中西山〜奥裾花自然園 ブナ林の黄葉見頃♪

 長野県
																				長野県
																														
								- GPS
- 04:52
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 743m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:51
| 天候 | 小雨後曇り時々晴れ | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 | 
| アクセス | 利用交通機関: 
																																								自家用車										
																																																 奥裾花自然園標識で右折し、道なり 観光センター手前に広い駐車場とトイレがあります 自然園入園料は200円 平成の森迄徒歩のみ(水芭蕉開花期はバスの運行あり) | 
| コース状況/ 危険箇所等 | ・観光センター〜平成の森 舗装車道 ・平成の森〜東山・堂津岳分岐 ブナ林内はほぼ平坦でよく整備された遊歩道 次第に急坂になり、水の浸み出す泥濘箇所もあり 尾根直下が一番急坂の直登 昨日の雨で、落ち葉、濡れた木の根が滑りやすく慎重に通過 下山時は滑落注意 ・東山・堂津岳分岐〜中西山 標高差のあまりない尾根歩き(痩せ尾根箇所は注意) 中西山付近は登山道に笹が迫り出してきています 歩くのに問題はありません | 
| その他周辺情報 | いろは堂 https://irohado.com/pages/oyaki 帰りに熱々のそば茶とおやきを頂くのが楽しみでしたが 残念ながら定休日でした('_') | 
写真
感想
					水芭蕉の季節に奥裾花自然園は幾度か訪れていますが、
広大なブナの原生林を黄葉の時季に訪れたことがなく
今年は是非訪ねてみたいと思っておりました。
しかし、今年は、夏から季節は一気に冬になっていく気配、
まして奥裾花自然園は長野市とはいえ、新潟県境に近く
連日北の空が曇りがちで、出かける日を見極めるのは難しい選択。
奥裾花ダム付近からは、車の走行中も紅葉が眺められ、
すれ違う車に注意しながら、ものんびり景色を楽しめました。
観光センター前で入園料を払い歩行開始した時は小雨の中、
予報では天気が上り坂なのに、晴れてくるのかどうか疑問。
更に登山道に入り、ブナ林を通り過ぎ、急坂に差し掛かると
霙と思われる雪が舞い始め、足を止め、引き返そうかと思案。
諦めながらも進むと、尾根間近で頭上に青空が現れ、奇跡に感謝。
雪庇が難関となる尾根直下は、僅かな急坂の直登で済み、天国です。
堂津岳への道は背丈位の熊笹に覆われ、下に道跡が見えました。
この状態では山頂到達まで果てしない猛烈な藪漕ぎでしょう。
堂津岳、東山は、ますます登頂が難しくなると思われ
戸隠西岳と共に、信州百名山の難関かもしれません。
尾根上は、つい先程まで雪が降っていた様子で、
いきなりの日差しで霧氷がバラバラと落下し、気分はもう冬山。
中西山付近も藪が迫り出し、東山に伸びる尾根道も激藪。
このまま尾根道は埋もれていくのかもしれません。
戸隠西岳は山頂付近に雪化粧、高妻山は頭を雲の中に隠したまま。
でも下山を開始すると、青空の下を歩けるだけで気分が一変。
眼前にすっきりと現れた堂津岳に、思い出が次々蘇り、
一歩一歩、現在の幸せを噛みしめながら歩きました。
自然園内は道幅の広い散策道が整備され、標識完備ですが、
標識を見ないで、足の向く方向に歩くのも楽しいもの。
黄葉の中で、自分も黄葉に染められ、落葉の一枚に変身。
推定樹齢300年のブナの巨木から見下ろされる人間は、木の葉、
人命を遥かに超える木の生命力にただ畏敬の念を覚えます。
早くも傾いた日差しが谷間の陰影を更に濃くし、
明るい黄葉の背後に堂津岳は暗く沈んだ灰色に変貌。
しかし、朝方は全く見られなかった山に、見送ってもらえて感動。
夕闇の迫る谷間を気にしながらも、おやきを楽しみに車を走らせ
「いろは堂」に寄りましたが、残念ながら定休日でがっかり!
おやきを食べに来るだけでも十分ですからまた出かけてきましょう。
					
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