大久保谷から大平山


- GPS
- 08:30
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,943m
- 下り
- 1,938m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(1)
ズボン(1)
靴下(1)
グローブ(1)
雨具(1)
帽子(1)
靴(1)
ザック(1)
行動食(1)
非常食(1)
飲料(1)
地図(1)
コンパス(1)
ライト(1)
予備電池(1)
GPS(1)
常備薬(1)
携帯TEL(1)
時計(1)
タオル(1)
ストック(1)
カメラ(1)
ロープ(1)
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感想
大久保谷から大平山へ登ってみた・・・みた。。。
週末は雨っぽい気候が続いたが、一転、6月だというのに雨続きの日が少なく、30℃越えの日が続くので、例年よりは早目に汗だくな激登りを楽しみに、大久保谷から大平山へ昇り降りしてみることにした。
バイクを停めたのは寄国土トンネル駐車場。ここはr73からは一段下に有り、r73からは直接見えないせいか利用者は少ないようで、今までも1〜2台しか停まっているのを見たことが無い。昼間は山歩きしていて気付いていないだけかもしれないけれど。なので、念のため5台程の駐車スペースからは外れた端の方に停めておく。
r73に上がったら、寄国土トンネルを通ってハイク開始。寄国土トンネルは薄暗いながらも照明が有り、歩くには困らないのでライト無しで通過。そして浦山大橋まで歩くのだが、r73の歩道は草ボーボーでまともには歩けないので、車道を歩いて行く。車通りは少ないが、車が来た時には端に寄って避ける。
浦山大橋を渡ったら、ゲートが閉まっている周遊道路に入って行く。周遊道路のダム堤から浦山大橋までの西側は、崩落などが起こりやすいせいか相当前から通行止めになっている。浦山大橋と大久保橋は標高は同じ位だが、中央あたりの標高は50mほど高いので、意外と歩きがいの有る気分になる。
大久保橋:橋の名前の表示は、小学生の習字で模られていて、なかなかうまい。橋の欄干には金色のシカが居るし、ダム側も大久保谷側もなかなかの眺めが見渡せる。今日のコースでは、ココくらいしか眺望は無いので、十分楽しんでおく。
大久保橋を渡ったら、森林管理道大久保線を行く。林道に入ると間もなくネーチャーランドの人工滝が見えて、水音が響いている。そのすぐ後には、荻の久保トンネル。
荻の久保トンネル:延長252mで1994年製の30年物。中で少し湾曲しているため向うは見えず、入るとスグに真っ暗でライト無しでは歩けない。中は少し湿っているが、ひんやりする訳では無く、足音や舌打ちの音などは良く響く。
林道はネイチャーランドのあたりを過ぎると狭い山道になる。
舟の舳先の様な岩や、障子岩(下に滝が有るのだが、一度降りて行った時にはまともに見れていない)などを横目に、大久保谷を渡って東へ登って行く林道分岐(ここに戻ってくる)を過ぎごす。分岐を過ぎると林道は少し荒れてくる気がする。流れ込みを何度か越えるが、左に聞こえる大きな沢音で無事に渡河できるか心配だったので、越える度に渡るべき沢の水量が減ることを思えば、ありがたささえ感じる。などと思っているうちに、林道終点近くの作業小屋の所に到着。ここからは、いよいよ沢越え。作業小屋下のトイレ跡のあたりから尾根を降って行くと、右側に沢が見えてくる。岩で上が塞がれている所で楽々渡河し、向う岸に上がると木に喰われた見出標の赤印が有り、渡河したポイントが正解だったことが判る。ここで、渡るべき沢を渡り終えたと勘違いして尾根を少し登ってしまったが、なんか違うな、と気付いて再度尾根先の方へ降って行く。と、さっきの沢と大久保谷が2分した片方の合流する所に出た。あたりを見渡し渡れそうな所の飛び石(ってか単に少し並んでいるだけの岩々だが)を靴底を少し濡らしただけで渡り終え、沢脇の岩崖を見渡し、登れそうな所に移動してみるとトラロープが下がっていて、これまたコース選択は正解。沢脇の岩崖の上に出たらウワァーッと見上げる急坂。さすがに直登はキツそうなので脇の植林地の方へ少し回るが、それでもかなりの急坂なので結構キツイ。その後も標高を100m程上げるまでは、真っすぐに登れないような急坂。その後は斜度が少し和らぐものの、登り応えタップリの尾根が続く。眺めの良い所や平らな所はほとんど無く、一カ所10m程の下りが有ったのみで、薮や危険な所も無く、まさに山行を集中して楽しむにはうってつけの尾根だった。で、標高を900m程上げれば大平山。
ぐっしょり汗だくになったシャツが大変さを物語っている。
大平山:三角点と木に下がったお印が有る。木に囲まれているので眺望は無い。
いつもは大クビレまで降りてユックリするのだが、歩いたことの無い長丁場な尾根降りを控えて、余裕と言う程の時間ではないので、早速降りに掛かる。
大平山付近は広く平目な所が多いので、明確と言う程の踏み跡は無くて方角を頼りに降りて行く。独標1469mのあたりでは林道に出て脇に廻ったりしたが、単に遠回りしただけに終わった。
尾根に沿って独標1315mまで降ったら、近くの表示が消えた案内板のあたりから急坂な尾根を降りだす。最初はかなりの急坂、その後は斜度が緩くなったり急坂だったりを繰り返しながら標高を徐々に下げて行く。こちらの尾根も薮や危険を感じる所は少なく、心配したよりは順調に降って行けた。
尾根がどんどん痩せてきて、両側から沢音が聞こえるようになると、岩交じりの急坂が度々出て来る。尾根先まで降りると、大久保谷の本流に東から沢が流れ込んでいる。東からの沢は越えなければならないので沢脇に降りて行くと、ピンクテープが有りその下の大き目な岩のあたりで、濡れることなく向う岸に渡れた。
このまま岩だらけの沢脇を降るのは厳し過ぎるので、植林地の方へ少し登り、ピンクテープの有った沢脇の上を渡る踏み跡を辿って行くと、大久保谷を渡る橋の上の所で林道に出た。後は林道を辿り往路の分岐まで上がったら、来た通りの林道を戻って行く。戻りは下り基調になるせいか、思ったよりはヨレヨレになることも無く、無事に戻れた。
眺望や植物を楽しむことはほとんど無かったが、登り一辺倒、降り一辺倒の尾根を存分に楽しめたので、GOOD・・・GOOD。。。
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