熊野古道(中辺路)小雲取越＆大雲取越(熊野本宮大社〜那智駅まで)
和歌山県
kagerobo
その他3人 
体力度について
- GPS
- 15:12
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 2,279m
- 下り
- 2,337m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:59
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:12
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
22:05 バスタ新宿から高速バス 07:52 新宮駅着 https://www.bushikaku.net/search/saitama_wakayama/omiya_katsuuraonsen/bus_code-10461/ 08:40 新宮駅から路線バス 09:39 本宮大社着 https://www2.tb-kumano.jp/en/transport/pdf/Shingu-to-Hongu-Totsukawa-Gojo-bus.pdf 【復路】11/2(日) 19:33 勝浦温泉から高速バス 05:55 バスタ新宿着（11/3） https://www.bushikaku.net/search/wakayama_saitama/katsuuraonsen_omiya/bus_code-10461/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
| その他周辺情報 | 小口自然の家 10500円(2食+弁当付き) https://kgch-go.jimdofree.com/ インバウンド需要で相当前からの予約必須 ホテル浦島 2500円 https://share.google/o5YUf7EbTEK5pIl3O 洞窟温泉は必見！ 寿司酒場おかふく https://share.google/RHeZAQolFaonNkOOy 地元の素材を生かしたお料理が最高！ |
写真
拍手バスタ新宿から高速バスで和歌山方面へ！
熊野古道の旅へレッツラゴー！
この辺の田んぼではモスバーガー用のお米を作っているとか。
この後は、みんなでアルコール消毒も楽しみました。
ここからが、このコースの最難関ポイント。
ここが最高地点で、なんだかんだで800メートル一気に上げたのでしんどかった。
この後は那智の滝の直下まで歩きます。
俗界と聖域とを振り分ける意味からこの名がついたとか。
クジラ、ウツボ、サメの珍味が最高！
感想
念願の熊野古道へ行ってきました！
旅の始まりは、仕事終わりの夜行バスから。ハロウィンナイトのバスタ新宿を出発。翌朝、新宮駅に到着。駅前で少し買い物を済ませ、路線バスを乗り継いで熊野本宮大社へ。ここまででも十分な旅ですが、ここからが我々の本当のスタート。
熊野本宮大社〜大斎原も含めて参拝＆観光を楽しみ、いよいよ熊野古道・中辺路へ。初日は「小雲取越」。宿泊地の「小口自然の家」を目指します。しばらくバスで登ってきた一般道を歩いて戻り、請川の登山口から熊野古道の森へと入っていきます。
このコースは、変化の少ない樹林帯の中をひたすら歩くルート。多くの参詣者が歩いてきた道をなぞるように、一歩一歩を丁寧に刻んでいきます。熊野古道には「歩くことで祈る」という意味もあるように言われていますが、その言葉の重みが少しずつ身体に染みていき、同時に心の邪念も薄れていくような感覚がありました。
小雲取越で唯一、展望が大きく開けるのは「百�里阿蕁廚噺討个譴訃貊蠅�らい。ちょうどお昼時に通過したので、景色を眺めながら、ここで昼食をとりました。山々の稜線を望みつつ、途中で買った和歌山みかんを食べる時間は、最高のリフレッシュになりました。
その後、小雲取越を無事に歩き切り、「小口自然の家」に到着。建屋内の宿泊客は私たち以外全員が欧米人（施設外のテント泊を除く）という、なかなかな状況でした。後で宿の方にも伺ったが、普段の宿泊者も8割以上が外国人だとか。日本の原風景ともいえる山里の廃校を利用した宿で、畳の部屋や木の廊下、食堂に欧米人が集う光景は、とても不思議な感覚でした。
宿自体はとても居心地が良く、1泊2食＋翌日の弁当付きというのもありがたかったです。お風呂や洗濯機・乾燥機も完備されており、食事も金額を考えれば満足のいく内容でした。夜は20年前の学生時代に戻ったような気分で、仲間たちと宴会を楽しみました。是非また訪れたいと思える宿でした。
2日目は「大雲取越」。宿を出て小口の集落を抜け、登山口から一気に約800m上げます。特に「胴切坂」と呼ばれる長い坂は、このコース最大の難所。その名の通りかなり堪えました。「越前峠」までは、ひたすら我慢の登りでした。
その後はアップダウンを繰り返しながら、舟見茶屋跡で宿から持参したお弁当を食べて休憩。疲れた身体におにぎりと唐揚げがいい感じでした。 中辺路一の眺望の名の通り、那智湾と勝浦の街並みの景色が最高でした。お弁当と景色を堪能した後は、どんどん下っていきます。
下った先には、今回の目的の一つでもあった那智の滝へ。まずは那智本宮大社でお参りを済ませ、その後、那智の滝へ向かいました。300円を払って滝の近くまで進むと、落差の迫力に圧倒されました。これで日本三名瀑を制覇できたのも、個人的には嬉しかったです。
滝を堪能した後は、大門坂を下り、那智駅を目指します。登山道を抜けた後は、海へ向かって一般道をひたすら歩き、無事に最終目的地の那智駅へ到着しました。
その後はタクシーで「浦島ホテル」へ。お目当ての洞窟温泉に入り、疲れを癒やしました。日帰り入浴で2,500円と少し高めでしたが、硫黄泉と独特の造りでとても印象的な温泉でした。ホテルには専用フェリーもあり、それを利用して対岸へ移動しました。海の景色も素敵で、旅行気分で楽しめました。
帰りの高速バスまでの時間は、館内のお食事処で地元の食材を堪能。最後はバスターミナルから高速バスに乗り、翌朝、再びバスタ新宿へ戻ってきました。
1泊4日の弾丸スケジュールで体力的にはハードでしたが、世界遺産を身体で感じることができた、心から満足できる旅でした。
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