雄山(みくりが池温泉からピストン)

- GPS
- 07:21
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 641m
- 下り
- 622m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立山駅 14:00-15:10 室堂 立山高原バス 黒部アルペンルート縦貫¥10940 [泊]みくりが池温泉 ¥12800 [帰]室堂駅 15:15-16:15 扇沢駅 バス、RW、ケーブルカー、電気バス 扇沢駅 17:00-18:45 長野駅 アルピコ交通特急長野線 ¥4300 長野 19:05-20:00 大宮 かがやき514号(東京) ¥6180 大宮 20:03-20:53 武蔵小杉 ¥824 湘南新宿ライン |
| コース状況/ 危険箇所等 |
室堂駅で滅茶苦茶脅されます。 …が、情報は自分で他の人に聞いて集めましょう。 [みくりが池〜一ノ越] アイゼンでも行けるがスノーシューの方が楽だった 一ノ越直下だけガリガリ気味 [一ノ越〜雄山社務所] 雪付きが弱く岩氷ミックス また風で飛ばされてきたパウダーが積もる 午後は湿雪で直登ルートの下りがキツい [雄山社務所〜山頂] 一番手はラッセルになる …けれどもかなり短いしそこまで危険でもない [雄山〜北方面] トレースなし、トラバース歩く感じ? 諦めました。 |
| その他周辺情報 | みくりが池温泉宿泊者は翌日16:00まで無料入浴可! 泉質は酸性単純泉?で臭いは薄いが硫黄色のキシキシ温泉 飲んでみると…強クエン酸! しょっぱ! 湯の川温泉と似てる! 硫黄味はなし。 |
| 予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
気温・湿度 記録失念(帰りの一ノ越で3.1℃35%)
風 寒風〜無風
消費水量 300ml
富山観光からの立山登山です(そちらは後ほど日記でアップします)。前々から富山観光と絡めてやりたかったのですが、まさか雪山になるとは思いませんでした。そういえば今年の3月は福井も観光&登山してるんだよな…。富山に向かう夜行バスは隣のジジイがかなりはみ出してあまり寝れず、スタートの幸先はなんともいえない感じでした。しかし立山に上がれるかどうかわからない天気から、アルペンルート無事除雪終了につき最高の山行が楽しめました。
富山地鉄乗り回し後、バスに乗り室堂からみくりが池温泉へ…向かおうとして室堂山荘の近くまで行ってしまいました。15分程度なら地図見ないでも余裕とか言ってたら痛い目見ました…。良質な温泉、使い放題の水と電気、豪華な食事(勝駒高かったけど頂きました)、寒くない館内、これで12800円は物価高騰が続く今にしてはかなり安い気がします。いま下界でもショボい宿で平気で素泊まり6〜7000円とかするもん…。翌朝はバイキング食べたかったので珍しく朝食つきに。焼きサバ美味しかったです。あとぶっちゃけ立山はスノーハイクとナメてたのもあります。真砂岳のルート調べてこの季節に何度か雪崩れたのを知り、室堂で滅茶苦茶脅され(だいぶ不愉快な脅しを食らうも遭対協としては致し方なしかな…と思いましたが、情報が不正確なのはよろしくないと思います)、周回は無理かな…と思ってましたが、到着日滑った人の情報によると真砂岳方面も雪崩の気配はなかったとのこと。それなら…等高線間隔の短い雄山から攻めていこうかなと。
朝。寒さはまずまず。最初スノーシュー履こうとしてましたが、周囲がアイゼンなのとどのみち一ノ越からアイゼンなのでつられて自分もアイゼンに。これがよろしくなかった。一ノ越どころか室堂山荘もだいぶ遠いです。そこから先も谷筋なのかトラバースなのか進む道がわかりづらく、途中からほぼ先行あったもののアイゼンのルート選びは迷いました。なおのことスノーシューあれば体力消費も抑えられたのになぁと。雪付きが2〜3mほどなのか、踏み抜きはそこまで多くはありませんでした。一ノ越直下はクラスト気味なので注意。
そこから先は岩雪氷ミックスゾーンで、雪付き薄くたまに穴が空いている場所もあります…かと思えば風にのってパウダーが運ばれている場所もあり、そういったところは気温上がると湿雪になったりクラスト化したりでだいぶ厄介になります。登りは若干ルートがわかりづらく、岩を登るようなところもありました。等高線の通り傾斜も急で肝を冷やす場面も多く、一番手は大変だろうなぁと。岩の中には浮石もあるため掴み所に注意。岩場登っている人のすぐ後ろにつくジジイはマジで何考えてんだという場面が何度かありました。というかなんか今回距離感おかしいというか空気読めないジジイが何人かいてウンザリしました。もはやジジイハザード。…話が逸れました。一度平坦になった後再び急登が始まりますが、このあたりにも若干危ない場面がありました。岩の下をトラバースして左側から取り付くあたりで、ここは下りも使いました。それ以外は最後の一息(が長い)といったところ。
社務所から先はパウダーとなっており、ラッセル大変だったと言ってる方がおりお疲れ様と思いましたが…思いの外短い…。半分埋まってる鳥居を過ぎると石段も見えてきてすぐにゴールでした。八ヶ岳、富士山、白山などあらゆるものが見える素晴らしい景色でした。富山湾の向こうに見える能登半島の向こうに見える……なんだあれ大陸………? 風もありましたが耐えられるくらいで、本当に素晴らしかったです。ただ本来の目的地である立山三山方面は完全に閉ざされた急登&トラバースだったので諦めました。帰りは行きより道がわかりやすくなっており、ほとんどの場合早く降りれたのですが、アイゼンが2回も脱げたのと一部完全に直登となっている場所があり、後者は湿雪のため崩れやすくだいぶ苦戦しました。アイゼン脱げた場所も、一ノ越が見える場所(ここでアイゼン→スノーシューに換装)だったので歯痒かったですが、さすがにこの傾斜で着けないのは命取りだったので…。
そこから先はスノーシューにてラッセル天国でした。既に奥大日滑ってきたスキーヤーや、一ノ越無視して雄山直登しようとしてるスキーヤーいておらおでれぇた…。帰りはスノーシューで楽々と思ったのですが、やはりみくりが池温泉までが地味に遠い。うまく行けば温泉に入り一本前のバスに…と思ってましたが、やはりそう上手くはいきませんね。アルペンルートのバスは一本先に乗れましたが、扇沢からはどうにもなりませんでした。まぁ温泉入らなければよかったのかもですが…いいじゃないか、ただ だし!
アルペンルート自体は初めてで面白かったですがら混んでるのと高いのはちょっとなぁ…まぁ整備に膨大なお金はかかりそうですが。黒部ダムまで来るとなんだかんだ北アにも来てるんだなぁ…としみじみした気持ちになりました。来年は南アルプスにたくさん行けますように。あと富山はやり残しがあるのでまた十〜二十年後くらいに(山以外でも)くると思います!
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Barklay












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