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Yamareco

記録ID: 1129693
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

GW北アルプス(唐松岳~五竜岳)

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月05日(金)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:18
距離
16.7km
登り
1,716m
下り
2,004m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:19
休憩
0:43
合計
5:02
距離 5.3km 登り 927m 下り 145m
8:09
29
8:38
8:39
12
8:51
8:52
6
8:58
8:59
11
9:10
98
10:48
10:49
62
11:51
12:23
23
12:46
12:53
18
2日目
山行
5:26
休憩
0:10
合計
5:36
距離 5.0km 登り 638m 下り 782m
6:39
96
8:15
8:17
72
9:29
2
9:31
9:33
3
9:36
9:37
90
11:07
11:12
54
12:06
3日目
山行
3:09
休憩
0:13
合計
3:22
距離 6.4km 登り 152m 下り 1,108m
5:12
39
5:51
40
6:31
40
7:11
7:12
17
7:29
7:39
41
8:20
11
8:34
ゴール地点
天候 3日とも晴れていた。特に五竜岳に登った5月4日は快晴だった。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
【行き】5月2日22:30発 竹橋〜白馬八方 5時過ぎに八方駐車場着 
【帰り】5月5日15:15発 白馬八方〜新宿 中央道大月から小仏トンネルにかけて渋滞で2時間半ほど予定時間から遅れた。 
コース状況/
危険箇所等
天気が良く雪はザラメ状だった。朝は雪が氷って固くなっているのでアイゼンがきいて歩きやすかった。稜線は雪がなくなっている場所もあった。特に大黒岳の岩場は雪がなく岩稜をアイゼンをつけたまま歩いた。
その他周辺情報 神城駅から電車で白馬駅に戻り、白馬駅前の案内所で温泉の場所をきいたら入湯料100円引きの券をもらい、みみずくの湯に入った。露天風呂から白馬岳、杓子岳、白馬鑓から五竜岳まで望むことができ山をみながらあたたまった。
【5月3日】竹橋からのバスは八方第二駐車場に着いた。ここで支度をしてゴンドラ乗り場まで歩いた。
2017年05月03日 05:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/3 5:47
【5月3日】竹橋からのバスは八方第二駐車場に着いた。ここで支度をしてゴンドラ乗り場まで歩いた。
ゴンドラまでは案内表示がある。歩いていくと桜がちょうど満開だった。
2017年05月03日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 5:58
ゴンドラまでは案内表示がある。歩いていくと桜がちょうど満開だった。
7時半始発で乗車券は7時過ぎに発売。スキーヤーは宿で一日券を買っているので乗車口に並んでいる。ゴンドラは登山者よりスキーヤーが多かった。
2017年05月03日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 7:23
7時半始発で乗車券は7時過ぎに発売。スキーヤーは宿で一日券を買っているので乗車口に並んでいる。ゴンドラは登山者よりスキーヤーが多かった。
ゴンドラの山頂駅からは雪山になった。リフトを2本乗り継いで八方池山荘まであがる。
2017年05月03日 07:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 7:46
ゴンドラの山頂駅からは雪山になった。リフトを2本乗り継いで八方池山荘まであがる。
歩き始めると左手に鹿島槍ヶ岳見える。
2017年05月03日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/3 8:12
歩き始めると左手に鹿島槍ヶ岳見える。
多くの登山者の後をついて登る。
2017年05月03日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:27
多くの登山者の後をついて登る。
右手には白馬三山が望める。
2017年05月03日 08:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/3 8:34
右手には白馬三山が望める。
明日登る予定の五竜岳が見える。
2017年05月03日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:35
明日登る予定の五竜岳が見える。
第2ケルンまで来た。
2017年05月03日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:38
第2ケルンまで来た。
左から鹿島槍、五竜、唐松、不帰の岩峰が見える。
2017年05月03日 08:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:45
左から鹿島槍、五竜、唐松、不帰の岩峰が見える。
避難小屋かと思ったらトイレだった。夏は八方池までハイカーが多くいるのであるのだろう。
2017年05月03日 08:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:50
避難小屋かと思ったらトイレだった。夏は八方池までハイカーが多くいるのであるのだろう。
八方ケルン。逗子開成高校の遭難でできたケルンだと思う。
2017年05月03日 08:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 8:57
八方ケルン。逗子開成高校の遭難でできたケルンだと思う。
第三ケルンが見えてきた。八方池は雪の下だった。
2017年05月03日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 9:10
第三ケルンが見えてきた。八方池は雪の下だった。
八方尾根を進む登山者の列の後ろを登る。
2017年05月03日 10:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 10:05
八方尾根を進む登山者の列の後ろを登る。
丸山ケルンのある丸山についた。
2017年05月03日 10:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 10:48
丸山ケルンのある丸山についた。
八方尾根の向こうに唐松岳と不帰の鹼が見える。
2017年05月03日 11:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:00
八方尾根の向こうに唐松岳と不帰の鹼が見える。
唐松岳。
2017年05月03日 11:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/3 11:49
唐松岳。
唐松岳山荘についた。小屋前で休憩する。
2017年05月03日 11:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 11:50
唐松岳山荘についた。小屋前で休憩する。
ザックをデポしてサブザックで唐松岳に向かう。
2017年05月03日 12:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/3 12:26
ザックをデポしてサブザックで唐松岳に向かう。
山頂には多くの人がいた。
2017年05月03日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:46
山頂には多くの人がいた。
山頂の記念写真。
2017年05月03日 12:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 12:48
山頂の記念写真。
唐松岳山頂から剱岳方面を見る。
2017年05月03日 12:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 12:50
唐松岳山頂から剱岳方面を見る。
剱岳。
2017年05月03日 12:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:48
剱岳。
五竜岳。山腹にトレースがずっと見えている。
2017年05月03日 12:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 12:53
五竜岳。山腹にトレースがずっと見えている。
唐松岳から降りてきた。時間が早いので小屋の窓から山を見ながら酒を飲んでいた。
2017年05月03日 13:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 13:27
唐松岳から降りてきた。時間が早いので小屋の窓から山を見ながら酒を飲んでいた。
【5月4日】朝の小屋。
2017年05月04日 04:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 4:54
【5月4日】朝の小屋。
陽が昇ってきた。
2017年05月04日 04:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 4:56
陽が昇ってきた。
小屋の朝食のあと五竜岳に向け出発する。唐松岳山荘と唐松岳を振り返り見る。
2017年05月04日 06:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 6:35
小屋の朝食のあと五竜岳に向け出発する。唐松岳山荘と唐松岳を振り返り見る。
五竜岳が見える。雪がついていない大黒の岩稜を進む。
2017年05月04日 06:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 6:42
五竜岳が見える。雪がついていない大黒の岩稜を進む。
登山者が雪の段差を乗り越えていく。
2017年05月04日 07:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 7:06
登山者が雪の段差を乗り越えていく。
大黒岳の岩稜の向こうに五竜岳が見える。空は快晴で雲ひとつない。
2017年05月04日 07:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 7:28
大黒岳の岩稜の向こうに五竜岳が見える。空は快晴で雲ひとつない。
白岳の稜線は東側に雪庇がくずれそうにでている。
2017年05月04日 08:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:20
白岳の稜線は東側に雪庇がくずれそうにでている。
白岳の山腹を巻いていく。
2017年05月04日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 9:01
白岳の山腹を巻いていく。
直下に五竜山荘が見えてきた。小屋前で休憩しサブザックに必要なものを入れ出発する。
2017年05月04日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:32
直下に五竜山荘が見えてきた。小屋前で休憩しサブザックに必要なものを入れ出発する。
稜線の西側を巻くトレースが続いている。
2017年05月04日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:00
稜線の西側を巻くトレースが続いている。
岩をかわすようにトレースが続いている。
2017年05月04日 10:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 10:38
岩をかわすようにトレースが続いている。
鎖場の鎖は雪の上にでている。
2017年05月04日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 10:39
鎖場の鎖は雪の上にでている。
頂上直下の急斜面に近づいてきた。
2017年05月04日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:43
頂上直下の急斜面に近づいてきた。
急斜面を登っていく。
2017年05月04日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:51
急斜面を登っていく。
頂上の一角に登ると向こうに鹿島槍が見えてきた。
2017年05月04日 11:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 11:02
頂上の一角に登ると向こうに鹿島槍が見えてきた。
向こうに頂上が見える。もう少し。
2017年05月04日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:05
向こうに頂上が見える。もう少し。
頂上についた。
2017年05月04日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/4 11:08
頂上についた。
剱岳も大きく見える。
2017年05月04日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 11:10
剱岳も大きく見える。
登ってきたトレースを見下ろす。
2017年05月04日 11:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:13
登ってきたトレースを見下ろす。
【5月5日】まだ雪は固くアイゼンがよくきく。
2017年05月05日 04:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 4:58
【5月5日】まだ雪は固くアイゼンがよくきく。
日も昇ってきた。
2017年05月05日 04:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 4:58
日も昇ってきた。
イワヒバリが雪の上をとびまわっていた。
2017年05月05日 05:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 5:07
イワヒバリが雪の上をとびまわっていた。
白岳の山腹を巻いてトレースがついている。
2017年05月05日 05:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 5:12
白岳の山腹を巻いてトレースがついている。
遠見尾根の山稜にでる。
2017年05月05日 05:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 5:36
遠見尾根の山稜にでる。
振り返ると五竜の武田菱がよく見える。
2017年05月05日 05:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 5:50
振り返ると五竜の武田菱がよく見える。
遠見尾根から五竜岳の全容がよく見える。
2017年05月05日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 5:52
遠見尾根から五竜岳の全容がよく見える。
五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
2017年05月05日 06:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 6:05
五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
大遠見の幕営適地。以前このあたりにテントを張ったと思う。
2017年05月05日 06:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 6:13
大遠見の幕営適地。以前このあたりにテントを張ったと思う。
遠見尾根からの稜線を振り返り見る。
2017年05月05日 06:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 6:21
遠見尾根からの稜線を振り返り見る。
中遠見山が正面に見える。
2017年05月05日 06:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 6:39
中遠見山が正面に見える。
鹿島槍とカクネ里を正面から見る。
2017年05月05日 06:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/5 6:58
鹿島槍とカクネ里を正面から見る。
中遠見山山頂。
2017年05月05日 07:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 7:12
中遠見山山頂。
小遠見山山頂からの鹿島槍、五竜の稜線を見る。
2017年05月05日 07:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 7:31
小遠見山山頂からの鹿島槍、五竜の稜線を見る。
パノラマ写真で見る。
2017年05月05日 07:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/5 7:38
パノラマ写真で見る。
一ノ背髪
2017年05月05日 07:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 7:59
一ノ背髪
スキー場のリフト脇を降りていく。
2017年05月05日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:28
スキー場のリフト脇を降りていく。
テレキャビンで降りると登山終了。
2017年05月05日 08:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 8:40
テレキャビンで降りると登山終了。
エスカルプラザから鹿島槍を見上げる。
2017年05月05日 08:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/5 8:46
エスカルプラザから鹿島槍を見上げる。
白馬八方から五竜岳を見上げる。
2017年05月05日 12:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/5 12:41
白馬八方から五竜岳を見上げる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター マフラー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

このごろGWは中房温泉から入山し燕山荘にテントを張り、次の日に常念小屋までいって、蝶が岳から上高地に降ることを繰り返し行っていた。たまには違うところと思いゴンドラで登りテレキャビンで降りるということで唐松・五竜のルートに行くことにした。このルートは八方尾根も遠見尾根も山の見晴らしはよく晴れていれば行くだけでも気分よく歩けるコースだと思う。往復ともバスで2日はともかく5日は渋滞に確実に巻き込まれることを覚悟で行く。天気予報はこの期間晴れの予報で人出も多いと思うが雪山なのでそれほど多くはないかと思ったが以外と多くの人が登っていた。
 ゴンドラもスキーヤーが多い中、順調に乗れて八方池山荘まで楽にたどり着いた。雪がぐずぐずなのでアイゼンはまだつけずに登る。稜線にでると白馬三山から鹿島槍まで見渡せる。ずーっとこの稜線を見ながら登れるのはすばらしい。いままでここの雪の季節に数回登っているが吹雪いていたりガスっていたりしてまともにこの風景を見せってくれなかった。今回は来てよかった。
 今日は夜行バスのせいかからだが重い。ゆっくり歩いていく。多くの登山者が登っていく後ろからついていく。八方池のあたりが下に見える。丸山の上りにかかるあたりでみんなアイゼンをつけている。少し過ぎたあたりでアイゼンを装着する。太陽を受けているので暑い。こんな天気ではサングラスをつけていないと目をやられる。ずいぶん前に常念岳でサングラスをつけずに登っていて雪目になり目が痛くよく見えなくなり一の沢に急遽降ったことがある。春山では雪の白さに気をつけなければならない。
 ゆっくり歩いても唐松岳山荘には12時前についた。ここで水や食料などサブザックに入れ唐松岳山頂をめざす。山頂は360度展望の山だ。周囲の山を見て写真を撮り過ごす。小屋までくだって宿泊手続きをする。小屋の食堂からは山がよく見える。酒を飲みながらほかの登山者と話しながら過ごす。この日は宿泊者が多く隣の人と肩があたるほどだった。これでも夏山よりましのようだ。
 5時前に外に出ると陽は登っていたがちょうど雲から出てくるところだった。食事は6時、食後6時半に五竜に向かう。大黒岳は岩山で雪がついていなかった。アイゼンのまま岩を乗っ越して登っていく。あまり行く人もいないと思ったがそこそこ登山者がいる。白岳の西側をトラバースしてまもなく五竜山荘につく。ここまでくると剱岳は五竜岳に隠れて見えなくなる。小屋前でサブザックに水、食糧をいれ五竜岳に出発する。稜線の西側を巻いているトレースが見えている。トレース通りに歩いていく。つまづいたら危なそうなのでピッケルを確実に持って歩いていく。最後の急な斜面は40度くらいかと思うが足を確実において登る。ザイルで確保されて降っている人もいた。上に出るとすぐ頂上についた。ここも360度の展望がある。快晴なので周囲の山がすべて見える。しばらく展望を楽しみ、トレース通りに降る。小屋に戻り宿泊手続きをして、まだ早いので小屋前で山を見ながらビールを飲む。こんな晴れていてのんびりできる山はそんなにないと思う。
 5月5日は降るだけ。下山は白岳をトラバースして降っていく。西遠見、大遠見のところどころ天幕を張っている。ここはそこら中テントを張れる。以前4月に中遠見にテントを張り五竜に登ったことがあった。あれから20年は立っていると思う。結構早く降りてしまったので神城駅で白馬方面の電車を1時間以上まつことになった。
 

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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