第7回忍者トレイルランニングレース🥷

- GPS
- 02:32
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 967m
- 下り
- 967m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:32
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
第7回忍者トレイルランニングレースに出走した。
この日に合わせて体調を整え、万全に身体を仕上げた。距離と累積標高差から、ダッシュ逃げ切りの短距離レースだと睨んでいた。登山道の登りでは渋滞が予測されたので、登山口までの2キロが勝負だ。前に出られるように、スタート位置は図々しくも最前列を獲得した。
《レース展開》
最初の1キロを3分42秒
次の登りの1キロを4分27秒
かなり速いペースだったが、実験的に飛ばしてみた。最初こそ2位を獲得していたが、トップ選手の凄まじさを見せつけられた。登りに入って抜かれ、引き離される。絶対に追いつけないスピード。
うわぁ〜と、思った。
登山口に5.6番手で到着。順調な滑り出しに思えたが、登りの途中で数人に抜かれた。女子にも3人抜かれた。
嘘でしょ。上位者は強い
ヒョウ柄のお尻に追いて行ったが、限界が来た。上位者の第一グループの背中が見えなくなった。5キロも超えれば、俺より実力のある者はもう先に行って見えなくなっている。10人ちょっとくらいだろうか?今後ろに付いている数人は、同等の実力か、それ未満と思われた。
ずっと数キロにわたって追随される。
この辺りはトレイルが平坦なので差が付かないから仕方がない。
後ろに追かれるのは結構、嫌なものだったが、レースはこういうものかと諦めた。暫くして急登に差し掛かると、前を先行していた数人が落ちてきた。颯爽と俺を置いてきぼりにした脚力の持ち主が落ちるんだと驚いた。その中にヒョウ柄のお尻もいた。
夫婦で出場しているとの事で、旦那は前にいるらしい。鹿を見たと言っていた。
この登りでピラニアの如く食らいついていた2人を引き離すことができた。
一人旅だ。しかしルートをロストした一瞬のすきに、坂で抜いたであろう別の2人に食らいつかれた。なんなんだこのコースは。疲れるゾ。数キロにわたる下りで足音がずっと背中を追ってくる。
1人抜いた。抜いた人間か、追随者か分からないが、5キロ以上も背中を追われた。これがレースと言うやつだ。
このままゴール手前のロードにもつれ込んだらかなりキツい。死のデッドヒートとなる。後ろのランナーに余力はあるのか背中で探り、自分は余力を残しているように大袈裟に振る舞う。これぞ駆け引きだ。長い々い林道を抜けてロードに入った。RUNの余力を残しているかマラソンの力が問われる。突然後ろのランナーに礼を言われた。長いこと引っ張ってくれてありがとう。去年の記録を30分縮められたと。おい、諦めるのかと、少し寂しくなったが、解放されて嬉しくもあった。複雑な心境だ。強いランナーだった。激坂を最期の力を振り絞って登り、ゴールテープを切った。
ずっとダッシュしていたレースが終わった。あとからゴールした好敵手の彼と握手を交わし、ハグして健闘を讃えた。
Ntraverse3190












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