弥彦山【道の駅国上BS→国上山→弥彦山→弥彦駅】

- GPS
- 08:14
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
待ちに待った週末は土日とも雨予報。そんな事あります?
いや、雨でも山はそこにあるんだけど、そういう問題じゃない。
雨が降らないエリアと、見頃を迎えている花を必死に探しました。
新潟は国上山のセンブリが見頃のようなので、ついでに弥彦山まで足を伸ばしますか。
■道の駅国上BS→国上山→剣ヶ峰→黒滝山→妻戸山
休日はホリデーバスが運行しているも、時間が遅すぎて使えず。
燕三条駅からタクシーで道の駅国上まで移動して5,800円也。
山と高原地図には未記載のエリアなので、YAMAP必携です。
裏手の酒呑童子神社から国上山への登山道が伸びています。
センブリに会うために、途中を右折して蛇崩方面へと登っていきます。
地図に未記載の枝道が幾つもある、初見殺しルートです。
林道と数回交差したら、何故か一気に標高を吐き出していきます。
逆ルート利用だと、終盤戦に登り返しという試練が待ち構えることに。
登り返して足元が滑りやすい樹林帯を抜けて、空が明るくなってくるとセンブリ登場です。
陽当たりの良い場所を好んで咲いているので、範囲は狭いです。
開花状況は見頃で、上部は未だ蕾が目立つのでもう少し楽しめるか。
花つきが良い株は少ない印象で、2~3ほど花を付けた株が目立ちます。
センブリに別れを告げて、取り敢えず北側から国上山へと登頂します。
山頂は程々に広いながらもベンチは少なく、大きく休むならシートは必携です。
ピストンして、途端に踏み跡が細くなる剣ヶ峰方面へと下りていきます。
剣ヶ峰は林道で巻く事ができるので、踏むか否かはお好みでどうぞ。
黒滝城の前哨か、山頂一帯には剣ヶ峰砦なる建築物が存在したようです。
名の通り山頂直下は勾配がキツいので、詰めるのも大変だったでしょう。
林道まで下りて対岸の急階段を登り返すと、黒滝城跡の黒滝山です。
山中には多くの郭が現存して、確かに城があった事を感じられます。
ここからYAMAPの赤線に従って車道に行こうとすると、難路が待っています。
全区間に渡って急峻で狭く滑りやすく気が抜けないので、遠回りでも林道がお勧めです。
車道を暫く登り、林道から登山道を経て猿ヶ馬場峠へと移動します。
対岸の登山道の取り付きは分かりにくいですが、注視すれば余裕かと。
ですが、少し登って笹薮漕ぎを強いられる場面で回れ右して引き返します。
雨乞山周辺まで酷い薮のようなので、気力が湧きませんでした。
車道まで戻り、西生寺からの登山道に乗り換えるため弥彦山スカイラインを歩きます。
車道を反対方向に下って、八枚沢登山口に取り付くのもアリですね。
西生寺ルートに入ってすぐの分岐は右折しましたが、直進でも後で合流したか。
とにかく階段の蹴上げが高くて登りづらく、筋力を持って行かれます。
再び弥彦山スカイラインに合流したら、ブル道で登ります。
途中にある、登山道に分かれるかブル道を登り続けるかの選択肢はお好みで。
冷たい風が強い日だったので、風除けを求めて妻戸山に寄り道してみます。
途中に自然に戻りそうなテーブルがあり、風除けも完璧だったのでランチに。
弥彦山の山頂一帯は火気厳禁で、私有地だろうからバーナーも不可でしょう。
もっとも、この日の吹きっ晒しの弥彦山で煮炊きをするのは難しいでしょうけど。
■妻戸山→弥彦山→弥彦神社→弥彦駅
ブル道まで戻り、ひと登りで観光客で賑わう山頂エリアに出ます。
ロープウェイでお手軽観光が主流なので、むしろハイカーが浮いている始末。
山頂に山頂標識は見当たらず、弥彦神社の奥の宮が鎮座します。
一段下がった場所にベンチが幾つもありますが、前述の通り火気厳禁のようです。
ロープウェイは使わず、九合目の分岐から引き続き参道で下山します。
中盤まで石畳のように整備されているので、雨で濡れていると凶器でしょう。
全般的によく整備されていて、ロープウェイを使わず登り下りする人も多いです。
後半は変化のない樹林帯なので、時間が長く感じました。
電車は1時間に1本程度の運行なので、時間調整に弥彦神社に立ち寄ってみます。
失礼ながら村の神社と高を括っていましたが、威風堂々たる佇まいでした。
平成の大合併に巻き込まれず、村が村であるには所以がありますよね。
帰路は弥彦駅から在来線で燕三条駅まで移動して、新幹線に乗り換えました。
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スーゼ












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