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Yamareco

記録ID: 8994136
全員に公開
ハイキング
中国

宝仏山;大山の絶景展望台。根雨宿から往復【日野町、鳥取県】

2025年11月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:15
距離
8.0km
登り
840m
下り
842m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:03
休憩
0:12
合計
3:15
距離 8.0km 登り 840m 下り 842m
10:18
7
スタート地点
12:03
12:13
4
12:17
12:18
60
13:18
13:19
14
13:33
ゴール地点
●コースタイム
日野町役場 1018 ― 出雲街道から資料館へ左折 1023 ― 日野町民俗資料館・登山口 1123 ― 1合目・林道横断 1029 ― 2合目 1040 ― 標高400m 1041 ― 3合目 1053 ― 小平 1054 ― 4合目 1058 ― 5合目 1110 ― 6合目 1117 ― 7合目 1127 ― 8合目 1140 ― 9合目 1145 ― 三角点 1150 ― 大岩乗越 1154 ― 宝仏山頂 1156/昼食/1213 ― 三角点 1217 ― 9合目 1220 ― 8合目 1140 ― 7合目 1231 ― 6合目 1238 ― 5合目 1244 ― 600m 1249 ― 4合目 1253 ― 小平 1256 ― 3合目 1257 ― 400m 1304 ― 2合目 1305 ― 1合目・林道横断 1313 ― 資料館・登山口 1318 ― 根雨駅 1326

●行動時間
03:08
天候 曇り、晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(神戸の家〜日野町役場駐車場)
駐車場―登山口―宝仏山―登山口―駐車場
(日野町役場駐車場=広島の家)

●登山口へのアクセス
○宝仏山登山口
・登山口は日野町民俗資料館の脇にある。資料館には資料館の駐車場があるのみなので、町役場の駐車場を利用。町役場は根雨駅の真向いにある。役場は、国道181号「舟場橋」交差点から南へと曲がり込み、およそ300メートルのところにある
(いずれの記述も2023.12現在)
コース状況/
危険箇所等
○登山口〜宝仏山
・よく整備されており道筋明瞭。標示も多数。合目標もあるので、進度の目安になる
・1合目で林道を横断、2合目手前までは川沿い、3合目のすぐ先に小平(こなる)、5合目の先に大平(おおなる)。ただし、大平標示を確認することはできなかった。6合目から9合目までは急登。8合目付近では細尾根の直登道とジグザグ道とに別れている。9合目からは頂稜歩き。三角点よりもまだ先に最高標高点でもある山頂がある
(いずれの記述も2025.11現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
○コンビニエンスストア
・根雨には国道沿いに1軒ある
○飲食店
・根雨の町中や国道付近には数軒ある

●日帰り温泉
・日帰り入浴施設、温泉
国道181号を北上した岸本や県道で南部町に出ればある
(いずれの記述も2025.11現在)
役場と根雨駅は向かい合わせ。役場前の駐車場を利用させてもらいます
【日野町役場駐車場にて】
2025年11月24日 10:18撮影 by  A501SH, SHARP
11/24 10:18
役場と根雨駅は向かい合わせ。役場前の駐車場を利用させてもらいます
【日野町役場駐車場にて】
役場から出雲街道を東へ行きます。落ち着いた街並みです
【日野町役場駐車場〜登山口】
2025年11月24日 10:20撮影
11/24 10:20
役場から出雲街道を東へ行きます。落ち着いた街並みです
【日野町役場駐車場〜登山口】
街道をPR。ガイドツアーもあるようです
【日野町役場駐車場〜登山口】
2025年11月24日 10:21撮影
11/24 10:21
街道をPR。ガイドツアーもあるようです
【日野町役場駐車場〜登山口】
資料館入口で左折。特に案内は出ていません
【日野町役場駐車場〜登山口】
2025年11月24日 10:23撮影 by  A501SH, SHARP
11/24 10:23
資料館入口で左折。特に案内は出ていません
【日野町役場駐車場〜登山口】
すぐに民俗資料館の立派な建物が見えてきます
【宝仏山登山口にて】
2025年11月24日 10:24撮影 by  A501SH, SHARP
11/24 10:24
すぐに民俗資料館の立派な建物が見えてきます
【宝仏山登山口にて】
資料館へと階段を上ると、登山口案内もあります
【宝仏山登山口にて】
2025年11月24日 10:24撮影
1
11/24 10:24
資料館へと階段を上ると、登山口案内もあります
【宝仏山登山口にて】
すぐに山道。用水路を木板の橋で渡ります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:26撮影 by  A501SH, SHARP
11/24 10:26
すぐに山道。用水路を木板の橋で渡ります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
林道に合流する手前に1合目標示。丁寧に下山の方向を別立てしてあります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:29撮影
11/24 10:29
林道に合流する手前に1合目標示。丁寧に下山の方向を別立てしてあります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
林道を横断し、上っていく支線へ。さらにすぐに階段道が別れます
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:30撮影
11/24 10:30
林道を横断し、上っていく支線へ。さらにすぐに階段道が別れます
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
その階段道。ただし段付けはこの辺しかありません
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:31撮影
11/24 10:31
その階段道。ただし段付けはこの辺しかありません
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
標示は多数。ありがたいことです。「ごうぎんすぎの子会」とありますから、山陰合同銀行さんでしょうか
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:40撮影
11/24 10:40
標示は多数。ありがたいことです。「ごうぎんすぎの子会」とありますから、山陰合同銀行さんでしょうか
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2合目。シルエットは竜でしょうか
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:40撮影
11/24 10:40
2合目。シルエットは竜でしょうか
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
標高400m。これもいくつかあります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:41撮影
11/24 10:41
標高400m。これもいくつかあります
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
時折、手近なところの紅葉に遭遇します
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:44撮影
11/24 10:44
時折、手近なところの紅葉に遭遇します
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
3合目。休みなく勾配が続きます
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
2025年11月24日 10:53撮影
11/24 10:53
3合目。休みなく勾配が続きます
【宝仏山登山口〜小平(こなる)】
小平に到着。かつては牧草地または畑地があったとのことですが、地形こそは平坦ですが、その面影はありません
【小平(こなる)にて】
2025年11月24日 10:54撮影
11/24 10:54
小平に到着。かつては牧草地または畑地があったとのことですが、地形こそは平坦ですが、その面影はありません
【小平(こなる)にて】
木立の中に、輝く紅葉
【小平(こなる)〜大平(おおなる)】
2025年11月24日 10:56撮影 by  ,
11/24 10:56
木立の中に、輝く紅葉
【小平(こなる)〜大平(おおなる)】
4合目
【小平(こなる)〜大平(おおなる)】
2025年11月24日 10:58撮影
11/24 10:58
4合目
【小平(こなる)〜大平(おおなる)】
5合目。この手前辺りが大平と思いますが、標示を見つけることはできませんでした
【大平(おおなる)付近にて】
2025年11月24日 11:10撮影
11/24 11:10
5合目。この手前辺りが大平と思いますが、標示を見つけることはできませんでした
【大平(おおなる)付近にて】
右は植林、左は落葉樹林。左の紅葉を見ながら進みます。右の谷下から大型獣らしき動く音が聞こえ、ヒヤリ
【大平(おおなる)〜7合目】
2025年11月24日 11:15撮影
11/24 11:15
右は植林、左は落葉樹林。左の紅葉を見ながら進みます。右の谷下から大型獣らしき動く音が聞こえ、ヒヤリ
【大平(おおなる)〜7合目】
6合目。この先、9合目までは一番の急登が続きます
【大平(おおなる)〜7合目】
2025年11月24日 11:17撮影
11/24 11:17
6合目。この先、9合目までは一番の急登が続きます
【大平(おおなる)〜7合目】
落ち葉の積もる急登の道。スリップしそうで歩きにくい
【大平(おおなる)〜7合目】
2025年11月24日 11:20撮影
11/24 11:20
落ち葉の積もる急登の道。スリップしそうで歩きにくい
【大平(おおなる)〜7合目】
7合目。大きな標示です。ごうぎんだけではなく、日野高も頑張っています
【7合目にて】
2025年11月24日 11:27撮影
11/24 11:27
7合目。大きな標示です。ごうぎんだけではなく、日野高も頑張っています
【7合目にて】
枯れた木立ということもあり、明るくなってきました
【7合目〜9合目】
2025年11月24日 11:38撮影
1
11/24 11:38
枯れた木立ということもあり、明るくなってきました
【7合目〜9合目】
8合目。登りは厳しいですが、キャラクターはかわいい
【7合目〜9合目】
2025年11月24日 11:40撮影
11/24 11:40
8合目。登りは厳しいですが、キャラクターはかわいい
【7合目〜9合目】
合目間半分くらいで9合目。頂稜に出ました
【9合目にて】
2025年11月24日 11:45撮影
11/24 11:45
合目間半分くらいで9合目。頂稜に出ました
【9合目にて】
緩やかに三角点へ
【9合目〜宝仏山山頂】
2025年11月24日 11:50撮影
11/24 11:50
緩やかに三角点へ
【9合目〜宝仏山山頂】
三角点を越えて進むと、大岩が稜線を阻みます。隙間を越えていきます
【9合目〜宝仏山山頂】
2025年11月24日 11:53撮影 by  ,
11/24 11:53
三角点を越えて進むと、大岩が稜線を阻みます。隙間を越えていきます
【9合目〜宝仏山山頂】
大岩を振り返ります
【9合目〜宝仏山山頂】
2025年11月24日 11:54撮影 by  ,
11/24 11:54
大岩を振り返ります
【9合目〜宝仏山山頂】
そして最高点に到着。山名標があり、その背後の大山方面が刈り払われています。絶景です
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 11:56撮影 by  ,
1
11/24 11:56
そして最高点に到着。山名標があり、その背後の大山方面が刈り払われています。絶景です
【宝仏山山頂にて】
今日は雲が邪魔しています
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 11:57撮影 by  ,
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11/24 11:57
今日は雲が邪魔しています
【宝仏山山頂にて】
大山、三鈷峰、烏ヶ山、象山、擬宝珠山の連なり。一望です
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 11:58撮影 by  ,
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11/24 11:58
大山、三鈷峰、烏ヶ山、象山、擬宝珠山の連なり。一望です
【宝仏山山頂にて】
山頂のブナの大木。枝振りがすごい
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:03撮影 by  ,
1
11/24 12:03
山頂のブナの大木。枝振りがすごい
【宝仏山山頂にて】
その先、やや東に立つと、毛無山が見えます。毛無山は真ん中の高みではなく、その左肩のほう
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:04撮影 by  ,
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11/24 12:04
その先、やや東に立つと、毛無山が見えます。毛無山は真ん中の高みではなく、その左肩のほう
【宝仏山山頂にて】
東の山並み。もう少し右が見えたら花見山でした
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:04撮影 by  ,
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11/24 12:04
東の山並み。もう少し右が見えたら花見山でした
【宝仏山山頂にて】
雲が動いたので改めて。大山一望。左は孝霊山です
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:08撮影
3
11/24 12:08
雲が動いたので改めて。大山一望。左は孝霊山です
【宝仏山山頂にて】
孝霊山から大山にかけてをアップ
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:07撮影 by  ,
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11/24 12:07
孝霊山から大山にかけてをアップ
【宝仏山山頂にて】
さらに大山山頂付近をアップ。険しい南面は沢筋のみに雪の跡
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:10撮影 by  ,
2
11/24 12:10
さらに大山山頂付近をアップ。険しい南面は沢筋のみに雪の跡
【宝仏山山頂にて】
遠く孝霊山のみをアップで
【宝仏山山頂にて】
2025年11月24日 12:11撮影 by  ,
2
11/24 12:11
遠く孝霊山のみをアップで
【宝仏山山頂にて】
引き返します。三角点を通過
【宝仏山山頂〜5合目】
2025年11月24日 12:17撮影
11/24 12:17
引き返します。三角点を通過
【宝仏山山頂〜5合目】
途中、樹間に麓の街並みが見えました。急斜面な訳です
【宝仏山山頂〜5合目】
2025年11月24日 12:26撮影
11/24 12:26
途中、樹間に麓の街並みが見えました。急斜面な訳です
【宝仏山山頂〜5合目】
陽射しが得られるようになってきました。きれいです
【宝仏山山頂〜5合目】
2025年11月24日 12:38撮影
1
11/24 12:38
陽射しが得られるようになってきました。きれいです
【宝仏山山頂〜5合目】
この合目標も日野高校でした
【5合目にて】
2025年11月24日 12:44撮影
11/24 12:44
この合目標も日野高校でした
【5合目にて】
笹薮の背が高い辺り。でも道筋は明瞭なほど刈り払われています
【5合目〜登山口】
2025年11月24日 12:52撮影
11/24 12:52
笹薮の背が高い辺り。でも道筋は明瞭なほど刈り払われています
【5合目〜登山口】
2合目を通過
【5合目〜登山口】
2025年11月24日 13:05撮影
11/24 13:05
2合目を通過
【5合目〜登山口】
沢筋に降りますが、登路は登り続けです
【5合目〜登山口】
2025年11月24日 13:05撮影
11/24 13:05
沢筋に降りますが、登路は登り続けです
【5合目〜登山口】
下山向け標示も丁寧です
【5合目〜登山口】
2025年11月24日 13:11撮影
11/24 13:11
下山向け標示も丁寧です
【5合目〜登山口】
林道側から1合目標示を見ます
【5合目〜登山口】
2025年11月24日 13:13撮影 by  ,
11/24 13:13
林道側から1合目標示を見ます
【5合目〜登山口】
資料館裏に出ました。もうすぐ終点です
【登山口にて】
2025年11月24日 13:18撮影
11/24 13:18
資料館裏に出ました。もうすぐ終点です
【登山口にて】
入口には熊注意が多数。さっきの獣の音は熊だったのかなあ
【登山口にて】
2025年11月24日 13:18撮影
11/24 13:18
入口には熊注意が多数。さっきの獣の音は熊だったのかなあ
【登山口にて】
この辺りもたたら製鉄が栄えていたようです
【登山口にて】
2025年11月24日 13:18撮影
1
11/24 13:18
この辺りもたたら製鉄が栄えていたようです
【登山口にて】
根雨神社の社叢とのこと
【登山口にて】
2025年11月24日 13:19撮影
11/24 13:19
根雨神社の社叢とのこと
【登山口にて】
街道宿場町の歴史
【日野町役場前にて】
2025年11月24日 13:26撮影
11/24 13:26
街道宿場町の歴史
【日野町役場前にて】
駅に到着して終了としました。ちょうどこのあと貨物列車が通過しました
【根雨駅にて】
2025年11月24日 13:32撮影
1
11/24 13:32
駅に到着して終了としました。ちょうどこのあと貨物列車が通過しました
【根雨駅にて】
日野川対岸より。街からすぐの山だから登り続けになる訳です
【根雨地内にて】
2025年11月24日 13:39撮影 by  ,
11/24 13:39
日野川対岸より。街からすぐの山だから登り続けになる訳です
【根雨地内にて】
撮影機器:

感想

 鳥取県西部の日野町にある宝仏山に向かった。神戸から広島への帰途、米子に立ち寄るご用があったため、県西部の未踏の山でも比較的奥まった宝仏山を選んだ。
 久しぶりに根雨駅までやってきた。ガイド本に従い役場駐車場にクルマを駐めて出発。駅と役場に挟まれた道は出雲街道。旧街道をしばらく歩き、本陣跡の角から日野町民族資料館へと向かう。資料館は、凝ったものではないが装飾のある建物で、歴史を感じさせる。資料館は閉まっているので中までは分からないが、宿場街でもある根雨の歴史が詰まっているのであろう。
 資料館の脇に登山口があり、そこからすぐに山道が始まる。1合目で林道を横断し、木段で林道から離れていく。しばし登ると沢沿いに遷り、登りながらも殆ど沢底に達する頃に斜面を登り始める。そのあたりが2合目。さらに緩やかに登り続けて3合目。3合目の先に小平(こなる)。この辺りや大平(おおなる)にも営農の跡があったのであろうか。
 小平から大平にかけてはやや斜度が緩むところもある。笹原も現れるが、よく刈り払われているから道筋を見失うこともない。
 概ね中間点の大平に到着。ここまで標示がしっかりとしているのだが、「大平」の標示が目に入ることはなかった。中間点ではあるが、地図でこの先の登路を見ると、標高差300mを一気に登ることになるようだ。里山などと緩く呼んでいる場合ではない。結構な登山の山だ。
 比較的平坦な一帯を抜け、山頂部まで続く尾根に取り付くとまさに急登になる。6合目、7合目と厳しい登りが続く。7合目を過ぎると笹原も樹木も薄くなり、明るくなる。斜度が強いだけではなく、落ち葉に足を取られて登りにくい。8合目手前からは道が二手に分かれて直登かジグザグかとなっているようだ。最初は直登を行ったがあまりにも進みが悪いのでジグザグへ。
 8合目の標示はかわいいキャクター付き。その標示を過ぎ、最後の急登に取りかかる。標高差50m程の短い上りで9合目に到着する。ようやく急斜面から解放され、ここからは頂稜歩きになる。緩やかに上って三角点。さらに進んで大岩を抜けて行くと、最高標高点でもある山頂に到着。
 山頂部の北側から東側、南面にかけては刈り払われており、大山とそれに続く山並みを楽しむことができる。屏風のように居並ぶ大山を背景にして山名標との写真を撮ることができる。まさに大山の絶好の展望台だ。近いところに位置する毛無山も堂々と座っている。ちょうど雲は上がり気味で、到着した頃には雲に隠れていた大山もだいたい見えるようになってきた。
 昼食も摂り、折り返す。帰途、7合目を過ぎたあたりで二人連れとすれ違う。キツいですねと言われたが、これからがまさに山場だとお伝えすると、げんなりされていた。
 あとは粛々と下降して、登山口へと到着。街道を歩き、駐車場に向かう前に駅に立ち寄る。記録はここで終了とした。
 手を洗ったりしていると、ちょうど貨物列車がやってきた。一日に何本もない貴重な列車だが、根雨には停車しない。機関車の独特の継目音が響き、やがて轟音は山峡へと消えていった。
 街からすぐに登れる里山と思って、もっと容易い山を想像していたが、全然違った。むしろトレーニングに向いた激しい山というべきかもしれない。
 短時間ながら、登り応えのある山だった。

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