記録ID: 9016416
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ハイキング
甲信越
長野市、旭山にある廃道を訪ねてみた。
2025年11月30日(日) [日帰り]

Washiba2924
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:33
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 182m
- 下り
- 182m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。 |
写真
以前は鞍部にある旭山登山口迄しか車道は無かったが、10年ほど前に鞍部の先に作業道が開削された。その作業道を暫く下ると旭山へ至る旧道の入り口が現れる。作業道開削前には旧朝日山観音(旭山北斜面の洞窟にあった観音堂)に至る歩道があったのだが、この作業道が作られた為、以前の歩道はどこにあったかすら定かではなくなってしまった。以前幾度か歩いたことがあり、またその時のGPSログもあるのだが精度が悪く今一つ信用ができないのだ。
「通行止めのご案内 この歩道は落石。林地の崩落等により大変危険なため、この先は通行できません。なお、この歩道を通行され、事故等がおきても、一切責任を負いかねますのでご承知ください。」と看板に書かれている。随分物々しいが、実際歩いてみるとこの先山頂迄落石も崩落も一切なかった。そもそも、山の中の道を歩いて何かあってもそれを誰かの責任にするというのが間違いだろうに。とりあえず、立ち入り禁止という訳では無いようだ。
先の看板からしばらく歩いたところ。看板の脅しが効いてか、それともそもそも歩く人が少ないのか、道はかなり薄い。写真に撮るとどこが道だか判らない。かなり注意して道を辿らないと簡単に道を外れてしまいそうだった。
山頂に到着してから登ってきた方向を向くと見える看板。”通行止”らしい。とはいっても、きちんとGPSアプリ等で現在地を把握して歩く分には何ら問題は無さそうに感じた。(もっとも、地図も持たず、GPSも持たずに安易に侵入する事はお勧め出来ないが…。)
山頂にあった説明看板。全体の左半分は地図になっているが、やや見辛い。ここには以前、現在と同じ側を使った地図付き看板があったと記憶している。その頃と比べ、地図はより簡易になってしまい、使い勝手が悪くなった。
旭山展望台。三の曲輪。ここからは長野市市街地方面がよく見降ろすことが出来る。普通に旭山を登るのであれば、ここが目的地。この先は切り立った急傾斜になっている。でも、ここを登って来ている人、いるんだよなぁ…。
旭山展望台(三の曲輪)を振り返ってみる。そこそこの広さがあり、混雑している時期でも休憩場所には事欠かないように思えた。もっとも、登山口周辺に駐車場が少ないのでそちらの方が問題か。(ただ、そこまで人が来る山でも無いような…)
旭山からの下山コースにも今回登りに使った周回コースと同じようなつくりの階段があった。利用者が多いだろうこちらの方がややしっかりとした作りになっている。こちらの方が新しいのかもしれない。
周囲では松くい虫にやられた松の伐採作業をしているようだった。それを示す張り紙があった。なぜこんな写真をアップしたかというと、細かい道(歩道、現況廃道も含む)が記載されていたから。旭山登山口から北北西に延びる道が記載されているが、こんな道がある(いや、”あった”が正確かな)ことを初めて知った。
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
ハイドレーション
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
久し振りに旭山に登って来ました。
一般的な登山口からの往復では物足りないので今回は旭山山頂を北側から登るコースを選びました。
このコース、数年前迄はきちんとしたコースだったと記憶していますが、近年は利用が少ない為か、登山道の整備は為されていません。
登山道の入り口には「通行止めのご案内 この歩道は落石。林地の崩落等により大変危険なため、この先は通行できません。なお、この歩道を通行され、事故等がおきても、一切責任を負いかねますのでご承知ください。」などと如何にも危険で遭難多発な道であるかの如く書かれた看板がありますが、実際に歩いてみると落石も崩落もありません。恐らく、整備する労力を掛けたく無かったが為にこのような看板を立て、廃道化を狙ったものでしょう。
ただ、手入れが為されなくなって久しく、(恐らく10年以上なのでは…)そもそもそれ程歩く人も多く無かった道なので現状では道はかなり薄く、道跡を注意深く探らないとロストしてしまうでしょう。旭山北斜面は崩落している場所もあり、往時のルートを辿ることが出来れば危険はありませんが、下手に迷って崩落地に踏み込むと危ないように思います。
このコース、一部判然としない箇所があった為、往時のルートから逸脱した箇所があります。当該ルートの10%程でしょうか。私のログを参考にする酔狂な(w)方がいましたら、ロストしている部分がある事をご留意ください。
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