前人未湯(4) 赤湯から苗場山 〜沈黙の秘湯〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,004m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
24日:5:35赤湯-8:08深穴岩-9:14苗場山9:37-11:35赤倉山-1:45赤湯-15:13赤湯登山口
天候 | くもりっ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は15台くらいは停められそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤湯登山口-赤湯:最初は林道歩き、鉄橋わたると登山道になります。沢の高巻き道ですので、万が一にも落ちたら大変ですが、道は比較的整備されていて安全と思います。 赤湯-苗場山(昌次新道):道はよく整備されています。細く、足を滑らせたら崖下に転落する箇所もあります。 上部は湿原になっていますので、木道から外れないように。 苗場山-赤倉山:踏み後はありますが、一部藪に覆われています。また、途中湿原を踏み荒らすルート(木道なし)になっていますので、オススメできません。。。私は木道が整備されない限り二度といかないと思います(湿原は踏み荒らしに弱いので)。 赤倉山-赤湯:踏み後はありますが、ほぼ藪に覆われています。急斜面もあり、結構疲れます。ここを登るのは避けたいです。 |
写真
感想
前人未湯、第四回目は、苗場山のふもとにある赤湯を目指します。
今回は新しい長靴のテスト(とアサイラムビビーのテスト)も兼ねています。
午前中に用事を済ませ、赤湯登山口に着いたのは14時近くになってしまいました。
いそいそと準備をし、登山口の写真を撮影して出発と思ったら、カメラの電源が入りません。
電池を入れ忘れてしまいました・・・。
テンションがたオチですが、携帯で撮影し、先を急ぎます。
最初は林道を歩き、鉄橋を渡ると登山道になります。
沢を高巻く道ですがよく整備されており、安全と思います。
途中、すれ違うのが困難な細い場所で団体さんと交差し、一休みをしました。
ドコモの携帯電話が入るという見返りの松を過ぎ(auダメでした)、最後に急斜面を下ると赤湯です。
小屋で入湯料500円を支払い、入湯ですがその前に持参したスイカとビールを沢で冷やしておきましょう♪
湯船は沢沿いにあり、鉄橋から丸見えです。
私を含めて4人ほど入湯していましたが、鉄橋を通行中のヤマガールの視線が・・・(笑)
風呂あがりの楽しみはビール、そしてスイカです♪♪♪
山で食べるスイカは激ウマですっ。
合戦小屋のスイカが人気なわけが分かります。
その後第2湯を楽しみ、本日のお宿アサイラムビビーで就寝です。
暑かったので、入り口を開け、メッシュのみ閉じていたのですが、
夜中にふと目を覚ますと満点の星空が見えて感動しました。
寝たまま星空を見れる、これはテントにはないビビーの良い点ですね。
せっかくですので星を身ながら本日3度目の入湯をしました♪
入り口を開けて寝ては結露のテストになりませんので、その後入り口を閉めて就寝しましたが、朝起きてもうっすらと湿っている程度で、ポタポタ水滴が落ちてくるようなことはなく、快適に過ごせました。
朝風呂に入ってから苗場山に向けて出発です。
河原を少し上流に歩き鉄橋を渡り登山道に入ります。
右側が崖ですが、道はよく整備をされていて、快適に歩けると思います。
急な岩場(鎖あり)を登ると気持ちいい湿原がお出迎えをしてくれます。
キンコウカ、チングルマ、ワタスゲ、そして待ってましたのタテヤマリンドウ♪
残念なことにタテヤマリンドウを撮影しようとしたところで携帯電話の電池が切れてしまいました(ToT)/~~~
写真に残らなくても、心には残る湿原でした (← ちょっとベタ?)
苗場山山頂は展望もなく、標識が申し訳なさそうに立っています。
小屋で一休みをし、今度は赤倉山を目指します。
このルート、登山者は少なく途中から湿原を踏み荒らすルートになっています。
(木道が設置されていない)
湿原は踏み荒らしに弱いので、オススメはできません。
私は木道が設置されない限り二度と歩くことはないと思います。
赤倉山の手前から赤湯に下る分岐があります。
踏み後はあるのですが、ササ藪に覆われ急斜面が続きます。
ところどころルートが不明瞭といえなくもないので、慎重に下りましょう。
沢の音が聞こえてくると赤湯はすぐそこです。
赤湯からは来た道を引き返し、赤湯登山口まで一足労です。
カメラの電池を忘れましたが、温泉を満喫し、ガスの湿原に癒された良い山行でした☆
※セクシーショットはあまりにセクシーだったため(笑)非公開です。
※前人未湯シリーズは作者取材のためしばらくお休みです。
※次回は稜線歩きを楽しみたいと思いマス。
コメント
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nagagutuさん、こんばんは。
赤湯&苗場山の湯巡り、懐かしく拝見させて頂きました。bikihanakoも以前、苗場山⇒赤湯を2泊3日で歩きました。確か、nagagutuさんと同じように入浴していたら、登山道から
以前、何個か所持していたテントは全て手放してしまいましたが、次回購入するとしたらこのようなビビータイプが良いかなと思っていました。やっぱりコンパクトなのが良いですね
bikihanako
nagagutuさん、こんばんは
二つのテスト山行お疲れ様です^^
まだテントの事には疎いのですが、なかなかコンパクトなテント?ですね!!
軽量そうで夏なら十分使えそうですね。
今回はサービスカット無しですか?
山ガールには見せたのに???
セガールチョップお見事です
ちなみにこのスイカは担いだんですか?
前人未湯シリーズ・復活の日を楽しみにしてますね
さて次はどこの稜線へ?
aotty
登山道から丸見えだと恥ずかしいですよね・・・
山の中の秘湯はほとんどが丸見えな気がします
ビビーの利点は軽さとコンパクトさ、そしてbikihanakoさんのおっしゃるとおり、お山(自然)との一体感ですね。
ビビーの中から夜中に満天の星空が見えたときは感動してしまいました
ただテントと違って狭く、慣れが必要だなとも思いました(今まで4人用テントでしたから
実はテントではなく、シェルターなんです。
全部で700g程度ですから、普段日帰りで持参しているツェルトと比べて少し重い程度です。
サービスカット、前回のaottyさんのコメに危険を感じ・・・(笑)。
というのは冗談で思ったよりセクシーになってしまったので、非公開にしてあります
荷物をせっかく軽くしたのにスイカやビールなど余計なものを持参したので、軽くならなかったですねぇ
次の稜線は飯豊か北アか悩んでいます
nagagutuさん こんにちはです
今回の未湯もグッド!グッド!
夏の山の混雑を避け
わりと空いていそうな?小松原湿原から苗場・野反湖などなど
この周辺の地図を色々みながらルートを検討中です
いつか2泊か3泊でのんびりと行ってみたいです
その時はここで山ガールに見られながら湯に浸かりたいなぁ
暫く未湯シリーズは順延ですか・・・
では私が、スピンオフ版!前人未湯(制作・出演・監督 Coming Soon)
に取り掛かりたいと思います
しかしシェルター・・・
ぱっと見は
魚を取る仕掛けかと思いましたよ
nagagutuさん
山頂とセクシーショットの写真が無いと思ったら・・・
>写真に残らなくても、心には残る湿原でした
ですね
>セクシーだったため(笑)非公開です
なるほど・・・
スイカの切れ味、お見事です
下山後に食べると最高でしょうね
ながぐつさん こんばんは
素晴らしいビビーデビューを飾られたようですね
こんな秘湯でビールとスイカでくつろげるなんて羨ましい!
でも4人用テントからいきなりのビビーじゃかなり勝手が違ったんじゃないですか?
これからもどんどんレポートしてくださいね。
セクシーショット
ULで荷物を小さく軽くするのは、愛(
小松原湿原から苗場山の湿原へのルートは、標高差があるので、違うお花が楽しめてよさそうですね
苗場山から野沢湖までルートが繋がっていないのですけど・・・
尾根づたいに藪こぎをして行かれますか
山ガール発言は湿原・・・いや失言ですよ〜
erikkoさんに怒られますよ
前人未湯、スピンオフ版楽しみにしてます。
ネタはいくつかありますので、ご希望でしたら、提供します。
ただし、ガスマスク必携の場所もあり、私には行けませんが(笑)
シェルター、to4さんもいかがですか?
カメラは残念でしたが、よく考えたらヤマレコをはじめる前は私ほとんど写真をとらなかったんですよね〜。
そういう意味ではゆっくりと山を楽しむことができたと思います
ガスの湿原は美しかったです。
ただ、1日目スイカでお腹がふくれてしまい、他に何も食べなかったので、今回はシャリバテ気味でした
デザートは食事の後がいいですね
「素敵なお宿」とお褒めいただき、うれしいです。
隣のプロモンテ2人用を見て、心の中で「プロモンテ4人用を持っている私の勝ちだな」と思っていたのは内緒です
ビビーは狭くて、いろいろ勝手が違いました。
まず整理整頓をしないといけません(今までは広かったのでそこらじゅうに荷物を散らかしていた)。
そして、寝ぼけて起きようとするとビビーに絡まり、もがくことが何度かありました(笑)
徐々に慣れていきたいと思います
>愛
良いですねえこういう山行。
温泉に3回も入って大満足ですね。
私もツェルト泊をその内やりますが、ビビーサックも視野に入っています。
「死体袋」と揶揄されるビビーですが、TNFの様なテントタイプも良い感じですね。
温泉は4回も入ってしまいました。
普段、旅館に泊まるときと行動が変わらなかったです。
夜中の風呂と朝風呂は旅館では必ずやりますので
死体袋ですか〜。
万が一、ビビーの中で死んだら、ビビーごと引っ張って降ろされそうですね
MATSUさんはツェルトですか。
最近、ツェルトやシャングリラなど斬新なスタイルのレコが出てきているので、これからはやるかもしれませんね。
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