幌尻岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 3,970m
- 下り
- 3,960m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
’11年の夏山遠征で訪れた「幌尻岳」はまさに秘境。
加えて懐深い北海道の山並みを実感した。
前日はシャトルバスの起点である「とよぬか山荘」へ宿泊。
廃校になった校舎と職員住宅を利用した簡易宿泊施設で、夕食+山行用のおにぎり4個付きで5000円とリーズナブル。
※夕食のジンギスカンは各人好き好きだが・・・?
30日は3時初の第1便は満員だということで、第2便(7時)で登山口ゲートへ。
この林道も、がけ崩れや路肩の崩落があり見下ろす川面ははるか下。
とてもじゃないが愛車を乗り入れる気にならず、超スリリング。
小1時間で到着したゲートには簡易トイレとバス待合室があり、最悪バスに乗り遅れた場合は快適にビバークできそうで一安心。
ここから豊糠林道→豊糠川を遡ること4時間でようやく「幌尻山荘」に到着する。
この間・・・特に取水施設から先の豊糠川は、基本は巻き&ヘツリだが、膝丈の渡渉も10数回。
飛び石伝いに歩き足を滑らせて転倒するより、濡れることを厭わずジャブジャブ歩いたほうが安全。
山荘に到着のは12時。この時点で山頂アタックは諦めまったり。
初日に山頂を踏むには3時発の第1便に乗車しなければ無理なようだ。
小屋は『就寝時のみ使用してください』とのことで、木製ベンチや小屋前に敷かれたブルーシートで各々くつろいでいる。
着替えを済ませ早めの夕食を摂り小屋内へ。
この日の宿泊者は45人とのことですしずめ状態。定員50人となっているが、万一に備え45人に留めているのだとか・・・
19時半頃には消灯となり、半畳ほどのスペースに毛布を敷きシュラフカバーで仮眠。
早発ち組は1時頃からざわつき始め、3時発の予定だったにも関わらずゆっくり寝てもいられない^^;
3時スタートしたが、尾根に上り詰めるまでは樹林帯で風も無く蒸し暑い。
ヘッドライトでも道は明瞭だが、途中“ボキッ!ガサガサガサ・・・”に一瞬怯み鈴を振りながら行く。
1時間あまりで尾根に到着すると、ようやく「北戸蔦別岳」とそれに連なる稜線が姿を現す。
朝食を摂り5時「命の泉」。
△1829からはカールを取り巻く稜線を辿る。
足元にはチョット盛りを過ぎた花々が・・・チングルマ、エゾコザクラ、エゾシオガマ、ホソバツガザクラ、エゾツツジ、キバナシャクナゲ、イワギキョウ、ウコンウツギ・・・etc
6:55 山頂到着。稜線上は雲が付いたり流れたり・・・
もう少し準備ができていたら山座同定もできたのだが、ソソクサト下山する。
準備で言えば、ビバーク(テント)準備を整えて入山するべきだったかな^^;
せめて「北戸蔦別岳」経由で縦走できる時間、装備で来るべきでした。
下山のスピードには自信あり。
先行する方々を一気に抜き去り、最速で山荘到着。
しかし帰りのバスにはどうにも半端な時間、のんびり昼食を済ませてもなお時間を持て余す。
この辺りのバス運行時刻は見直しが必要を思います。
何はともあれ、無事難関の「幌尻岳」をクリア。
確かに“この不自由さも含め幌尻の魅力”とも思えるのが不思議です。
yamakakeさん、こんばんは〜。
第二便のシャトルバスで20人いましたか。
登られる方が増えてきているんですね。
montamanさんと同じ日に宿泊されたようですね。
お天気もまずまずだったようで、何よりです。
事前の書き込みを読んで、どこかにいらっしゃるのかと思っていましたが、やはりほぼ同じ行程だったのですね。
私は第1便バスで土曜日登頂しましたが、写真を拝見すると翌日に登った方が展望がよかったみたいですね。
お二人のレポートがすごく参考になり、後押ししてくれました。
北海道は10年ほど前の利尻、5〜6年前の大雪&トムラウシ以来でして、直前まで準備不足な気がして不安でした。
青森県も秘境な感じですが、あらためて“北海道こそ元気なうちに”を強く感じました。
アルプスなどは、ザックに“諭吉”さえ背負っていたらいつでも歩けるのですから
montaman様・・・
後に追加の画像をアップしますが、スパイク付き地下足袋にスパッツ巻きが僕です。
これに美女?3人、多分目立ついでたちだったと思います。
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