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Yamareco

記録ID: 8907681
全員に公開
ハイキング
近畿

冬野〜竜在峠〜芋ヶ峠〜高取山

2025年11月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:56
距離
16.1km
登り
806m
下り
1,241m

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
0:59
合計
6:21
距離 16.1km 登り 806m 下り 1,241m
8:53
8:55
20
9:15
9:16
6
水場
9:22
9:23
5
冬野集落 (電気柵)
9:28
9:33
38
10:11
10:27
6
10:33
45
11:18
11:25
29
11:54
12:02
1
12:03
12:04
43
12:47
12:48
19
13:07
13:11
10
13:21
13:30
17
高取山 (あずまや)
13:47
13:49
19
高取山天守閣跡 (三角点)
14:08
14:10
42
14:52
16
植村家 長屋門
15:08
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
談山神社バス停
コケを削って作っている
「Allez」はフランス語で「行け」「進め」の意味
コケを削って作っている
「Allez」はフランス語で「行け」「進め」の意味
あの橋を渡るようだ (写真は振り返って)
少し進んだところから行くことができた
朝もやが濃い
あの橋を渡るようだ (写真は振り返って)
少し進んだところから行くことができた
朝もやが濃い
その橋のたもとに女人禁制の石柱あり
旧多武峰妙楽寺の西門の跡地とのこと
その橋のたもとに女人禁制の石柱あり
旧多武峰妙楽寺の西門の跡地とのこと
同所に建つ道標 一部しか読めないので調べてみると
「右 増賀上人御廟 岡てら
 たゑま 龍田 本ふ里う寺 (法隆寺) 道
左 よし能 大峯山 みち」
 と書いてあるとのこと
同所に建つ道標 一部しか読めないので調べてみると
「右 増賀上人御廟 岡てら
 たゑま 龍田 本ふ里う寺 (法隆寺) 道
左 よし能 大峯山 みち」
 と書いてあるとのこと
静かで平らな山道
静かで平らな山道
冬野集落の手前の水場
水量は少ない
冬野集落の手前の水場
水量は少ない
冬野集落
開けるのが面倒な電気柵
おそらく電気は流れていないだろうけど ちょっとビビる
開けるのが面倒な電気柵
おそらく電気は流れていないだろうけど ちょっとビビる
人はいないようだ
人はいないようだ
道を間違え、多武峰 (とうのみね) ピーク方面へ
ユニークなお顔のお地蔵さんあり
道を間違え、多武峰 (とうのみね) ピーク方面へ
ユニークなお顔のお地蔵さんあり
質素な神社あり
道を間違えていることに気づき 戻る
質素な神社あり
道を間違えていることに気づき 戻る
ここの分岐のまっすぐの枝道が正解だった
ここの分岐のまっすぐの枝道が正解だった
「左 よしの道」か?
「左 よしの道」か?
あの民家の脇を通っていく
ヤマレコアプリがなければ迷いそうだ
あの民家の脇を通っていく
ヤマレコアプリがなければ迷いそうだ
静かで歩きやすい道が続く
登りが思った以上に少ない
静かで歩きやすい道が続く
登りが思った以上に少ない
3年ぶりとなる明日香村の道標
そういえば「高市郡」というのも、奈良県出身の女性首相誕生にいいタイミングだったかも
3年ぶりとなる明日香村の道標
そういえば「高市郡」というのも、奈良県出身の女性首相誕生にいいタイミングだったかも
スマホで画像検索してみると、ナラタケの可能性が高いと出た。しかし似た毒キノコである可能性があるとも。
スマホで画像検索してみると、ナラタケの可能性が高いと出た。しかし似た毒キノコである可能性があるとも。
植林が一時切れるところ
植林が一時切れるところ
むかしの茶屋跡 (多武峰分岐) 到着!
2022年12月28日、竜門岳〜多武峰分岐幕営〜高取山の時以来
むかしの茶屋跡 (多武峰分岐) 到着!
2022年12月28日、竜門岳〜多武峰分岐幕営〜高取山の時以来
あずまやの裏、一旦 テントを張ったところ
しかし狭くて居心地が悪かったため ---
あずまやの裏、一旦 テントを張ったところ
しかし狭くて居心地が悪かったため ---
その上の平坦なスペースに移動した
3年前をおおいに懐かしむ
その上の平坦なスペースに移動した
3年前をおおいに懐かしむ
【参考】 2022年12月28日、同所で張ったテント
【参考】 2022年12月28日、同所で張ったテント
竜在峠に建つ墓
周辺に「総谷」と書かれた木があったので、山の持ち主の親族の墓なのだろう
竜在峠に建つ墓
周辺に「総谷」と書かれた木があったので、山の持ち主の親族の墓なのだろう
こんな道だったと思い出しながら
こんな道だったと思い出しながら
マツカゼソウが多い
マツカゼソウが多い
ここ、3年前同様 右に行きかけたが、細い直進が正解
ここ、3年前同様 右に行きかけたが、細い直進が正解
ここも間違って、入谷の方面に行ってしまい、引き返してきた
竜在峠からだと芋峠への道標が見えにくい
ここも間違って、入谷の方面に行ってしまい、引き返してきた
竜在峠からだと芋峠への道標が見えにくい
滝畑三角点
「滝畑」というと河内長野かと錯覚する (?)
滝畑三角点
「滝畑」というと河内長野かと錯覚する (?)
三角点からは激下り!
3年前は約15キロのザックを背負っていたので結構難儀した
三角点からは激下り!
3年前は約15キロのザックを背負っていたので結構難儀した
芋峠は近い
芋峠直前の行者分岐 (写真は振り返って)
ここでデジカメの電池がなくなり、交換しようと思ったが、電池などを入れた袋がないことに気づく
芋峠直前の行者分岐 (写真は振り返って)
ここでデジカメの電池がなくなり、交換しようと思ったが、電池などを入れた袋がないことに気づく
ここからはスマホのカメラで
芋峠
車道を挟んだ進路
ここからはスマホのカメラで
芋峠
車道を挟んだ進路
芋峠 振り返って写す
案内板には犬養孝の「万葉の旅」の一節が書かれている
芋峠 振り返って写す
案内板には犬養孝の「万葉の旅」の一節が書かれている
山道は時々 林道のすぐ脇を通る
山道は時々 林道のすぐ脇を通る
芋ヶ峠三角点の前の急登
芋ヶ峠三角点の前の急登
林道に合流
林道終点
きれいな山道を行く
きれいな山道を行く
高取城址の石垣が現れた (空堀)
高取城址の石垣が現れた (空堀)
苔むす石垣 吉野門口跡
苔むす石垣 吉野門口跡
井戸の跡
大いに荒れている箇所
大いに荒れている箇所
歴史ロマンだなぁ〜
歴史ロマンだなぁ〜
高取城址の一般ルート (大手門跡前) に登るところ
高取城址の一般ルート (大手門跡前) に登るところ
大手門跡前
何度来てもここの虎口の雰囲気は最高
何度来てもここの虎口の雰囲気は最高
ニノ丸跡前の広場に
ニノ丸跡前の広場に
ニノ丸跡前の広場のあずまやから
もみじの紅葉はいまひとつ
ニノ丸跡前の広場のあずまやから
もみじの紅葉はいまひとつ
クマ出没
ここも虎口
本丸跡にある三角点
本丸跡にある三角点
本丸跡から金剛・葛城を望む
眼下には太鼓櫓
本丸跡から金剛・葛城を望む
眼下には太鼓櫓
本丸跡、西から南の様子
本丸跡、西から南の様子
大和三山の耳成山が望める
大和三山の耳成山が望める
トリカブト 茎は倒れているが 花は多い
トリカブト 茎は倒れているが 花は多い
おっぱいのような、目玉のようなキノコ
キヌカラカサタケ?
おっぱいのような、目玉のようなキノコ
キヌカラカサタケ?
ニの門跡 (振り返って)
ニの門跡 (振り返って)
猿石 城の石垣に転用するため飛鳥から運ばれてきたなどの説あり
猿石 城の石垣に転用するため飛鳥から運ばれてきたなどの説あり
高取城址の石柱
ウサギの狂気に満ちた目が面白い
ウサギの狂気に満ちた目が面白い
植村邸 現在も旧藩主 植村家の住居
建立は文政九 (1826) 年で旧高取藩の筆頭家老屋敷だったとのこと
植村邸 現在も旧藩主 植村家の住居
建立は文政九 (1826) 年で旧高取藩の筆頭家老屋敷だったとのこと

感想

 2022年12月28日〜29日、竜門岳〜多武峰分岐 (むかしの茶屋跡) 幕営〜高取山 (高取城址) を歩いたが、その二日目、電池が冷え切ったせいだろう、デジカメが使えなかった。当時はスマホを持っておらずガラケーで写すしかなかったが、その写真がひどい写りだったのが悔しくて、冬野からむかしの茶屋跡・竜在峠に登り、二日目と同じ行程を歩きたいと思っていた。
 しかし朝早いこと、アプローチに時間も金もかかることからなかなか踏ん切りがつかなかったが、やっと行く気になった。

 奈良の山のためにアーバンライナー (近鉄特急) を使うのは初めて。難波から大和八木まで特急料金520円也。車中で腹ごしらえ。
 紅葉の季節とあって談山神社へのバスはそこそこハイカーが乗っていた。談山神社は2021年12月29日、談山神社・御破裂山〜飛鳥というコースで参拝を兼ねて歩いているものの、また少しだけでも訪ねて藤原鎌足公や乙巳の変を偲びたいと思っていたが、バス停が思ったよりも離れていたこと、トイレで用を足して時間を使ったこともあり、今回は見送った。

 まだ寒くなく、山登りにちょうどいい季節だ。未明まで雨が降っていたことから濃い朝もやがあり、幻想的でいい雰囲気。予定外の道だったが、無事に冬野への道への起点である女人結界石にたどり着いた。
 薮の斜面でガサゴソと動物の動く音がし 思い出した。クマ除けのための鈴を鳴らし、クマと闘わなければいけなくなった時のためにストックを使う。ただ周辺にはクマ出没注意の看板はなかったので怖さはなかった。

 たいして登らず、楽な道をこなし、冬野集落 到着。電気柵があるくらいだから民家は荒廃していないが、生活感は乏しく、人には会わなかった。人かと思ったのはシカ。2頭 逃げて行った。
 神社に登り着いたが、道を間違っていたことに気づき 引き返した。帰ってから、もう少し進んだところに多武峰のピークがあったことを知り、残念だった。
 三叉路に細道があり、それが進路だった。ヤマレコアプリがなければもっと迷っていたことだろう。
 冬野を離れ、再び山道を行く。相変わらずアップダウンの少ない楽な道が続く。

 やがて むかしの茶屋跡 (多武峰分岐) 到着。
 いや、懐かしい。3年前 テン泊したところ。期待していた水場はなく、積雪を溶かしてお湯・水を作ったこと。年も押し迫った時で独特の情趣を感じていたこと。また孤独を味わうキャンプをしたい気持ちと、もうしたくないという気持ちが半々。
 今回はちょうどいい時間にランチをとるのにふさわしい場所がないのでバーナーを持ってきていない。パンをかじって腹を満たす。

 竜在峠、滝畑三角点とこなしていく。たいして面白みはないものの 静かな山歩きが楽しめるのが何よりだ。
 しかし芋峠 (芋ヶ峠) 手前の行者分岐で事件が起こった。
 デジカメの電池が切れたので、新しいのに交換しようとしたのだが、デジカメや電池などを入れている袋がないではないか。リュックを全部探したがない…。
 前回に続いて今回もデジカメが使えなくなるとは不気味な偶然だ。
 今はスマホを持っているので そのカメラが使えるが、私のスマホは安価だからか、ヤマレコアプリでログをとりながら写真を撮ると、そのたびにログが大きく乱れる。
 そこで写真を撮るたびにログを一時停止して写し、写し終わったらログを再開するという手を思いついた。面倒くさかったがログの乱れはましになった。ただしログが細切れになるのと、またログ再開時 いちいち「登山を再開しました」という音声 (しかもおかしな発音で) が流れるのが鬱陶しかった。また帰ってからのレコ編集で、「登録済ルート」がたくさんになることは特に問題なかったが、写真の地図配置ができないのは不便だった。

 さて高取山を目指す。アップダウンをこなしていく山道。時々 林道のそばを通るが、3年前は15キロのザックが重く 肩が痛くて、林道を歩きたいという気持ちを抑えながら歩いたことを思い出す。今回は腰が痛いので同じことをちょっと思った。
 不思議だったのが、このあたりでバニラビーンズの甘いいい匂いがしていたこと。

 しばらく林道を歩き、ふたたび山道に入るとやがて城跡の石垣が現れる。吉野方面からのこの道はハイカーでもそれほど歩かれないので特別感を感じる。
 本丸などの城の主要部が近づくにつれ、石垣が多く見られるようになり、歴史ロマンとともにこの道の醍醐味を感じるが、城の主要部のちょうど北あたりに倒木がひどく通行が厄介な個所があった。

 大手門前に登り着く。あずまやでパンで小腹を満たした後、本丸の三角点へ。そこではじめての人に会う。それがきっかけで鈴をしまった。
 猿石、植村邸経由の道で下るのは今年1月22日以来。
 この道、山を抜けてからが長いと感じる。しかし町になると城下町の雰囲気を残す石畳の道は好きだ。とはいえ 15キロ以上歩いており、結構 疲れている。 

 壺阪山駅に着き、山行終了。
 カメラの件は残念だったが、充実した山歩きができた。
 次は20年以上ぶりに古光山〜曾爾高原に行きたいと思っていたが、今秋以上に早起きせねばならず、アプローチに今回以上の時間と金がかかり、さらに帰宅が遅くなることからかずー氏は行けない。来年に回して、かずー氏と行けるところにしようか…。

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