御在所岳(本谷)〜国見岳(国見尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 832m
- 下り
- 821m
コースタイム
天狗岩(11:50)〜北谷・籐内小屋(12:40/12:45)〜裏道登山口(13:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷から見る御在所南壁の紅葉を期待して出かけたが、まだ紅葉には早かった。 |
写真
感想
御在所山の家の裏から本谷に入り流れを遡ると行く手が阻まれ、チョックストーンを持つ不動滝に出る。
右岸山腹から高捲きして、杉の巨木の根元から回り込んで再び谷底へ戻る。
次々現れるナメを右・左に避けながら忠実に遡行するとYの字の二俣となる。大岩を見て右俣を選ぶ。
右俣に入ると傾斜が増し、次第に谷幅が狭まり再び鋭直角角の二俣となる。
明るい右俣を横切って、うす暗い左俣の右岸岩壁を強引に攀じてしばらく行くと、幾筋かの水がチョロチョロと落ちる大黒滝の下に出る。
直登は出来ないので、ここも右岸山腹にわずか寄って高捲き。
黄葉が始まった谷底をわずかに流れる伏流水に靴を濡らして登るとゴルジュ帯となる。
左岸に逃げてやりすごすと今度は大岩に阻まれる。従来は岩の底をくぐって上に出ていたが、今日は手前から強引に右から攀じて回り込む。
頭上を通過するゴンドラの音も近くなり、右に富士見岩の岩壁が現れるとまもなく本谷も詰めだ。谷を詰め迄登ってから左手山腹を強引に攀じて枝尾根を大黒岩へ。
大黒岩で谷の紅葉・展望を楽しんだ後国見峠へ向かう。
枝尾根をわずかに登り一旦、一ノ谷新道へ降りてから少しの登りで山上公園に。
公園から裏道のザレを下り、北冷水をまたぐとわずかな時間で国見峠に着く。
峠から目の前のササのブッシュをくぐるように深い雨裂の中を登るといきなり空が開けて石門のザレに出る。ザレから振り返ると付近の紅葉がきれいだ。
御在所岳よりも国見岳寄りの方が紅葉は進んでいるようだ。
石門からは緩やかな尾根となり左へ大きく曲がるとまもなくして国見尾根への分岐となり、直進すると国見岳山頂だ。
山頂の岩の上に立つと国見岳の名前どうり展望は優れている。
北から順に、御池〜藤原〜奥に伊吹山〜竜〜釈迦と北部の山が一望できる。
さらに東寄りを眺めると多度山の上空には乗鞍〜御岳〜中央アルプスがぼんやり
シルエットのように浮かんでいる。
展望を楽しみながらの昼食タイムを期待したが次々と人が登ってくるため
小さな山頂では場所が無いので少し根の平峠側に下って岩陰で風をよけてゆっくり食事をとる。
大休止になったので行動開始。
縦走路をわずかに戻り東に延びる国見尾根へ入る。
緩やかな肩のような尾根が急降下に変わりしばらくして天狗岩・ゆるぎ石を基部から仰ぐザレに出る。ここからしばらくは岩稜が続く。
衝立のような巨岩の下を捲き、尾根を乗越すように回り込み次第に尾根から外れ山腹にからむようにどんどん下ると
やがて沢の音が聞こえ北谷の河原へ出ると裏道と出会い藤内小屋となる。
小屋前では大勢が休んでいる。国見の尾根を一気に下ったので私も小休止。
おやつタイムの後、まだ時間も早いのでゆっくりと裏道を下ろう。
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