愛鷹山越前岳 静岡県側の山から富士山を眺めながらワイルドな周回コースを巡る

- GPS
- 05:57
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 983m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:54
| 天候 | 晴れ予報だったが、高曇り基調。 富士山の展望は山頂部が見えたり、隠れたり。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裾野インターから10キロ15分と近い。15台程度。8時到着で2台目。当日は総計で5台駐車したようです。舗装されて区画整理された立派な駐車場。簡易トイレ併設。 幹線道路から駐車場へ向かう1車線の舗装道路に入っていきます。少し離合に苦労しそうだが、アクセス区間が1キロと短い。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場~黒岳 最初は、岩がゴロゴロして歩きにくい。その後、土の登山道に変わり歩き易くなる。 黒岳~越前岳 稜線歩きだが、500メートル登るので少しきつい。岩場もあるが危険箇所は無い。 越前岳~山神社駐車場 呼子岳までの間は急坂で痩せ尾根であるため、転滑落に注意。 鋸岳との割石峠分岐を過ぎると、ルートがはっきりしない大沢の涸沢を下るので、転滑落、足のくじきに注意。 涸沢から先は、足元のルートが不明瞭であるため、ピンクテープを見落とさないよう注意。 |
| その他周辺情報 | 裾野温泉 ヘルシーパーク裾野 日帰り温泉。大人850円。弱アルカリ性温泉。露天風呂が広い。 裾野インターへ戻る途中に有り、大変使い勝手が良い。 |
写真
越前岳山頂は近くて便利な十里木高原駐車場から団体さんが上がってくることもあり、人が集中した場合は座る場所にも苦労しそうだと思い、手前でお昼にしました。
愛鷹の名は、徳川家康が鷹狩りを好んだために名付けられたという説があります。以前は足高山と呼ばれていたこともあって、音は愛鷹山と書いてアシタカ山と発音します。愛鷹山という名前そのものの山は標高1188メートルで、愛鷹山塊の南に有ります。
感想
愛鷹山越前岳は日本二百名山で、富士山の眺望が得られる日に登りたいと思ってずっと機会をうかがっていました。山梨県側から富士山の写真を撮る時は、海に近い静岡県側からいつも雲が湧いてくるイメージがあります。したがって、静岡県側の山から富士山の写真を撮るのはなかなか大変だとの印象を持っており、天気予報がかなり良い日限定で狙っていました。 12日の水曜日は1週間のうちでは最も晴れて展望が得られると予報されていたので、楽しみにして出かけました。
裾野インターを降りた時点では両端の裾野まですっきり見えて、予報通りだと期待に胸を膨らませました。
登山口から登り始めると樹々の間からなんとなく空が白いような気がしてドキドキしていましたが、黒岳展望台に着く頃には中腹に厚い雲がかかるものの山頂付近は時折り姿を見せる感じになり、なんとか富士山の写真を撮ることができてホッとしました。予報が外れて全然ダメかと弱気になっていましたので、不幸中の幸い。
黒岳山頂、越前岳手前の富士見台、越前岳山頂付近、呼子岳山頂付近から冠雪した見事な富士山を写真に収めることができました。
越前岳は十里木からピストンで登られることが多いと思います。私には時間的にも短過ぎるので黒岳~越前岳~呼子岳の周回コースを取りましたが、これがとってもワイルドで驚きました。
まず、越前岳から呼子岳までは、急坂で痩せ尾根が多い登山道となっています。
その後、呼子岳から割石峠を通り大沢沿いに降りて行きますが、涸沢の中そのものがルートになっていて、登山道が無くて沢を登り降りする北海道の日高山脈みたいでした。
さらに下るにつれてルートが不明瞭となりどこでも歩けてしまうので、ピンクテープを探して正規ルートを外さないように目を凝らして集中して見つけていくのが、推理ゲームみたいで大変面白く感じました。
周回コースは関東周辺では珍しく、自然のままの野生的な山歩きができます。人が少なく道が不明瞭なので、それなりにリスクはあります。
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