雪化粧の谷川馬蹄形(時計回り)

moeko
その他1人 - GPS
- 24:07
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,811m
- 下り
- 2,809m
コースタイム
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 13:19
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:47
| 天候 | Day1 霧雨→雨→雪→曇り→晴れ Day2 快晴→滝雲の中(ガス・風強め)→晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マックス土合ベース手前を右に少し登ったところ。広い。無料。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■西黒尾根 樹林帯を抜けて岩場がはじまるあたりから雪が積もっていた。積雪5センチほどか。 ほぼ鎖が埋もれているが、雪はサラサラで凍ってはいないので、鎖を探して雪を払えばまだ使える状態でした。 ただ、これからの季節は日によって大きくコンディションが変わるので、心配な場合は控えたり天神尾根を登ることをおすすめします。 靴はトレランシューズで岩場の途中からチェーンスパイク装着。 他のハイカーさんの足元は何も無し、チェーンスパイク、軽アイゼンなど様々。 ■茂倉~清水峠付近 笹が刈られていない(足元見えない、足元はぬかるみ、段差)、刈られたフレッシュな笹がぬかるみの上に乗っていて滑る、えぐれてぬかるんだ道がちょいちょいあってとても歩きづらいです。 特に蓬ヒュッテから清水峠間。 ■蓬ヒュッテ宿泊関連 予約が入っているときのみ小屋番さんがあがってきて、おひとりで切り盛りされているようです。 小屋に到着するとそのまますぐに水汲みに行くよう促されます。水場は往復で20分ほどかかります。小屋に到着してこの日は終わりだーと思ってしまうとしんどいので、水場までの往復までがこの日の行程だと最初から想定しておくと気分的に楽ですw 寝具は寝袋持参です。 バイオトイレがありますが、トイレットペーパーはありません。持参です。 食事は夕食はアルファ米にカレー、朝食はアルファ米の五目御飯にフリーズドライスープとのり。お弁当は頼んでませんが、おそらくアルファ米の赤飯だと思います。 山の上で提供していただけるだけありがたいのでまったく不満はありませんが、他の小屋と比較して衝撃を受ける方もおられるかと思いますので、それも事前に把握しておくとよいと思います。 また、男性の場合は量が足りない人も多いと思いますが、おかわりもできませんし、小屋締め直前だからもあるかもしれませんが、有料で購入できる食料は何もありません。(お茶すらもない) 心配な場合は自分で余分に食料を持参することをおすすめします。 (小屋内で自炊不可、持込の食事も不可なのですが…) 朝食4:00で5:00頃には出発するよう促されます。 乾燥室はなくストーブの上に干す程度です。びちょびちょのものは乾きません。 小屋内も寒いので防寒しっかりと。 ■白毛門からの下り 割と急な下り。木の根などもあるので最後まで気を抜かず。 |
| その他周辺情報 | 温泉は鈴森の湯が定休日だったので、ふれあい交流館へ。 近くのピザ屋さんラ・ビエールのきのこのピザ最高においしい。 ラーメン好きならラーメン香華。 じゅんPさんオススメの高橋の若どりも気になる。 |
写真
感想
登山をはじめてまだあまり間もない頃、いつか馬蹄を歩きたいと思い、細切れで谷川だけとか、白毛門だけとかで登っていた。
土樽から茂倉新道を登り、茂倉岳・武能岳を経て蓬ヒュッテに行った当時、まだ蓬ヒュッテが新しくなる前だった。
小屋で少し休憩させてもらったときに「いつか馬蹄を歩きたいから偵察に来てるんだ」という話をしたら、小屋番さんが馬蹄は素晴らしいからぜひ頑張って歩いてね、と。蓬新道で下山して林道をぶらぶら歩いていたら、小屋での仕事を終えた小屋番さんが下りてきて登山口まで乗せてってあげるよーと、軽トラに乗せてくれた。
それから15年くらい、私がのろのろしている間に蓬ヒュッテは新しくなり、小屋番さんも変わってしまった。
いつか馬蹄を歩くという約束を果たしに来ました!と言えなくなってしまい、少し残念な思いもあるけれど、新しい小屋番さんもなんだか味のある方でした。
今回、1日目は雨、雪からのスタートで眺望もあまり恵まれなかったけれど、今シーズン初の雪、しかもノートレースの雪の上を歩けてテンションが上がった。
茂倉あたりからはまわりも見えてきて、武能がかっこよかった。
蓬ヒュッテから清水峠付近は笹とぬかるみとの戦いで笑うしかない、もう靴はどろだらけー🤣
二日目は快晴のスタートで、七ッ小屋山からの谷川馬蹄と右奥に主脈の万太郎や仙ノ倉、苗場や遠くに妙高などの眺めに雲海に滝雲があいまって最高だった。その後、雲海の中に突入して真っ白だったけど、清水峠あたりでガスから抜けて、間近に雪化粧した巻機山が輝いてる。ジャンクションピークまで登りきったら天国が待っていた!
朝日岳の山頂まで行くと、ナイスタイミングで雲海も一気になくなって感動マックス。
白毛門方面からソロのお父さんが登ってきて、感動を分かち合う。
松ノ木沢ノ頭まで、ちょこちょことお話させていただいたのだけれど、下山後、なんと6月に男体山でお会いした方だったことが判明!
全然気が付かなかったーこんな偶然があるのだとビックリ。
私、感動って共有すると増える気がするんです。ホッコリなひとときをどうもありがとうございました😃
ジャンクションピークから白毛門あたりからは、谷川方面の眺めはもちろんだけれど、反対側の眺めも新鮮だった。真っ白な平ヶ岳、燧、至仏、男体山はじめ日光ファミリー、日光白根山、上州武尊の向こうに先日登った皇海山、遠くは富士山までもが見えた。
3年前の秋、谷川主脈を歩いたときにも思ったけれど、谷川エリアって日帰りでも電車使って縦走できたり、泊まればすごい稜線歩きができるし、本当に素晴らしい山だと改めて感じた。
次は大源太、七ッ小屋山の周回もしてみたい。
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