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Yamareco

記録ID: 9068613
全員に公開
ハイキング
近畿

「平群支線」鉄塔巡視路・完全攻略

2025年12月16日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:12
距離
18.3km
登り
815m
下り
871m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:06
休憩
1:06
合計
8:12
距離 18.3km 登り 815m 下り 871m
8:31
30
9:01
62
10:03
10:12
23
10:35
10:50
46
平群支線6号
11:36
90
榁ノ木峠(一等水準点)
13:06
13:07
26
ツキトバタ池
13:33
14:04
53
14:57
15:06
57
16:03
16:04
39
平群支線20号
16:43
0
16:43
元山上口駅ホーム
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:近鉄奈良線・東生駒
復路:近鉄生駒線・元山上口

山の電波地図(Ubigi eSIM / Multi IMSI)電波カバー率:100%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=BhyVDzQ2Os

トラックログの取得・作成は、山旅ロガーGOLD(超精密モード:5秒)で行いました。
コース状況/
危険箇所等
2023年10月に鉄塔の塗装工事を実施、それ以来、巡視路の整備を行われていない様子でした。一部の区間で倒木・倒竹などにより通過困難となっています。
東生駒駅を出発し、矢田丘陵遊歩道への長い階段を登る。
「本日は晴天なり」
2025年12月16日 08:43撮影 by  A024, Nothing
1
12/16 8:43
東生駒駅を出発し、矢田丘陵遊歩道への長い階段を登る。
「本日は晴天なり」
最初の獲物、三等三角点(点名:北ノ谷、標高:218.05m)にタッチする。
2025年12月16日 08:51撮影 by  A024, Nothing
12/16 8:51
最初の獲物、三等三角点(点名:北ノ谷、標高:218.05m)にタッチする。
手始めに新生駒富雄線の鉄塔をチェック。同線の最終鉄塔で、次の鉄塔から平群支線が始まる。
2025年12月16日 08:55撮影 by  A024, Nothing
12/16 8:55
手始めに新生駒富雄線の鉄塔をチェック。同線の最終鉄塔で、次の鉄塔から平群支線が始まる。
椚峠を越えて、矢田丘陵南部の遊歩道へアプローチする。信号のない道路を慎重に横断した。
2025年12月16日 09:02撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:02
椚峠を越えて、矢田丘陵南部の遊歩道へアプローチする。信号のない道路を慎重に横断した。
平群支線1号鉄塔に到着。
鉄塔下の白く褪色した「火の用心」プレートは、とても気になった。下のため池から登ってくるルートがあるのかも。
2025年12月16日 09:12撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:12
平群支線1号鉄塔に到着。
鉄塔下の白く褪色した「火の用心」プレートは、とても気になった。下のため池から登ってくるルートがあるのかも。
平群支線2号鉄塔に到着。
軽く見上げた。ここまで遊歩道に沿っているので、とても順調です。
2025年12月16日 09:19撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:19
平群支線2号鉄塔に到着。
軽く見上げた。ここまで遊歩道に沿っているので、とても順調です。
さて、いよいよ平群支線の本領を発揮。遊歩道から「行って来い」で鉄塔を訪問します。
2025年12月16日 09:28撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:28
さて、いよいよ平群支線の本領を発揮。遊歩道から「行って来い」で鉄塔を訪問します。
遊歩道から10メートルほどの地点で右へカーブする。ここでザックカバーを装着して、いよいよ本日の愚かなチャレンジを覚悟した。
2025年12月16日 09:31撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:31
遊歩道から10メートルほどの地点で右へカーブする。ここでザックカバーを装着して、いよいよ本日の愚かなチャレンジを覚悟した。
平群支線3号鉄塔に到着。
鉄塔の周囲を広く刈り込んでいました。斜面上に立っているので、脚の高さは、それぞれに異なるのが、平群支線の特徴です。
2025年12月16日 09:35撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:35
平群支線3号鉄塔に到着。
鉄塔の周囲を広く刈り込んでいました。斜面上に立っているので、脚の高さは、それぞれに異なるのが、平群支線の特徴です。
次の鉄塔を示す「火の用心」プレートを確認。10年前の記録では、この鉄塔をスキップした。ヤバイのか?
2025年12月16日 09:44撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:44
次の鉄塔を示す「火の用心」プレートを確認。10年前の記録では、この鉄塔をスキップした。ヤバイのか?
平群支線4号鉄塔に到着。
途中、トリッキーな箇所を通過したが、特に問題のない歩きやすい尾根道だった。ここも広く刈り込まれている。
2025年12月16日 09:47撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:47
平群支線4号鉄塔に到着。
途中、トリッキーな箇所を通過したが、特に問題のない歩きやすい尾根道だった。ここも広く刈り込まれている。
書籍「生駒の古道」で紹介されている「岩鼻越」(p66)の古道と交差する地点から、遊歩道の雰囲気も古道風に変わる。
2025年12月16日 09:56撮影 by  A024, Nothing
12/16 9:56
書籍「生駒の古道」で紹介されている「岩鼻越」(p66)の古道と交差する地点から、遊歩道の雰囲気も古道風に変わる。
古道を味わう暇もなく、次の鉄塔巡視路へ突入する。しかし、意外によく踏み込まれている様子。三角点目当てかな?
2025年12月16日 10:03撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:03
古道を味わう暇もなく、次の鉄塔巡視路へ突入する。しかし、意外によく踏み込まれている様子。三角点目当てかな?
平群支線5号鉄塔に到着。
鉄塔下に自生する特徴的な植物は、桐の幼木とのこと。葉っぱの大きさに、昔と変わらず驚ロイター。
2025年12月16日 10:05撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:05
平群支線5号鉄塔に到着。
鉄塔下に自生する特徴的な植物は、桐の幼木とのこと。葉っぱの大きさに、昔と変わらず驚ロイター。
四等三角点(点名:山ノ奥、標高:259.12m)にタッチ。
神武峰という立派な山名を冠している。
2025年12月16日 10:09撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:09
四等三角点(点名:山ノ奥、標高:259.12m)にタッチ。
神武峰という立派な山名を冠している。
次の鉄塔巡視路は、のどかな遊歩道からジャングル奥地のような荒れようだった。薄暗くて不安を感じながら先へ進む。
2025年12月16日 10:21撮影 by  A024, Nothing
1
12/16 10:21
次の鉄塔巡視路は、のどかな遊歩道からジャングル奥地のような荒れようだった。薄暗くて不安を感じながら先へ進む。
このルートを攻略する上で重要な巡視路分岐に到着。「火の用心」プレートの向こうに見える橋は、6号をスキップして7号へ迂回するルートである。
2025年12月16日 10:24撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:24
このルートを攻略する上で重要な巡視路分岐に到着。「火の用心」プレートの向こうに見える橋は、6号をスキップして7号へ迂回するルートである。
「火の用心」プレートで左折して、深堀りされた流れに沿って進み、6号鉄塔の立つピークの南西尾根へ回り込む。
2025年12月16日 10:25撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:25
「火の用心」プレートで左折して、深堀りされた流れに沿って進み、6号鉄塔の立つピークの南西尾根へ回り込む。
ほどなく二つ目の橋に着いた。今度は渡って流れの左岸側を遡上する。この先にため池があるようだ。
2025年12月16日 10:26撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:26
ほどなく二つ目の橋に着いた。今度は渡って流れの左岸側を遡上する。この先にため池があるようだ。
干上がった「ため池」を過ぎるとうつ伏せに倒れた「火の用心」プレートを発見。木に立てておいた。ここから尾根に向けて斜面を登る。
2025年12月16日 10:30撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:30
干上がった「ため池」を過ぎるとうつ伏せに倒れた「火の用心」プレートを発見。木に立てておいた。ここから尾根に向けて斜面を登る。
落ち葉の下に隠れた鉄塔巡視路の「プラ階段」を発見。このルートは、2016年3月に下りで利用したが、ため池で進路を間違った。
2025年12月16日 10:32撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:32
落ち葉の下に隠れた鉄塔巡視路の「プラ階段」を発見。このルートは、2016年3月に下りで利用したが、ため池で進路を間違った。
平群支線6号鉄塔に到着。
遊歩道から離れたピークなのに、なぜか鉄塔を斜面に設置しています。地権者との申し合わせなのだろうか?
2025年12月16日 10:35撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:35
平群支線6号鉄塔に到着。
遊歩道から離れたピークなのに、なぜか鉄塔を斜面に設置しています。地権者との申し合わせなのだろうか?
鉄塔から破線道で下山する。途中、目印となる休憩石に再会できた。一定間隔で境界石を埋設しており、下山時の目安となります。
2025年12月16日 10:52撮影 by  A024, Nothing
12/16 10:52
鉄塔から破線道で下山する。途中、目印となる休憩石に再会できた。一定間隔で境界石を埋設しており、下山時の目安となります。
急斜面で枝木を左右に避けながら下ると、大きなヌタ場に出てくる。ここで、6号スキップ・ルートと合流した。
2025年12月16日 11:01撮影 by  A024, Nothing
1
12/16 11:01
急斜面で枝木を左右に避けながら下ると、大きなヌタ場に出てくる。ここで、6号スキップ・ルートと合流した。
生駒の古道「幻の古道ルート」(p38)で紹介された道と合流した。この奥で道跡は消えて行き止まりとなる。地図の破線通りです。
2025年12月16日 11:02撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:02
生駒の古道「幻の古道ルート」(p38)で紹介された道と合流した。この奥で道跡は消えて行き止まりとなる。地図の破線通りです。
矢田丘陵遊歩道の旧迂回ルートに合流した。火の用心プレートは、かなり老朽化している。一方で、新たに何か施設でもできるのだろうか?広範囲に伐採されていた。
2025年12月16日 11:11撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:11
矢田丘陵遊歩道の旧迂回ルートに合流した。火の用心プレートは、かなり老朽化している。一方で、新たに何か施設でもできるのだろうか?広範囲に伐採されていた。
旧壱分村最奥の棚田は、ほとんど放棄されてしまったが、明るく切り拓かれている。鉄塔巡視路もここから谷筋を登っていくようだった。
2025年12月16日 11:18撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:18
旧壱分村最奥の棚田は、ほとんど放棄されてしまったが、明るく切り拓かれている。鉄塔巡視路もここから谷筋を登っていくようだった。
平群支線7号鉄塔に到着。
谷筋の鉄塔巡視路(?)は、後日アタックすることにした。
2025年12月16日 11:24撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:24
平群支線7号鉄塔に到着。
谷筋の鉄塔巡視路(?)は、後日アタックすることにした。
アオツヅラフジの実
AIは騙されて「ぶどう」と答えよった。甘いらしいが、全草に毒を有するという危険植物です。鳥も食べません。種はアンモナイトみたいで、気色悪いよ。
2025年12月16日 11:24撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:24
アオツヅラフジの実
AIは騙されて「ぶどう」と答えよった。甘いらしいが、全草に毒を有するという危険植物です。鳥も食べません。種はアンモナイトみたいで、気色悪いよ。
一等水準点(点名:10711、標高:269.881m)を観測。
水準点の点名は数字で表し味気ない。標高は下3桁まで表示する。
2025年12月16日 11:36撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:36
一等水準点(点名:10711、標高:269.881m)を観測。
水準点の点名は数字で表し味気ない。標高は下3桁まで表示する。
平群支線8号鉄塔をフェンス越しに撮影。
足湯で有名な歓喜の湯へ向けて、ミニ鉄塔で送電しているらしい。
2025年12月16日 11:42撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:42
平群支線8号鉄塔をフェンス越しに撮影。
足湯で有名な歓喜の湯へ向けて、ミニ鉄塔で送電しているらしい。
暗越街道から眺める生駒山と中央に天照山、そして西畑の棚田も見える。天照山と書いて、「アマテルヤマ」と読むらしい。これ請売りな。
2025年12月16日 11:45撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:45
暗越街道から眺める生駒山と中央に天照山、そして西畑の棚田も見える。天照山と書いて、「アマテルヤマ」と読むらしい。これ請売りな。
櫟原のメガソーラー設置予定地の禿山もくっきり。いつになったら、パネルを設置するのだろう? アホな様子をここから眺めてみたい。
2025年12月16日 11:47撮影 by  A024, Nothing
1
12/16 11:47
櫟原のメガソーラー設置予定地の禿山もくっきり。いつになったら、パネルを設置するのだろう? アホな様子をここから眺めてみたい。
生駒山の裾野を眺めて、巡視路歩きを再開する。
2025年12月16日 11:47撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:47
生駒山の裾野を眺めて、巡視路歩きを再開する。
ここの田んぼは、奇跡的に健在のようだった。稲架掛けを懐かしく感じる。
2025年12月16日 11:53撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:53
ここの田んぼは、奇跡的に健在のようだった。稲架掛けを懐かしく感じる。
平群支線9号鉄塔に到着。
ここは究極の「行って来い」で、しかも番線プレートは、最も高い奥の脚部に設置されている。
2025年12月16日 11:59撮影 by  A024, Nothing
12/16 11:59
平群支線9号鉄塔に到着。
ここは究極の「行って来い」で、しかも番線プレートは、最も高い奥の脚部に設置されている。
10年ぶり2度目の訪問。3度目はないと思うので、真横でしっかりと見上げておいた。
2025年12月16日 12:00撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:00
10年ぶり2度目の訪問。3度目はないと思うので、真横でしっかりと見上げておいた。
筆柿の実がいっぱい。渋柿の一種で、干すと甘くなるそうです。
2025年12月16日 12:03撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:03
筆柿の実がいっぱい。渋柿の一種で、干すと甘くなるそうです。
平群支線10号鉄塔に到着。
明るい番線プレートを確認したが、ここも最上段の脚まで笹に掴まって登った。滑り台のようで、とても怖かった。(アホやろ)
2025年12月16日 12:28撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:28
平群支線10号鉄塔に到着。
明るい番線プレートを確認したが、ここも最上段の脚まで笹に掴まって登った。滑り台のようで、とても怖かった。(アホやろ)
鉄塔奥の畑は、ついに放棄されてしまった。このルートも通過困難となるでしょう。ちなみに鉄塔へ行くには、コンクリートの階段も登らねばならない。(誰も登れへんわ)
2025年12月16日 12:31撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:31
鉄塔奥の畑は、ついに放棄されてしまった。このルートも通過困難となるでしょう。ちなみに鉄塔へ行くには、コンクリートの階段も登らねばならない。(誰も登れへんわ)
天神山の森を正面に見て、畑のあぜ道を横断する。通れるのか?
2025年12月16日 12:32撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:32
天神山の森を正面に見て、畑のあぜ道を横断する。通れるのか?
なんと!ここの田んぼと畑は現役でした。ホッとした〜。
2025年12月16日 12:35撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:35
なんと!ここの田んぼと畑は現役でした。ホッとした〜。
畑が現役ならば道も健在。
巡視路と思えないほど良き里道で次の鉄塔へ向かう。しかし、今回の山行で、最難関の「ツキトバタ池」横断が待ち構えている。
2025年12月16日 12:38撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:38
畑が現役ならば道も健在。
巡視路と思えないほど良き里道で次の鉄塔へ向かう。しかし、今回の山行で、最難関の「ツキトバタ池」横断が待ち構えている。
平群支線11号鉄塔に到着。
矢田丘陵遊歩道に近づくので、アプローチしたくなるだろうけど、行くと必ず後悔することになる。
2025年12月16日 12:49撮影 by  A024, Nothing
12/16 12:49
平群支線11号鉄塔に到着。
矢田丘陵遊歩道に近づくので、アプローチしたくなるだろうけど、行くと必ず後悔することになる。
切腹武士伝説の地「ツキトバタ池」に到着。2023年1月に12号側からの横断に失敗、翌年1月にこちら側から再チャレンジして成功しました。
2025年12月16日 13:06撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:06
切腹武士伝説の地「ツキトバタ池」に到着。2023年1月に12号側からの横断に失敗、翌年1月にこちら側から再チャレンジして成功しました。
Point of No Return です。ここまで来たら行くしかない。かつて目印となった大木の倒木で、モジャモジャ化していました。
2025年12月16日 13:07撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:07
Point of No Return です。ここまで来たら行くしかない。かつて目印となった大木の倒木で、モジャモジャ化していました。
強引に突破して振り返り。厄介なモジャモジャを処理すれば、なんとかなるレベルです。SK-11を持ってくるべきでしたね。
2025年12月16日 13:11撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:11
強引に突破して振り返り。厄介なモジャモジャを処理すれば、なんとかなるレベルです。SK-11を持ってくるべきでしたね。
なんとか横断したけど、コイツが難敵(オナモミ)でした。腰より高い位置にトゲのある実をつけるので、レインウェアなどで武装すればいいでしょう。
2025年12月16日 13:17撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:17
なんとか横断したけど、コイツが難敵(オナモミ)でした。腰より高い位置にトゲのある実をつけるので、レインウェアなどで武装すればいいでしょう。
道標付きの火の用心プレートに到着。この先で古い木製の階段を追って、鉄塔巡視路へ進む。
2025年12月16日 13:22撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:22
道標付きの火の用心プレートに到着。この先で古い木製の階段を追って、鉄塔巡視路へ進む。
途中で迷走し図根点を発見した。しかし、倒竹が酷いことになっていて、鉄塔下へアプローチできない。
2025年12月16日 13:28撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:28
途中で迷走し図根点を発見した。しかし、倒竹が酷いことになっていて、鉄塔下へアプローチできない。
平群支線12号鉄塔を倒竹越しに撮影。
2023年10月に鉄塔の塗装工事を実施され、周囲の伐採を行われました。約2年でここまで酷くなるのか。。。
2025年12月16日 13:30撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:30
平群支線12号鉄塔を倒竹越しに撮影。
2023年10月に鉄塔の塗装工事を実施され、周囲の伐採を行われました。約2年でここまで酷くなるのか。。。
書籍「生駒の古道」で紹介された「矢田道」(p136)の休憩所跡地(広場)でランチタイム。ゆっくりしてられない。ここからは、時間との闘いです。
2025年12月16日 13:49撮影 by  A024, Nothing
12/16 13:49
書籍「生駒の古道」で紹介された「矢田道」(p136)の休憩所跡地(広場)でランチタイム。ゆっくりしてられない。ここからは、時間との闘いです。
古い石道標をみて、矢田道から松尾寺への分岐道をチョイス。ほんの僅かな区間で、矢田丘陵遊歩道を歩く。
2025年12月16日 14:10撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:10
古い石道標をみて、矢田道から松尾寺への分岐道をチョイス。ほんの僅かな区間で、矢田丘陵遊歩道を歩く。
矢田丘陵遊歩道から西向きの鉄塔巡視路に突入した。よく整備された歩きやすい尾根道です。
2025年12月16日 14:16撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:16
矢田丘陵遊歩道から西向きの鉄塔巡視路に突入した。よく整備された歩きやすい尾根道です。
鉄塔の手前でお決まりの笹トンネルを通過する。ちょいと屈めば、難なく歩けました。
2025年12月16日 14:18撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:18
鉄塔の手前でお決まりの笹トンネルを通過する。ちょいと屈めば、難なく歩けました。
平群支線13号鉄塔に到着。
最長区間の「行って来い」ルートを経て、尾根道先端部の小広場に到着した。この鉄塔も2023年に再塗装し、周囲のヤブを刈り払いされていました。
2025年12月16日 14:20撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:20
平群支線13号鉄塔に到着。
最長区間の「行って来い」ルートを経て、尾根道先端部の小広場に到着した。この鉄塔も2023年に再塗装し、周囲のヤブを刈り払いされていました。
シッダシダのお気に入りポイントを過ぎて、東山・元山上口駅への下山ルートへ向かう。
2025年12月16日 14:28撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:28
シッダシダのお気に入りポイントを過ぎて、東山・元山上口駅への下山ルートへ向かう。
東山への途上で分岐する鉄塔巡視路へ右折する。最後の「行って来い」ルートとなります。10年前の倒木は、すっかり消えてなくなってた。
2025年12月16日 14:37撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:37
東山への途上で分岐する鉄塔巡視路へ右折する。最後の「行って来い」ルートとなります。10年前の倒木は、すっかり消えてなくなってた。
ガシっと岩をワシ掴み。90度ターンして、山腹道を進む。懐かしの目印ポイントでした。
2025年12月16日 14:39撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:39
ガシっと岩をワシ掴み。90度ターンして、山腹道を進む。懐かしの目印ポイントでした。
谷渡りの木製橋と板張りの護岸あり。10年ぶりなので、全く記憶になかった。
2025年12月16日 14:40撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:40
谷渡りの木製橋と板張りの護岸あり。10年ぶりなので、全く記憶になかった。
平群支線14号鉄塔に到着。
鉄塔手前のヤブをヒト幅に切り拓かれており、難なく鉄塔下までたどり着けました。周囲も伐採されていて、谷越しに13号を見ることができた。矢田丘陵では、珍しい景観です。
2025年12月16日 14:43撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:43
平群支線14号鉄塔に到着。
鉄塔手前のヤブをヒト幅に切り拓かれており、難なく鉄塔下までたどり着けました。周囲も伐採されていて、谷越しに13号を見ることができた。矢田丘陵では、珍しい景観です。
14号以降の鉄塔は、道沿いに設置されているので、焦らず下山すればイイ。ちょい余裕が出てきた。見上げて撮影するまでは、ヨカッタけれど。。。油断禁物です。
2025年12月16日 14:44撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:44
14号以降の鉄塔は、道沿いに設置されているので、焦らず下山すればイイ。ちょい余裕が出てきた。見上げて撮影するまでは、ヨカッタけれど。。。油断禁物です。
やめときゃイイのに、この看板後ろから東山への直登ルートを選択。途中の倒木迂回から、頭の高さにまで成長したシダシダでヤブ漕ぎを強いられた。心拍数バク上がり、かなりヤバかった。
2025年12月16日 14:53撮影 by  A024, Nothing
12/16 14:53
やめときゃイイのに、この看板後ろから東山への直登ルートを選択。途中の倒木迂回から、頭の高さにまで成長したシダシダでヤブ漕ぎを強いられた。心拍数バク上がり、かなりヤバかった。
平群支線15号鉄塔に到着。
東山の山頂下、ちょいズレた位置に立っています。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/ZivbZKNe3W794RWM7
2025年12月16日 15:02撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:02
平群支線15号鉄塔に到着。
東山の山頂下、ちょいズレた位置に立っています。

Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/ZivbZKNe3W794RWM7
四等三角点(点名:石仏、標高:328.60m)にタッチ。
脇に置いてる一升瓶ケースに腰をおろして、呼吸を整えました。
2025年12月16日 15:03撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:03
四等三角点(点名:石仏、標高:328.60m)にタッチ。
脇に置いてる一升瓶ケースに腰をおろして、呼吸を整えました。
東山を示す山名プレート。
10年以上前から設置されている貴重品で、これもまた懐かしのオブジェクト。大事になさってください。
2025年12月16日 15:05撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:05
東山を示す山名プレート。
10年以上前から設置されている貴重品で、これもまた懐かしのオブジェクト。大事になさってください。
さて、ここからは、不人気の元山上口駅へのルートで、平群支線の鉄塔を追う。焦るのもアカンけど、余計な寄り道は命取りとなりますね。
2025年12月16日 15:08撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:08
さて、ここからは、不人気の元山上口駅へのルートで、平群支線の鉄塔を追う。焦るのもアカンけど、余計な寄り道は命取りとなりますね。
平群支線16号鉄塔に到着。
西に張り出した尾根上に立っています。
2025年12月16日 15:15撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:15
平群支線16号鉄塔に到着。
西に張り出した尾根上に立っています。
鉄塔の周囲も綺麗に伐採されました。10年前と大違いだった。アタリマエか?
2025年12月16日 15:15撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:15
鉄塔の周囲も綺麗に伐採されました。10年前と大違いだった。アタリマエか?
平群支線17号鉄塔に到着。
尾根を南下して、「コ」の字に西向きとなる尾根に立っています。この間のルートは、やや不明瞭でした。不人気な理由の一つでしょう。さらに「はぁ?」と言うような道筋となる。
2025年12月16日 15:20撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:20
平群支線17号鉄塔に到着。
尾根を南下して、「コ」の字に西向きとなる尾根に立っています。この間のルートは、やや不明瞭でした。不人気な理由の一つでしょう。さらに「はぁ?」と言うような道筋となる。
かなりの距離を西向きに下って、鉄塔巡視路はヘアピン状に折り返します。巡視路だと必ず短絡するはずだけど、平群支線は道なりでした。直進すれば、元山上口駅に着く。
2025年12月16日 15:26撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:26
かなりの距離を西向きに下って、鉄塔巡視路はヘアピン状に折り返します。巡視路だと必ず短絡するはずだけど、平群支線は道なりでした。直進すれば、元山上口駅に着く。
折り返しの平坦路を東に戻って、ほぼ17号真南のポイントに来た。この斜面を真っ直ぐ北へ直登できるのか?
2025年12月16日 15:31撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:31
折り返しの平坦路を東に戻って、ほぼ17号真南のポイントに来た。この斜面を真っ直ぐ北へ直登できるのか?
平群支線18号鉄塔に到着。
薄っすらと紅葉が残っていました。
2025年12月16日 15:40撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:40
平群支線18号鉄塔に到着。
薄っすらと紅葉が残っていました。
平群支線19号鉄塔に到着。
冬の柔らかい西陽の空に、迫りくる夕闇と不安の色を感じる。
2025年12月16日 15:47撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:47
平群支線19号鉄塔に到着。
冬の柔らかい西陽の空に、迫りくる夕闇と不安の色を感じる。
焦ってはダメだ。
落ち葉の積もる急斜面を安全に通過するため、スパイクシューズを装着した。
2025年12月16日 15:55撮影 by  A024, Nothing
12/16 15:55
焦ってはダメだ。
落ち葉の積もる急斜面を安全に通過するため、スパイクシューズを装着した。
平群支線20号鉄塔に到着。
四脚とも見て回ったが番線プレートなしだった。里に近いからなのか?
2025年12月16日 16:03撮影 by  A024, Nothing
12/16 16:03
平群支線20号鉄塔に到着。
四脚とも見て回ったが番線プレートなしだった。里に近いからなのか?
20本の鉄塔を経て疲れで判断力に影響したようだ。迷走しながらも、イノシシ避けのフェンスに到達。ロック付きの針金を開閉して、ため池にたどり着いた。休憩も不十分だったと思われる。
2025年12月16日 16:12撮影 by  A024, Nothing
12/16 16:12
20本の鉄塔を経て疲れで判断力に影響したようだ。迷走しながらも、イノシシ避けのフェンスに到達。ロック付きの針金を開閉して、ため池にたどり着いた。休憩も不十分だったと思われる。
夕日を浴びる平群支線21号鉄塔をフェンス越しに撮影。
ここから送電線を地下に埋設するため、この先に鉄塔はありません。
2025年12月16日 16:15撮影 by  A024, Nothing
12/16 16:15
夕日を浴びる平群支線21号鉄塔をフェンス越しに撮影。
ここから送電線を地下に埋設するため、この先に鉄塔はありません。
信貴山に没する冬の太陽は、急速に沈んでいく。あっと言う間に、当たりは夕闇に呑み込まれてしまった。Civil dusk は、ほんの一瞬。一行も読めないだろう。
2025年12月16日 16:25撮影 by  A024, Nothing
12/16 16:25
信貴山に没する冬の太陽は、急速に沈んでいく。あっと言う間に、当たりは夕闇に呑み込まれてしまった。Civil dusk は、ほんの一瞬。一行も読めないだろう。
Nautical dusk 空の明るい内に、元山上口駅の改札にタッチできました。
2025年12月16日 16:35撮影 by  A024, Nothing
12/16 16:35
Nautical dusk 空の明るい内に、元山上口駅の改札にタッチできました。
撮影機器:

感想

平群支線鉄塔巡視路(椚峠〜平群町椣原):

平群支線の鉄塔21本(山中20本)は、椚峠から南の矢田丘陵(西麓)を南北に縦断し、平群町椣原の棚田で地中に没します。山中の巡視路で完結する唯一の送電線と言えるでしょう。その珍しさと適度な距離(約20km)を考察して、日帰り山行で完歩することを夢見てきました。

東生駒駅を起点に、起伏は多いものの、健脚者であれば、問題のないコースです。奇特な挑戦者は、以下の2地点に注意しましょう。対策も必要となりますよ。

1)5号から6号、7号ルート(特に遊歩道からのアプローチに注意)
2)ツキトバタ池(東側堤)の横断

平群支線16号以降、激減するマーキングにも注意。一部で不明瞭な箇所もありました。

今回の計画を実現するまでのプロセス(個人的備忘録)
2015.11.22
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-767494.html
2015.12.19
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-780896.html
2016.03.20
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-830662.html
2023.01.08
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5075863.html
2024.01.14
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6374483.html

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