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Yamareco

記録ID: 125467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳

2011年07月30日(土) 〜 2011年07月31日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
42.6km
登り
3,970m
下り
3,960m

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
8:00
0
スタート地点
8:00
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
29日 「とよぬか山荘」へ
2011年07月29日 14:35撮影 by  PX , RICOH
7/29 14:35
29日 「とよぬか山荘」へ
「とよぬか山荘」は廃校になった校舎と教員宿舎を利用した簡易宿泊施設
2011年07月30日 06:19撮影 by  PX , RICOH
7/30 6:19
「とよぬか山荘」は廃校になった校舎と教員宿舎を利用した簡易宿泊施設
30日 7時発(第2便)に乗り込む
2011年07月30日 06:47撮影 by  PX , RICOH
7/30 6:47
30日 7時発(第2便)に乗り込む
同乗者は20名ほど
2011年07月30日 07:01撮影 by  PX , RICOH
7/30 7:01
同乗者は20名ほど
約1時間ほどで登山口へ
2011年07月30日 08:02撮影 by  PX , RICOH
7/30 8:02
約1時間ほどで登山口へ
「豊糠林道」を行く
2011年07月30日 08:39撮影 by  PX , RICOH
7/30 8:39
「豊糠林道」を行く
2時間弱で北海道電力取水施設
2011年07月30日 09:55撮影 by  PX , RICOH
7/30 9:55
2時間弱で北海道電力取水施設
林道はここまで、沢歩きとなる
2011年07月30日 09:56撮影 by  PX , RICOH
7/30 9:56
林道はここまで、沢歩きとなる
オサトのファイティングスピリッツにタジタジのyamakake
2011年07月30日 10:23撮影 by  FE370,X880,C575 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/30 10:23
オサトのファイティングスピリッツにタジタジのyamakake
基本は巻き道だが、こうしたクサリもあり
2011年07月30日 10:21撮影 by  PX , RICOH
7/30 10:21
基本は巻き道だが、こうしたクサリもあり
この日は膝丈の水嵩で涼感を楽しみながら渡渉
2011年07月30日 10:56撮影 by  PX , RICOH
1
7/30 10:56
この日は膝丈の水嵩で涼感を楽しみながら渡渉
4時間弱で「幌尻山荘」着
2011年07月30日 16:58撮影 by  PX , RICOH
7/30 16:58
4時間弱で「幌尻山荘」着
この日の山頂アタックは諦め、濡れ物を乾かし憩う方々・・・小屋への荷物持込み、就寝前の山荘利用は制限されている。
2011年07月30日 17:24撮影 by  PX , RICOH
7/30 17:24
この日の山頂アタックは諦め、濡れ物を乾かし憩う方々・・・小屋への荷物持込み、就寝前の山荘利用は制限されている。
時折ミストシャワー。写真だけでも↑↑↑
2011年08月07日 11:32撮影 by  SH-03C, SHARP
8/7 11:32
時折ミストシャワー。写真だけでも↑↑↑
31日 4:11
3時ヘッドランプを頼りに行動開始、稜線に上り詰めようやく目にしたのは「北蔦別岳」。
2011年07月31日 04:11撮影 by  PX , RICOH
7/31 4:11
31日 4:11
3時ヘッドランプを頼りに行動開始、稜線に上り詰めようやく目にしたのは「北蔦別岳」。
5:03 「命の泉」
直前に朝食休憩したが、ここで休むべきだったと悔やむ。
2011年07月31日 05:03撮影 by  PX , RICOH
7/31 5:03
5:03 「命の泉」
直前に朝食休憩したが、ここで休むべきだったと悔やむ。
ここから先は快適な尾根歩き
2011年08月02日 19:53撮影 by  PX , RICOH
8/2 19:53
ここから先は快適な尾根歩き
お花畑も満開でペースダウン
2011年08月02日 19:53撮影 by  PX , RICOH
8/2 19:53
お花畑も満開でペースダウン
エゾシオガマ
2011年07月31日 06:16撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:16
エゾシオガマ
エゾコザクラとアオノツガザクラ
2011年07月31日 07:42撮影 by  PX , RICOH
7/31 7:42
エゾコザクラとアオノツガザクラ
キバナシャクナゲ
2011年07月31日 06:09撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:09
キバナシャクナゲ
イワツメクサ?
2011年07月31日 06:53撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:53
イワツメクサ?
イワギキョウ
2011年07月31日 06:40撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:40
イワギキョウ
ここではチングルマの果穂でしたが、所によっては初々しい咲き始めもあった。
2011年07月31日 06:38撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:38
ここではチングルマの果穂でしたが、所によっては初々しい咲き始めもあった。
h2000
2011年07月31日 06:27撮影 by  PX , RICOH
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7/31 6:27
h2000
見下ろすカール
2011年07月31日 07:24撮影 by  PX , RICOH
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見下ろすカール
「奥新冠ダム」かな?
2011年07月31日 06:35撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:35
「奥新冠ダム」かな?
6:50 「新冠コース」分岐
2011年07月31日 06:48撮影 by  PX , RICOH
7/31 6:48
6:50 「新冠コース」分岐
6:55 日高の盟主「幌尻岳」山頂
2011年08月02日 19:54撮影 by  PX , RICOH
8/2 19:54
6:55 日高の盟主「幌尻岳」山頂
2011年07月31日 06:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
7/31 6:57
戸蔦別岳とカール
2011年07月31日 06:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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7/31 6:28
戸蔦別岳とカール
下山時、△1627mと「北蔦別岳」
2011年08月02日 19:56撮影 by  PX , RICOH
8/2 19:56
下山時、△1627mと「北蔦別岳」
△1463からは一気の下山
2011年08月02日 19:56撮影 by  PX , RICOH
8/2 19:56
△1463からは一気の下山

感想

’11年の夏山遠征で訪れた「幌尻岳」はまさに秘境。
加えて懐深い北海道の山並みを実感した。

前日はシャトルバスの起点である「とよぬか山荘」へ宿泊。
廃校になった校舎と職員住宅を利用した簡易宿泊施設で、夕食+山行用のおにぎり4個付きで5000円とリーズナブル。
※夕食のジンギスカンは各人好き好きだが・・・?

30日は3時初の第1便は満員だということで、第2便(7時)で登山口ゲートへ。
この林道も、がけ崩れや路肩の崩落があり見下ろす川面ははるか下。
とてもじゃないが愛車を乗り入れる気にならず、超スリリング。

小1時間で到着したゲートには簡易トイレとバス待合室があり、最悪バスに乗り遅れた場合は快適にビバークできそうで一安心。
ここから豊糠林道→豊糠川を遡ること4時間でようやく「幌尻山荘」に到着する。
この間・・・特に取水施設から先の豊糠川は、基本は巻き&ヘツリだが、膝丈の渡渉も10数回。
飛び石伝いに歩き足を滑らせて転倒するより、濡れることを厭わずジャブジャブ歩いたほうが安全。
山荘に到着のは12時。この時点で山頂アタックは諦めまったり。
初日に山頂を踏むには3時発の第1便に乗車しなければ無理なようだ。

小屋は『就寝時のみ使用してください』とのことで、木製ベンチや小屋前に敷かれたブルーシートで各々くつろいでいる。
着替えを済ませ早めの夕食を摂り小屋内へ。
この日の宿泊者は45人とのことですしずめ状態。定員50人となっているが、万一に備え45人に留めているのだとか・・・
19時半頃には消灯となり、半畳ほどのスペースに毛布を敷きシュラフカバーで仮眠。
早発ち組は1時頃からざわつき始め、3時発の予定だったにも関わらずゆっくり寝てもいられない^^;

3時スタートしたが、尾根に上り詰めるまでは樹林帯で風も無く蒸し暑い。
ヘッドライトでも道は明瞭だが、途中“ボキッ!ガサガサガサ・・・”に一瞬怯み鈴を振りながら行く。
1時間あまりで尾根に到着すると、ようやく「北戸蔦別岳」とそれに連なる稜線が姿を現す。
朝食を摂り5時「命の泉」。
△1829からはカールを取り巻く稜線を辿る。
足元にはチョット盛りを過ぎた花々が・・・チングルマ、エゾコザクラ、エゾシオガマ、ホソバツガザクラ、エゾツツジ、キバナシャクナゲ、イワギキョウ、ウコンウツギ・・・etc

6:55 山頂到着。稜線上は雲が付いたり流れたり・・・
もう少し準備ができていたら山座同定もできたのだが、ソソクサト下山する。
準備で言えば、ビバーク(テント)準備を整えて入山するべきだったかな^^;
せめて「北戸蔦別岳」経由で縦走できる時間、装備で来るべきでした。

下山のスピードには自信あり。
先行する方々を一気に抜き去り、最速で山荘到着。
しかし帰りのバスにはどうにも半端な時間、のんびり昼食を済ませてもなお時間を持て余す。
この辺りのバス運行時刻は見直しが必要を思います。

何はともあれ、無事難関の「幌尻岳」をクリア。
確かに“この不自由さも含め幌尻の魅力”とも思えるのが不思議です。

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コメント

幌尻岳
yamakakeさん、こんばんは〜。shineshine

第二便のシャトルバスで20人いましたか。
登られる方が増えてきているんですね。run

montamanさんと同じ日に宿泊されたようですね。

お天気もまずまずだったようで、何よりです。
2011/8/4 20:27
きっとお会いしてましたね
事前の書き込みを読んで、どこかにいらっしゃるのかと思っていましたが、やはりほぼ同じ行程だったのですね。
私は第1便バスで土曜日登頂しましたが、写真を拝見すると翌日に登った方が展望がよかったみたいですね。
2011/8/4 21:03
noria様、 montaman様へ
お二人のレポートがすごく参考になり、後押ししてくれました。
北海道は10年ほど前の利尻、5〜6年前の大雪&トムラウシ以来でして、直前まで準備不足な気がして不安でした。

青森県も秘境な感じですが、あらためて“北海道こそ元気なうちに”を強く感じました。
アルプスなどは、ザックに“諭吉”さえ背負っていたらいつでも歩けるのですから

montaman様・・・
後に追加の画像をアップしますが、スパイク付き地下足袋にスパッツ巻きが僕です。
これに美女?3人、多分目立ついでたちだったと思います。
2011/8/5 19:28
プロフィール画像
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体力レベル
4/5

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