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ハイキング
甲信越
菩提寺山〜高立山〜護摩堂山 雪にびびって超安全牌の里山へ転じる【石油の里から】(新潟県新潟市秋葉区、五泉市、田上町)
2025年11月20日(木) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:55
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 895m
- 下り
- 921m
コースタイム
| 天候 | 晴れ☀小春日和 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新津駅から区バスで約30分、石油の里公園下車。 信越本線矢代田駅から徒歩30分。東口を出て古津駅方面へ向かい、ファミリーマートのある交差点を山の方へ曲がって1kmほど進むと石油の里公園に着きます。 秋葉区区バス時刻表 https://www.city.niigata.lg.jp/akiha/torikumi/kotsu/kubus/unchin.html 石油の里公園の駐車場は100台程度駐車できそうです。トイレあり、集落の近くなので携帯電波はバッチリ入ります。登山ポストあるかどうかはわかりませんでした。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
標高の低い里山で登山者も多く、登山道は整備万全です。所々に急登があったり、意外と本格的な登山道になっている箇所もあります。また縦走路は山の東側斜面に通っている砂利道の林道部分を多く歩き、ピークが近づいたら登山道に入ることになります。 今回歩いたルートで若干注意がいるのは菩提寺山から石油の里への途中で分岐し円山を経由して白玉の滝へ向かう道。道自体は多少怪しいもののまずまず明瞭なのですが、円山のピークを過ぎて白玉の滝が近づくとかなりの急傾斜となり、お助けロープもあったりなかったりという感じ。階段ではない滑り台状の道のため滑りやすく、それにくわえて落ち葉が表面を覆っていて余計に滑るようになっており、何回か尻もちついてだいぶ難儀しました。この部分だけは初心者向けではないです。石油の里〜菩提寺山は西側の登山道か東側の林道を通ったほうがいいと思います。 登山口が多く、エスケープルートが豊富。電車かバスで石油の里か大沢公園から入山して護摩堂山まで縦走し、ごまどう湯っ多里館で汗を流して田上駅から電車で帰るのがよさそう。 標高300mにも満たない低山ではありますが粟ヶ岳や越後白山などの「川内山塊」と繋がっているため、時折クマが目撃されています。それなりの山と同様にクマに用心したほうがいいでしょう。 |
| その他周辺情報 | 石油の里公園(周辺施設案内)新潟市秋葉区 https://www.city.niigata.lg.jp/akiha/about/kankou/oil/sekiyu_kouen.html 里山ビジターセンターでは、周辺の登山情報や登山の準備、また休憩所として利用できます。おみやげや地場の野菜などの販売もされています。登山の前後にちょっと寄りたくなる施設です。 また他にも石油が採れていた時代の関連施設が多数あります。 新潟観光ナビ 護摩堂山あじさい園 https://niigata-kankou.or.jp/spot/10193 約3万本ものあじさいが咲く名所。品種は、ガクアジサイ他数種。 登山口から緑に囲まれた緩やかな遊歩道を登ること約40分。越後平野を一望する山頂にあじさい園があります。見頃は6月中旬から7月にかけて。 この時期「あじさいまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。 周辺の日帰り入浴施設 ごまどう湯っ多里館 https://gomado-yuttarikan.jp/ 新潟市小須戸温泉健康センター 花の湯館 https://www.hananoyukan.com/ 秋葉温泉 花水 https://casui.net/ 護摩堂山の麓には、湯田上温泉という温泉地があります。 新潟観光ナビ 湯田上温泉 https://niigata-kankou.or.jp/spot/11597 たがみ湯っ旅ガイド http://www.e-tagami.jp/guide/index.html 護摩堂山の中腹に、新潟平野を見下ろすように温泉宿が静かなたたずまいを見せています。 開湯の歴史は古く、薬師の湯と呼ばれ、湯治客に親しまれていました。時代は変わっても、そんな情緒はそのままです。湯につかり、自然にひたる。湯田上は、心からくつろげる温泉です。 |
写真
今日は粟ヶ岳か五頭山か関川村の光兎山に登るつもりでいたのですが、家から山を見ると五頭山や二王子岳の中腹付近(標高400m付近?)から上はうっすら白くなってて苦戦しそう。ということで雪にびびって秋葉区の標高低い超安牌の里山「菩提寺山」に行き先を変更しました。石油の里公園をスタートです
石油の里から上っていくと、途中に石油を掘っていた時代の遺構が出てきます。この新潟市秋葉区(新津)はかつて日本最大の産油地で、現在の石油大手元売りにもこの新津がルーツの会社があるそうですよ
きっちり整備された階段。このコースを歩くのは7〜8年ぶりくらいです。低山すぎてなかなか足が向かないでいました。ですがヤマレコの山リスト「西山三山」が加わったので、この低山歩きの時期に合わせて歩いてみることにしました
明るい広葉樹の尾根道。石油の里〜菩提寺山は低山ながら意外と本格的な登山道で、なかなか歩きごたえがあります。
でも基本危ないところはほぼ無く、行程も短いので登山初心者にはおすすめです。超安牌の山域
でも基本危ないところはほぼ無く、行程も短いので登山初心者にはおすすめです。超安牌の山域
高立山の登山口に着きました。そこそこ急登です。「熊出没」の看板があります。こんなところにもクマが出るのかと思いましたが、ここは川内山塊とつながっていますからねえ。というか今はどこでクマが出てもおかしくない
林道を進んで護摩堂山の上り口。前回ここに来たときはまだヤマレコを始める前で、こんなに案内板もなく、道がわからなくなって右奥の道路に進み、どこか適当な斜面から無理やり上った記憶があります
あじさい園から一段上がったところが護摩堂山274m山頂です。ここは電車で来ることができますし、登山口からなだらかな遊歩道を20〜30分ほどで上がれ、下山してから日帰り温泉もあるので登山デビュー戦に最適と思います
さてしばらく休んでから石油の里へ戻るか。いったん田上へ下山して道路を歩いてもいいのですが、今日は地下足袋を履いてきてしまったためアスファルト歩きがきついのです。なのでこれまで歩いてきた林道を戻りましょう
林道テクテク進んで菩提寺山の上り口まで戻ってきました(高立山はスルー)。このまま林道進んで白玉の滝へ向かうか、それとも菩提寺山に上って来た道を戻るか……迷った末に菩提寺山から来た道を戻ることにしました。ここを上っていきます
白玉の滝への道ですが、踏み跡は多少怪しいもののしっかりしてます。ただ整備は最低限といった感じ。円山ピークを過ぎて白玉の滝へ向かう途中、ものすごい激下りがあり、階段状ではない滑り台状で滑る滑る。この時期は落ち葉も堆積しており余計に滑る滑る。かなり苦労しました。知ってたらここは通らなかったです。ある程度山慣れした人じゃないと厳しいかも
白玉の滝まで下りてきました。いやあ、難儀な道でした。途中の激下りで尻もちついて受身取ったとき右腕を痛打しましたよ。
せっかくなので白玉の滝を見ようと思いましたが、だいぶ下流に下ってから回り込まないといけないので泣く泣くスルーですっ
せっかくなので白玉の滝を見ようと思いましたが、だいぶ下流に下ってから回り込まないといけないので泣く泣くスルーですっ
石油の里、里山ビジターセンター。ようやく出発地点に帰ってきました。ここは登山情報を得たり、またおみやげや地場の野菜を購入することができます。平日ですがわりとにぎわっていました。ここには玄関脇に靴の洗い場もあります
履いていた地下足袋。来年は地下足袋でそれなりの山へ行ってみたいな。飯豊クラスの過酷な山はどうかと思いますが、朝日連峰や鳥海山なら飯豊ほどの急登は無いですし地下足袋でもいけそうな気がします
矢代田の田んぼから西山三山を眺めます。どれがどのピークだかさっぱりわからん。
今日は降雪のため急遽回ってきた西山三山ですが、絶好の小春日和でもあり良い山行になりました。ふだんあまり歩かない里山ですがなかなか良いものですね
今日は降雪のため急遽回ってきた西山三山ですが、絶好の小春日和でもあり良い山行になりました。ふだんあまり歩かない里山ですがなかなか良いものですね
感想
久しく歩いていなかった菩提寺山、高立山、護摩堂山の西山三山。ヤマレコの山リスト「西山三山」が追加されて「そのうち獲りにいかないとな〜」とは思っていたのですが、他に登る山もありなかなか足が向かないでいました。でもこの日は他に狙っている山に降雪がありびびってしまい、「それなら雪のない低山の西山三山ならいいだろ」ということで急遽この里山に回ってきました。
石油の里公園から護摩堂山まで縦走し往復したのですが、なかなかのロングコースで歩きごたえありましたね〜。絶好の天気、時折開けた場所からの展望も最高で、やむなく回ってきたとは思えないくらい良い山歩きでした。山リスト「西山三山」も獲得できましたし大満足です。小春日和の里山をちょっと長く歩いて「ふーっ、いい運動になったわ」からの温泉で汗を流しサウナを楽しんで、美味しいものを食べて帰る……。めちゃめちゃ有意義でした。
いやホントに無理して積雪のある山に突撃しなくてよかった。雪山行くとしたら装備揃えてキッチリ無理のない計画立ててからですね〜。やっぱり登山は安全第一です。安全登山バンザイ🙌
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