記録ID: 106179
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
鶴ヶ鳥屋山・本社ヶ丸・三つ峠
2011年04月17日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
初狩駅9:17――10:00登山道入口10:05――11:27鶴ヶ鳥屋山11:40――13:20本社ヶ丸最高点13:35――13:40本社ヶ丸頂上13:45――15:45三つ峠山頂16:00――16:55ダルマ石17:00――17:42三つ峠駅
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路は富士急行線三つ峠駅に出た。両駅ともトイレはあるが、周囲に店などは見当たらない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初狩駅から鶴ヶ鳥屋山までは、ネット上の記録で一般的な、千ヶ坂橋からのルートをたどったが、駅から登山口までの行程は、結構車の通りがある車道と林道歩きで、あまり楽しめる行程ではない。登山道に入ると、明るい赤松林や落葉樹林が続く。急登だが、着実に高度を稼げる。 鶴ヶ鳥屋山から本社ヶ丸までの稜線は、前半に細かいアップダウンが多いが、鶴ヶ鳥屋山頂上にある「本社ヶ丸まで160分」というのはかなりゆるめのコースタイムだと思う。本社ヶ丸まで行くと、こんどは「三つ峠山まで160分」との表示がある。これもゆるめのコースタイムだが、いい加減疲れてきていたので、一部走ったにもかかわらず2時間ほどかかった。 本社ヶ丸については下調べしておらず、標識はないが明らかに最高点と考えられる樹林帯で休憩して先へ進んだが、最高点の先を一度降りて登り返すと、眺めの良い岩峰に出て、そこに本社ヶ丸頂上の標識があった。本社ヶ丸から先も清八山まで、細かいアップダウンが続く。 清八山から三つ峠への道は、三つ峠の北峰である御巣鷹山手前の最低鞍部まではよいが、その先倒木があって「入らないでください」との表示があった。立ち入り禁止の理由も不明で、多くの人が入っているようだったので入ったが、なぜこういう措置を取ったのか結局わからなかった。私の見た限り、御巣鷹山側には立ち入り禁止の表示はなかった。ただ、この時期三つ峠頂上付近は雪溶けか霜溶けか、道はグチャグチャで滑りやすかった。そのための立ち入り禁止であったかもしれない。 三つ峠頂上からダルマ石までは急な下りが続くが、道はよく整備されている。ダルマ石から先の道は公園状に整備されて桜やその他の木々が植えられており、ちょうど満開の桜を地元の人が見に来ていた。楽しい下り道だった。 三つ峠駅の15分ほど手前には三つ峠グリーンセンターがあって日帰り入浴もできるが、今回は時間の関係で先を急いだ。 |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
三つ峠という山名は、奥多摩の「三ッドッケ」と同じく、「とがった峰」という意味を持つ「ドッケ」から来た地名だと推測していたが、どの三つなのかがわからなかった。今回下る途中で振り返ってみて、なるほど「三ッドッケ」だと納得がいった。
撮影機器:
感想
鶴ヶ鳥屋山は地図では知っていましたが、この山に注目するようになったのは、2年ほど前大菩薩に行った折、大月の先で見た均整のとれた山容に感心したからです。帰りの電車の中でも、都留市あたりからは、こんなに富士山に近くさえなければ、何々富士、という名前がついてもおかしくないほどのきれいな姿で見えました。ただ、頂上に眺めがないのは玉に傷。
晴れの日曜日だったので、突然思い立っていきました。鶴ヶ鳥屋山だけでもコースを変えて降りれば楽しめるでしょうが、折角なので本社ヶ丸、三つ峠と結んで歩きました。三つ峠まで歩くと距離も標高差もあり、楽しかったけれど頑張りを要する一日でした。
春霞のかかった日で、遠くの山は見えませんでしたが、本社ヶ丸や三つ峠からは富士が圧倒的な大きさで見えました。本社ヶ丸はあまりよく知られた山とは言えませんが、岩峰になった頂上はとても気持ちの良いところでした。この日会った登山者は10名ほどで、多くの人が笹子駅――本社ヶ丸――鶴ヶ鳥屋山と結んで歩いているようでした。
ちょうど山麓は桜の花盛りで、三つ峠のダルマ石からの下り道では花見も楽しめました。
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