり早い段階で右に渡ってしまったため、しばらく変な沢をウロウロするはめに。すみません、楽をしようとした私が莫迦でした^^;
間もなく正規のルートに戻り、かなりきっちり雪の着いた薊坂へ。誰もアイゼンを付けていなかったようなので私も出しませんでしたが、使った方が少し楽だったかも知れません。
何度も立ち止まって息を整えながら薊坂を進み、ようやく伏拝岳まで上がると迫力の新山と七高山が目の前に。惹かれるものはあったのですが、今日は別の主目的があるので外輪を西に下ります。吹浦・鉾立から上がってきた登山者とスライドするたびに「山頂まで行ってきたのですか」と訊かれるのですが、皆さん山頂がお好きですね^^
扇子森の頂で鳥海湖と笙ヶ岳を眺めながらの昼食の後、千畳ヶ原へ続く木道を行きますが、木道に積もった雪がズリズリ滑って大変でした。尾瀬だかの木道で大コケして木道がトラウマになった山友がいますが、その気持ちが少し分かります。何とか達した丁字分岐には、何と英語・中国語・ハングル対応の金属製の標識板が張られていました、いつの間に!?
丁字分岐で装備を整え、いよいよ幸治郎沢に取り付きます。毎回しんどい幸治郎沢ですが、今日は雪がない分楽だったのかも知れません。何とか登り切り、今日のもう一つの目的地である月山森へ。月山森は同級の畏友Iくんのお奨めの場所なのですが、これまで行ったことがなく、何とか一度行ってみたいと思っていました。「シン」と音が聞こえてきそうなほど静かな山頂は、雲間から漏れる陽光に照らされた庄内平野と日本海、冬支度を済ませた鳥海山体、月山と村山葉山、ボタ池と河原宿小屋までぐるっと見渡すことのできる素晴らしい場所でした。いつまでも留まっていたい気持ちを引きはがし、河原宿小屋を通過、少し痛み始めてきた右膝をだましだまし、何とか無事に下山してきました。
冬枯れのなか夏山の登り納めという意に反して、明るい雪景色のなか冬山のウォームアップといった感じになってしまいましたが、本格的な冬を静かに待つ鳥海の雰囲気を存分に味わうことのできた山行でした。
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