”奥武蔵”の大平山


- GPS
- 07:25
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程バリエーションルートですので、踏み跡はあるのかないのかハッキリしない。 またテープなどの目印、道標等も殆どありませんでした。 浦山大日堂P〜細久保集落跡〜カラ沢〜大平山… 荒れた細い舗装路が九十九折れに続きます。 集落跡からも暫く林道を歩き、ザレ、ガレ場をトラバースして鹿除けネットを4つ通っていきます。 ネットはロープを解いて越えますので、通過後に締め忘れないように。 4つ目のネットを越えると沢に出合い、渡渉した先がカラ沢。ここを途中何度か渡り返しながら登って行き、上部でスズタケを分け入って主稜線へ。 1469m地点までは2〜3の小ピークを登り返し、大平山まではなだらかな道が続きます。 大平山〜大ドッケ〜浦山大日堂P… 主稜線まで戻って、スズタケの拓かれた道の先に顕著なピークがあり、ここが多分大ドッケ。ここはバラモ尾根との分岐。 木の幹に「←峠の尾根」と記されたピンクテープが巻かれていて、これに従い下って30分も行くと右に鹿除けネットが目に入る。 この辺りがバラモ沢右岸に伸びる尾根との分岐のようで、ここはネット沿いの尾根を下って行きます。 樹間越しに左に送電線が見えると程なくして鉄塔下へ、ここからは巡視路の黄色い指標を辿って行き、地蔵峠でお地蔵様の右の道を行けば、登り始めの細い林道に下り立ちます。 なおルート図はかなり曖昧なので、あまり参考にしないで下さい。 トイレ… 浦山大日堂Pにあり。 温泉… 武甲温泉「武甲乃湯」800円。値段のわりに泉質が…。 |
写真
感想
大平山と言う名の山は全国に結構あるらしい。
知ってるだけでも秋田県、栃木に2箇所などなど。
今回は誘われるまでは知らなかった奥武蔵の大平山へ行ってきた。
この大平山へは正規ルートの無いいわばバリエーションルート、そういった道歩きが好きな山仲間やまかっぺさんからのお誘いです。
前夜遅く某駅でピックアップしてもらい、浦山大日堂Pで車中泊。
途中通ったR299の電光掲示板は-5℃を表示していたが、シュラフに包まれば寒さも感じなく眠ることが出来るも、うっかり寝過ごし30分遅れで歩き出します。
橋を渡ってすぐ右の細い林道を登って行く。
暫く登ると右上に今は廃村となった旧細久保集落の家屋群が見え、そこに行ける小道もあった。
興味もあったが今日は通過、ただこの先にも2軒集落跡が残っていました。
こんな車も入って来れない不便なところによく住んでいたものだと感心してしまいます。
ここから暫く林道を歩き、結構面倒な鹿除けネットを越えてカラ沢に着きます。
ここから沢沿いに登って行きますが思った以上の積雪、幸いよく締まって快適に歩けましたが、踏み抜いた跡を見ると膝上ぐらいはあるでしょうか。
登り詰めた上部では、容赦ない笹パンチを浴びながらスズタケの急な登りを分け入って主稜線へ。
ここから大平山までは急な登りもスズタケの藪もなく、快調に進む。
大平山は狭いし展望もないので10分ほど先の天目山林道まで下り、大クビレといわれる広場で暖かい日差しを浴びながらノンビリとランチ。
再び大平山へ戻ると、なんと単独男性がいました。
すぐに抜かされ先行していきましたが、他にもモノ好きな人はいるんだなぁとやまかっぺさんと2人でニヤニヤ。
途中何度か峠の尾根への下降点を探しながら顕著なピークに辿り着き、木の幹に峠の尾根と記されたテープが巻かれていたので、ここが多分大ドッケなのでしょう。
ここからの下りは急な上に中途半端な雪量で何度となくスリップしながら平坦地まで下り、また何度も地図や地形を確認しながら歩いていくと鹿除けネットが見えてきた。
左に目を向けると樹間越しに谷を挟んで尾根が1つ伸びているのが見え、これがバラモ谷右岸の尾根だと判断し、私たちはこのまま正面の尾根を下って行きます。
鉄塔下を過ぎ巡視路に出ると一安心、地蔵峠を越えて無事下山となりました。
今回も同行者の的確なルートファインディングで何事もなく歩き通せ、大満足!
下山途中で聞かされた「こういう山歩きをしていると一般ルートでは物足りなくなる」という言葉が、バリルート歩きを重ねるごとに解ってきましたね。
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