山行記録: 強風の北岳（広河原から山頂往復）～登りで救助場面に遭遇～

記録ID: 1207455

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無雪期ピークハント／縦走

甲斐駒・北岳

強風の北岳（広河原から山頂往復）～登りで救助場面に遭遇～

2017年07月22日(土) ～ 2017年07月23日(日)

山梨県

mimizuku1458

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 29:14
距離: 10.8km
登り: 1,770m
下り: 1,934m

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歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 5:20
休憩: 4:06
合計: 9:26

距離 5.0km 登り 1,534m 下り 194m

6:34

97分

スタート地点

8:11

8:38

105分

白根御池小屋

10:23

10:24

19分

草すべり分岐

10:43

10:54

32分

小太郎尾根分岐

11:26

13:38

21分

北岳肩ノ小屋

13:59

18分

両俣分岐

14:17

15:29

19分

北岳

15:48

15:51

9分

両俣分岐

16:00

北岳肩ノ小屋

2日目

山行: 5:53
休憩: 1:33
合計: 7:26

距離 5.9km 登り 236m 下り 1,728m

4:22

46分

北岳肩ノ小屋

5:08

18分

両俣分岐

5:26

6:36

18分

北岳

6:54

9分

両俣分岐

7:03

7:07

43分

北岳肩ノ小屋

7:50

11分

小太郎尾根分岐

8:01

8:02

43分

草すべり分岐

8:45

8:56

145分

白根御池小屋

11:21

15分

白根御池分岐

11:36

11:42

2分

広河原山荘

11:44

3分

広河原・吊り橋分岐

11:47

11:48

0分

広河原インフォメーションセンター

11:48

ゴール地点

天候	22日⇒曇り後、雨　　23日⇒早朝のみ晴れ、日中は曇りときどき雨
過去天気図（気象庁）	2017年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：バス自家用車芦安駐車場から乗り合いタクシー（片道\1200）で広河原へアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	危険箇所は特にないものの、登りの草すべり付近でケガをされた方がおり、ヘリで搬送されるということもあったので、急な箇所は注意して登り降りする必要あり。登山道自体は急登な箇所が多いものの、よく整備されております。
その他周辺情報	登山後は市営芦安第二駐車場前の白峰会館で日帰り入浴。（￥700）温泉としてのクオリティーはイマイチでしたが汗が流せればとりあえずOKです。

写真

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芦安からのタクシーもバスも長蛇の列。
芦安駐車場を4:50に出発する乗り合いタクシーで広河原へ。
広河原から吊り橋を渡って6時頃いよいよ出発。

2017年07月22日 06:12撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 6:12

芦安からのタクシーもバスも長蛇の列。
芦安駐車場を4:50に出発する乗り合いタクシーで広河原へ。
広河原から吊り橋を渡って6時頃いよいよ出発。

2時間弱で白根御池小屋に到着。ここの水がおいしい！
しっかり3リットル補給して一気に荷物が重くなります...。

2017年07月22日 08:09撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 8:09

2時間弱で白根御池小屋に到着。ここの水がおいしい！
しっかり3リットル補給して一気に荷物が重くなります...。

御池小屋を出発しようとしたら、草すべりで要救助者が発生し、これからヘリが入るとのことで足止め。
20分くらいして山梨県警のヘリ「はやて」が到着。
要救助者は草すべりの登りで足を捻挫し、歩行不可の状況らしく、捻挫でも歩行不可になったらヘリを呼ばないといけないという状況は他人事ではないと思い、改めて身が引き締まる。

2017年07月22日 08:46撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 8:46

御池から見た救助の様子。
あっという間に要救助者はヘリに上げられ、改めて山岳救助のプロフェッショナルたちの手際に感動。
こういう方たちがいるからこそ、登山を楽しむことができていると感謝。

2017年07月22日 08:49撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 8:49

草すべりを鳳凰山をバックに登る。
ここはなかなかの急登。

2017年07月22日 09:02撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 9:02

草すべりを鳳凰山をバックに登る。
ここはなかなかの急登。

朝は晴れていたものの、森林限界を超える頃にはガスに巻かれた。キンポウゲなど黄色い花がとてもきれい。

2017年07月22日 10:17撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 10:17

朝は晴れていたものの、森林限界を超える頃にはガスに巻かれた。キンポウゲなど黄色い花がとてもきれい。

ガスで今日は展望は期待できないかと思いきや、仙丈ケ岳方面は展望よし！
この景色で一気に元気になる。

2017年07月22日 10:43撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 10:43

ガスで今日は展望は期待できないかと思いきや、仙丈ケ岳方面は展望よし！
この景色で一気に元気になる。

アルプスではどこにでも咲いているタカツメグサ。
どこにでも咲いているが故にこれを見ると山へ来たことを実感する。

2017年07月22日 10:44撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 10:44

アルプスではどこにでも咲いているタカツメグサ。
どこにでも咲いているが故にこれを見ると山へ来たことを実感する。

ハクサンイチゲと仙丈ケ岳。
1～2週間前は仙丈ケ岳の雪渓も大きく見えたそうですが、ここ数日で溶けて小さくなったようです。

2017年07月22日 11:16撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 11:16

ハクサンイチゲと仙丈ケ岳。
1～2週間前は仙丈ケ岳の雪渓も大きく見えたそうですが、ここ数日で溶けて小さくなったようです。

御池小屋からゆっくりゆっくり2時間半ほどかけて、肩の小屋に到着。
受付を済まし、今日はここでテン泊（一人￥700）

2017年07月22日 11:23撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 11:23

御池小屋からゆっくりゆっくり2時間半ほどかけて、肩の小屋に到着。
受付を済まし、今日はここでテン泊（一人￥700）

チョウノスケソウが満開！

2017年07月22日 13:57撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 13:57

チョウノスケソウが満開！

見えた！北岳山頂！

2017年07月22日 14:09撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 14:09

見えた！北岳山頂！

到着！しかし展望は無く、明日の朝リベンジすることに決定。

2017年07月22日 15:19撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/22 15:19

到着！しかし展望は無く、明日の朝リベンジすることに決定。

夜は暴風と雨でテントが唸っていたけど、翌朝にはガスが取れ富士山とおはようございます。
しかし風は依然強くて寒い。

2017年07月23日 04:49撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 4:49

夜は暴風と雨でテントが唸っていたけど、翌朝にはガスが取れ富士山とおはようございます。
しかし風は依然強くて寒い。

朝から富士山見れて気持ちのいい目覚め。

2017年07月23日 04:52撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 4:52

朝から富士山見れて気持ちのいい目覚め。

昨日のリベンジを果たすべく、北岳を目指します。
肩の小屋の向こうには白い山頂が目立つ甲斐駒。

2017年07月23日 05:06撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 5:06

昨日のリベンジを果たすべく、北岳を目指します。
肩の小屋の向こうには白い山頂が目立つ甲斐駒。

20分弱で北岳山頂到着！昨日は見れなかった間ノ岳に感動！
本当は間ノ岳まで行きたかったけど、この日も西の長野側から湿った空気が流れ込む予報になっているため、今後の宿題とすることに。

2017年07月23日 05:17撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 5:17

「富士は日本一のやま～♪」
という作曲者の意見に、
私も一票、投じます。

2017年07月23日 05:42撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 5:42

「富士は日本一のやま～♪」
という作曲者の意見に、
私も一票、投じます。

最高の景色！
ただ天候は下り坂なので足早に下山開始！

2017年07月23日 05:42撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 5:42

最高の景色！
ただ天候は下り坂なので足早に下山開始！

ハクサンイチゲと甲斐駒。
この後、稜線は暴風と霧雨に襲われ、テント撤収も一苦労。
稜線を離れ、山梨県側に降りたら天候は収まりました。

2017年07月23日 06:59撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 6:59

ハクサンイチゲと甲斐駒。
この後、稜線は暴風と霧雨に襲われ、テント撤収も一苦労。
稜線を離れ、山梨県側に降りたら天候は収まりました。

白根御池小屋まで下り一安心。
ここからは山の余韻を楽しむべく超スローペースで下りました。

2017年07月23日 08:56撮影 by NIKON D750, NIKON CORPORATION

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7/23 8:56

白根御池小屋まで下り一安心。
ここからは山の余韻を楽しむべく超スローペースで下りました。

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

装備

個人装備	Tシャツタイツズボン靴下防寒着雨具靴ザックザックカバー昼ご飯行動食非常食飲料ハイドレーションガスカートリッジコンロコッヘルライター地図（地形図）ヘッドランプ GPS 筆記用具ファーストエイドキットロールペーパー保険証携帯ストックカメラテントテントマットシェラフ

感想

mimizuku1458

札幌転勤となり、しばらく北海道の山しか登っていなかったが、今年再び関東に戻ってきて久しぶりの3000m峰！
本州の山は登山道の整備がしっかりされており、登山者も多く、改めて安心して登ることができるなと北海道との違いを実感。
前日から高層天気図までしっかり読み込んでいたので分かってはいたものの、天候があまりよくなかった。間ノ岳まで本当は行きたかったのですが、行けなかったのが心残り。
いずれ、北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳と白峰三山を縦走したいと思います。

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