蛭ヶ岳(日帰り)

- GPS
- 08:31
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:31
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週丹沢山に登ってもう少し行けそうな気がしたこと、昨日奥多摩の大岳山に登ってちょっと物足りなかったこと、今日は晴れそうということで、せっかく仕事の休みだし、いつか行ってみたかった蛭ヶ岳を目指してみることにしました。
長い山行になる可能性があり、暗くなる前に下山したいので、5:30にスタートし11時で引き返すというリミットを決めて挑みました。いつもは連れと同行していますが、今回は実質初めてのソロ登山。ヘッデンで不明瞭な山道に分け入るのも初めて。2000mの上げ下げも18kmの距離も初めてで、いろいろ不安含みの出発。
今日は、先週下りに通った正次郎尾根から登ります。そっちの方が景色が良いので。正次郎尾根にこの時間から入山しているのは明らかに自分だけで、とくに暗い時間帯、熊に合わないか心配で、声を出しながら進みました。表尾根に合流してからも、塔ノ岳までは誰も合わず文字通りのソロ登山を満喫。
余談ですが、丹沢山への途中で何人かすれ違ったのはおそらく宿泊の登山者でしょうか。丹沢山を過ぎると次々に追い抜かれたのですが、この山域は本当に手練れの方が多く、トレラン系、ファストハイク系の方には倍半分くらいの速度差で抜かれます(もちろん自ら譲ります)。大倉尾根から来ていると思われ、とてつもない健脚です。
丹沢山までは先週とほぼ同じですが、丹沢山から蛭ヶ岳への稜線歩きは一段と素晴らしく、視界を遮る木々がほとんどないので、左右のパノラマを常時楽しみつつ、富士山を左に見ながら、穏やかな印象の笹薮の中を進みます。いくつもの小ピークを越してアップダウンしつつ頂きを目指すのは正に稜線歩きの醍醐味。
下手をすると時間超過で到達できない、または帰りにバテて脚が止まってしまうかもしれないという、自分にとっては挑戦でしたが、思ってた以上に楽しく気分よく達成できたのは、ひとえに好天とこの登山道の素晴らしさのお蔭です。また、サクサク前に進んであまり時間を掛けない方がかえって疲れが少ないという発見もあったような気がします。そしていろいろ初めての試みの中で無事に下山できて良かったです。
戸沢出会からのスタートは、政次郎尾根にしろ天神尾根にしろかなりの急登にはなりますが、大倉登山口より280mほどスタートの標高が高いので、さほどの健脚でない方が蛭ヶ岳への日帰りを目指すには、一選択肢になるかと思います。
オータニ

















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