恵那山(前宮ルート)

- GPS
- 08:20
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:18
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
前宮ルートピストン
神坂峠や広河原からのルートは比較的取り上げられている印象だが、前宮ルートは、ウェストンがかつて登ったということ以外にはほぼ触れられることすらないコースだ。地味百名山の中の地味ルートというわけだ。
前泊していた中津川からバスで恵那山ウェストン公園前まで行ってスタート。
最初の2キロぐらいは舗装された道路を歩いて登山口まで向かう。登山口の直前に渡渉箇所あり。この日は数日前の雨で川が増水して橋がかけられていなかったため、靴を脱いで渡渉した。(おそらく平常時は橋を渡ることができる)
900m地点ぐらいから1800m地点ぐらいまで急登。ただでさえきつい上に、雨で濡れた木の根が滑りやすく非常に登りづらかった。
空峠付近で市内を見渡せるスポットにさしかかる。この山はほとんど開けている場所がないので、ピークハントを目指していないならここで引き返すのもアリだと思う。
神坂峠ルートとの合流地点からは山頂まであまり傾斜のないなだらかな登山道となる。泥濘に銘じられた鹿の足跡をたどって頂上を目指す。
周知の通り山頂は木々で覆われ、登ってもなにも見えない謎の展望台が置かれている。居合わせた登山客は皆山頂ではなく避難小屋前で昼食をとっていた。せっかく歴史ある山なのであるから、現代の登山者にもウェストンや深田久弥が見たような景色を部分的にでも見せてほしいものだ。
登りでも濡れた木の根には苦労したが、帰りは滑って踏み外すと一気にこけてしまう恐れがあるので細心の注意を払って下山(したかったが、2,3回盛大に滑って怪我をしかけた)。
長い山行は当然きつく途中でやめたくなることが少なからずあるが、無事に帰ってこられた時の達成感や満足感は何物にも変え難い。
下山後に恵那神社の参拝者らしき方と少し話をすると、大変ありがたいことに冷えたアクエリアスを頂いた。簡単ではあるがこの場にて感謝申し上げたい。
shunning










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