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Yamareco

記録ID: 1147288
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
関東

吾妻山〜鳴神山周回 清楚なヒメイワカガミ 帰りはぶらっと県道で

2017年05月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
24.6km
登り
1,504m
下り
1,512m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
1:31
合計
9:46
距離 24.6km 登り 1,516m 下り 1,517m
6:31
41
7:12
10
7:22
7:23
43
8:06
13
8:19
24
8:43
12
8:55
8:56
25
9:21
71
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4
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10:59
20
11:19
11:33
16
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11:53
4
11:57
12:41
56
13:37
13:40
40
14:20
16
14:36
14:37
15
14:52
85
16:17
ゴール地点
復路は単調なコースを嫌い大滝登山口から県道へ。吾妻公園まで道端の花や景色を見ながら12kmの散策。ヒメイワカガミ、カッコウソウ鑑賞のため山頂〜椚田峠二往復しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
吾妻公園駐車場。
コース状況/
危険箇所等
オオスズメバチが活動している。むやみに刺激しない事。

吾妻山〜鳴神山は樹林帯内を歩く単調なアップダウン縦走。景観がなく花も咲いていない、景色が見えるのは岡平や大形山の一部だけ。吾妻山山頂から鳴神山山頂まで誰一人会わなかった。静かな登山道を一人、心折らさずひたすら歩く。私はピストンを嫌い、復路は県道で花を見ながら吾妻公園まで歩いて帰った。12kmの散歩。

詳細は桐生市作成の登山道地図を参照。
http://www.city.kiryu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/124/hikinga3_4p.pdf
その他周辺情報 桐生が岡公園入園無料。動物園も当然無料。
早朝の吾妻公園。今日も猛暑日予想の下界から離脱し、天空の尾根へ。
2017年05月22日 06:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 6:31
早朝の吾妻公園。今日も猛暑日予想の下界から離脱し、天空の尾根へ。
第一男坂。見上げる急斜面。巻き道は女坂。
2017年05月22日 06:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 6:50
第一男坂。見上げる急斜面。巻き道は女坂。
オオスズメバチ数匹がが樹液を吸いに飛来。むやみに刺激しない事。
2017年05月22日 07:03撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 7:03
オオスズメバチ数匹がが樹液を吸いに飛来。むやみに刺激しない事。
第二男坂。早朝独特の空気が清々しい。
2017年05月22日 07:08撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 7:08
第二男坂。早朝独特の空気が清々しい。
吾妻山山頂。標高481m。
2017年05月22日 07:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 7:14
吾妻山山頂。標高481m。
南側の景観が素晴らしい。桐生市、足利市。この先鳴神山まで人と会うことはなかった。
2017年05月22日 07:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 7:15
南側の景観が素晴らしい。桐生市、足利市。この先鳴神山まで人と会うことはなかった。
花もあまり咲いておらず、景観のない樹林帯をひたすらアップダウン。鳥とシカの鳴き声しか聞こえない、ひとり静かな登山道。
2017年05月22日 07:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 7:21
花もあまり咲いておらず、景観のない樹林帯をひたすらアップダウン。鳥とシカの鳴き声しか聞こえない、ひとり静かな登山道。
岡平で植林のため開けている。景観はここと大形山山頂だけ。スタートから鳴神山さえ見えない。
2017年05月22日 08:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 8:24
岡平で植林のため開けている。景観はここと大形山山頂だけ。スタートから鳴神山さえ見えない。
ギンリョウソウ。腐生植物。花言葉は「そっと見守る」
2017年05月22日 08:29撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 8:29
ギンリョウソウ。腐生植物。花言葉は「そっと見守る」
金沢峠中間地点。景色花もない単調な歩きに飽きがくるが、頭と心を無にしてひたすら歩く。ふと上を見上げると・・・
2017年05月22日 08:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 8:58
金沢峠中間地点。景色花もない単調な歩きに飽きがくるが、頭と心を無にしてひたすら歩く。ふと上を見上げると・・・
新緑が美しい。樹林帯の影響で日差しは遮られたが、暑さは変わらず。水の消費が早い。
2017年05月22日 09:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 9:58
新緑が美しい。樹林帯の影響で日差しは遮られたが、暑さは変わらず。水の消費が早い。
シロバナニシキゴロモ。まだ咲いていた。フイリフモトスミレは葉だけ残って花は落ちていた。
2017年05月22日 10:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 10:15
シロバナニシキゴロモ。まだ咲いていた。フイリフモトスミレは葉だけ残って花は落ちていた。
4時間で雷神岳神社、肩の広場に到着。誰もいない。
2017年05月22日 10:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 10:36
4時間で雷神岳神社、肩の広場に到着。誰もいない。
鳴神山山頂桐生岳。標高980m。今日も無国籍ハイカースタイル。
2017年05月22日 10:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 10:50
鳴神山山頂桐生岳。標高980m。今日も無国籍ハイカースタイル。
山頂から南方面。歩いてきた稜線。三峰山、大形山、萱野山、吾妻山。
2017年05月22日 10:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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山頂から南方面。歩いてきた稜線。三峰山、大形山、萱野山、吾妻山。
北方面。男体山、日光白根山、袈裟丸山。
2017年05月22日 10:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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北方面。男体山、日光白根山、袈裟丸山。
日光白根山。
2017年05月22日 10:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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日光白根山。
赤城山。アンテナが立つ地蔵岳、荒山、鍋割山。
2017年05月22日 10:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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赤城山。アンテナが立つ地蔵岳、荒山、鍋割山。
ヒョウモンチョウ。
2017年05月22日 10:53撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 10:53
ヒョウモンチョウ。
ヤマツツジも咲く。鳴神山は双耳峰、西隣の仁田岳に向かう。
2017年05月22日 10:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 10:55
ヤマツツジも咲く。鳴神山は双耳峰、西隣の仁田岳に向かう。
鳴神山山頂仁田岳。この裏あたりからヒメイワカガミの保護区となる。
2017年05月22日 10:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 10:58
鳴神山山頂仁田岳。この裏あたりからヒメイワカガミの保護区となる。
ヒメイワカガミ。仁田岳から第一展望台を過ぎて東側。群生地はトラロープで囲ってある。日陰なので見えにくい。
2017年05月22日 11:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:07
ヒメイワカガミ。仁田岳から第一展望台を過ぎて東側。群生地はトラロープで囲ってある。日陰なので見えにくい。
美しい白く小さな花。この花を見るために10kmを4時間かけて縦走してきた。
2017年05月22日 11:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:50
美しい白く小さな花。この花を見るために10kmを4時間かけて縦走してきた。
花弁が陽光に輝く。清楚で可愛らしい大和美人のような花。
2017年05月22日 11:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:50
花弁が陽光に輝く。清楚で可愛らしい大和美人のような花。
ひっそりとそこに咲く。可憐な花。
2017年05月22日 11:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:51
ひっそりとそこに咲く。可憐な花。
カッコウソウ。もう数も少ない。̚椚田峠から西へ下ってすぐが北保護地。大滝側の南群生地は一つも咲いていなかった。
2017年05月22日 11:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:25
カッコウソウ。もう数も少ない。̚椚田峠から西へ下ってすぐが北保護地。大滝側の南群生地は一つも咲いていなかった。
少ない中でも唯一こちら側を向いて咲いていたもの。
2017年05月22日 11:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 11:27
少ない中でも唯一こちら側を向いて咲いていたもの。
雷神岳神社に戻って昼食。今日はパスタを作る。昼食も夏バージョン。
2017年05月22日 12:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 12:06
雷神岳神社に戻って昼食。今日はパスタを作る。昼食も夏バージョン。
自宅で作って持ってきた、ひき肉たっぷりのボロネーズソースを和えて完成。
2017年05月22日 12:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 12:14
自宅で作って持ってきた、ひき肉たっぷりのボロネーズソースを和えて完成。
パスタを食べソースが残ったら、持ってきたグリルチキンにかける。
2017年05月22日 12:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 12:24
パスタを食べソースが残ったら、持ってきたグリルチキンにかける。
オープンサンドにしてパクつく。
2017年05月22日 12:27撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 12:27
オープンサンドにしてパクつく。
大滝。廻りの空気が3℃は下がる。単調な登山道をピストンせず、大滝登山口から県道で帰ることにした。
2017年05月22日 13:31撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
5/22 13:31
大滝。廻りの空気が3℃は下がる。単調な登山道をピストンせず、大滝登山口から県道で帰ることにした。
樹徳高校大滝山荘前の二ノ宮金次郎。見送られる。
2017年05月22日 13:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 13:38
樹徳高校大滝山荘前の二ノ宮金次郎。見送られる。
その足元にはマムシグサ。
2017年05月22日 13:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
5/22 13:39
その足元にはマムシグサ。
大滝登山道入り口。県道を花や景色を見ながら、ぶらぶらと吾妻公園まで帰る。12km。
2017年05月22日 13:40撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 13:40
大滝登山道入り口。県道を花や景色を見ながら、ぶらぶらと吾妻公園まで帰る。12km。
注意!このカーブなのか?または写っているものか?
2017年05月22日 14:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:01
注意!このカーブなのか?または写っているものか?
シラン。紫蘭。
2017年05月22日 14:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:25
シラン。紫蘭。
マーガレット。花言葉は「心に秘めた愛」
2017年05月22日 14:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:25
マーガレット。花言葉は「心に秘めた愛」
タチアオイ。まだ小さいがすぐに大きくなる。
2017年05月22日 14:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:26
タチアオイ。まだ小さいがすぐに大きくなる。
白いシャクヤクが二輪。
2017年05月22日 14:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:26
白いシャクヤクが二輪。
ホタルブクロ。
2017年05月22日 14:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ホタルブクロ。
ヤグルマソウ。
2017年05月22日 14:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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ヤグルマソウ。
沢入桐生線から桐生田沼線に1時間歩きやっと出る。後ろの山並みは先月登った仙人ヶ岳の稜線。
2017年05月22日 14:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:38
沢入桐生線から桐生田沼線に1時間歩きやっと出る。後ろの山並みは先月登った仙人ヶ岳の稜線。
オランダカイウ。園芸店だとカラーと言われる。
2017年05月22日 14:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:39
オランダカイウ。園芸店だとカラーと言われる。
シランの群生。
2017年05月22日 14:40撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 14:40
シランの群生。
振り返る鳴神山方面。
2017年05月22日 15:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 15:00
振り返る鳴神山方面。
ちょっと道草を食っていく。桐生が岡公園。遊園地と動物園がある。入園無料。
2017年05月22日 15:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 15:58
ちょっと道草を食っていく。桐生が岡公園。遊園地と動物園がある。入園無料。
桐生が岡遊園地。子供の頃よく連れてきてもらった。
2017年05月22日 16:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 16:00
桐生が岡遊園地。子供の頃よく連れてきてもらった。
動物園。フラミンゴが美しい。
2017年05月22日 16:03撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 16:03
動物園。フラミンゴが美しい。
カメラ目線のシカ。種別を忘れてしまった。
2017年05月22日 16:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 16:05
カメラ目線のシカ。種別を忘れてしまった。
先月亡くなったゾウ。檻の空間がむなしい。
2017年05月22日 16:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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5/22 16:06
先月亡くなったゾウ。檻の空間がむなしい。
暑さにくたばる日本猿。みな日陰でごろ寝。
2017年05月22日 16:07撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
3
5/22 16:07
暑さにくたばる日本猿。みな日陰でごろ寝。
40年以上前からある練習飛行機まつかぜ号。私も乗った。ヘリは最近の展示だと思う。
2017年05月22日 16:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
5/22 16:12
40年以上前からある練習飛行機まつかぜ号。私も乗った。ヘリは最近の展示だと思う。
光明寺の参道を西へ歩くと吾妻公園。寄り道したが二時間半歩いてゴールも近い。
2017年05月22日 16:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
5/22 16:14
光明寺の参道を西へ歩くと吾妻公園。寄り道したが二時間半歩いてゴールも近い。
撮影機器:

感想

 昨日の赤城山縦走の疲れもなく、予定通り吾妻山〜鳴神山縦走でヒメイワカガミ鑑賞に行く。カッコウソウは終盤なので残っていれば幸運。
猛暑日が連日続く下界からの脱出。5月中旬で7月の気温、北関東平野部は暑すぎる。

 前橋から1時間かからずに吾妻公園に到着。
駐車場はガラガラだが、園内の道は早朝の散歩でそこそこ人がいた。
第一男坂先でオオスズメバチが樹液を吸っていた。第二男坂の急登を上がると山頂に到達。南側には桐生市足利市が広がる。

 次のポイント萱野山へ向かう。檜と杉の樹林帯は全く景観がなく単調。
ツツジも終わり、足元に花さえ咲いてない。岡平の植林地と大形山山頂が唯一の眺望がある。金沢峠の長い急坂を登るとやっと中間地点。
大した距離でもないのだが、景観の悪さで遠く長く感じてしまう。時々見上げて新緑を楽しむ。

 一人静かな登山道、鳥とシカの鳴き声しか聞こえない。吾妻山山頂から鳴神山山頂まで誰一人会わなかった。心を折らないよう頭と心を無にする。何も考えず足を右、左と単純に出していくだけ。気が付くと雷神岳神社が見え、肩の広場に着いていた。

 桐生岳山頂に着くと中高年の団体ハイカーがやかましかった。楽しそうで何より。
やや霞がかっているが、日光白根山、皇海山、赤城山が見え、歩んできた長い稜線と関東平野が見渡せた。360度の眺望が素晴らしい。双耳峰の鳴神山のもう一つの頂き、仁田岳は眺望がない。

 仁田岳、第一見晴を過ぎると北斜面にヒメイワカガミの群生がある。
ヒメイワカガミを見るために、約10kmを4時間かけて縦走してきたと言っても過言ではない。トラロープで保護され立入禁止だ。午前は日陰なので午後下の方から見ると美しい。純白の花弁と可愛らしい形が、大和美人を彷彿とさせる。まだ日が暗いので一度椚田峠へカッコウソウを見に行く。

 カッコウソウ北保護地はもう終盤。何本かしか咲いていなかった。一番下のところにこちら向きの花を見つけて撮影し、また第一展望台まで登り返す。多少日が当たるヒメイワカガミを撮影、鑑賞し、肩の広場まで下りこんで昼食。

 昼食も暖かい汁物からパスタへと夏バージョン。
自宅からひき肉たっぷりのボロネーゼソースを作って持ってきた。
パスタを茹でてソースを和えて食べた。やはりうまい。
残したソースとグリルチキンと野菜でオープンサンドにしてパクついた。

 再装備して出立しようとしたがふと考えた。無景観で単調なピストンをやめ、県道を歩いて帰ることにした。約12kmだが、道端の花や景色を見ながら帰る方がよっぽど楽しい。大滝登山口へガレた道を下りていく。カッコウソウ南保護地はもう一輪も咲いていなかった。途中大滝によってヒーリング。

 大滝登山口、樹徳高校大滝山荘の二宮金次郎に見送られて県道沢入桐生線へ。
山間部とはいえ下界はやはり暑い。東南側には先月登った仙人ヶ岳の稜線が見え、高沢川のせせらぎを聞きながら下っていく。西洋タンポポ、アザミやオオカメノキが川沿いに見られた。上流は廃屋ばかりだが、居住民家が見え始めると門前には花が多い。里山の景色を堪能。

 約1時間で県道桐生田沼線、梅田南小学校の交差点に出る。県道は里山から街へと変化していくが、左手には仙人ヶ岳の稜線が未だ見えている。金沢口登山道入口、観音橋を過ぎると道端にシランの群生。民家から会社、商店が増えてくる。
高沢川は桐生川に合流して川幅を広げ、空にはトンビが舞いカラスと領空権争いをしていた。

 桐生女子高を経て、群馬大学工学部、桐生工業高校を過ぎると西へ登り返す。
ちょっと道草を食っていく、桐生が岡公園に寄り道。未だに入園料は無料。
遊園地を眺めてノスタルジーに浸り、動物園に行って癒しをもらった。
閉演が16時半なので、そのまま南門から出ると光明寺参道、吾妻公園へ向かう。
約12km、2時間半かけてぶらぶらと散策してきた旅も終わる。
眩い夕日を浴びながら、桐生が岡公園閉園の音楽「七つの子」が寂しく聞こえた。

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