景信山


- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 843m
- 下り
- 621m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:18
天候 | 曇り時々パラパラ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
そこからあるいて小仏峠を越えて 景信山 高尾山迄歩き頂上 ケーブルカーで降り 高尾山口駅から帰ってきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
パラパラと雨 気になるほどではないが 防水を着た そして、濃霧でも濡れる |
写真
感想
のんびり写真を撮りながら
行きは高尾駅からバス
帰りは高尾山に抜け高尾山口駅霧が立ち込める景信山の朝。
空は曇っていたけれど、私は小仏峠まで順調に歩いていた。
途中、若い可愛い女の子がライトを浴びながら何かを喋っている。「テレビの撮影かな?」と思いつつ、少し離れて見守る。
「ちょっと待って」——と言われたけれど、すぐに別の人が「どうぞ」と合図してくれて、私は通り過ぎた。
先に歩くと、藪の中に小さな蛇がひょっこり。
カメラを構えたけれど、逃げてしまった。
その場面をテレビクルーのおじさまに伝えると、「アオダイショウかな」とのこと。
「キャッ!」と女の子が驚いて、少し笑いがこぼれる。
霧の中での小さな事件も、妙に楽しいひとときだった。
小仏峠の机と椅子に座ると、静かに景色を楽しむ時間が訪れる。
さっきの女の子がやってきたので、「ここは譲ろう」と心の中でつぶやき、景信山山頂へ向かう。
山頂では霧に包まれながらも、ゆっくりと休む。
ああ、この湿った空気と静けさ…山ってやっぱりいいな、と改めて感じる。
下山途中、後ろから来たおじさまが滑って足をひねった。
「大丈夫ですか?」
「痛いけど…なんとか」
「棒を見つけてきましょうか?」
そこまでじゃないようなので、私は先に歩くことにした。
後で無事歩けたかな、と少し心配しながらも、山の自然に身を委ねる。
城山に着くと、霧は消え、白い塔の光が見えた。
「昔、お城があったのかな?」と想像する。
実際には電気の灯りだったけれど、霧の中でふわっと見える白い光は、まるで歴史の名残のように感じられた。
調べると、城山砦という小さな砦があったことがわかり、ちょっとしたタイムトラベル気分。
城山から高尾山頂上までは距離があり、少し大変だった。
頂上には人がたくさんいて、長い静かな道の後の賑わいにホッとする。
富士山は雲に隠れて見えなかったけれど、インド系のカップルが「どれが富士山?」と聞いてきたので、私の前にある山の名前と絵を指さして教えてあげる。
「曇ってるから見えないのよ」とアプリで富士山の位置を示すと、
「いいアプリだねぇ〜!」と褒めてくれた。
疲労がピークに達し、「もう無理かも…」と思ったとき、私は賢くケーブルカーに乗ることにした。
乗った瞬間の「ホッ」とした感覚と、「もうお家だ」という安心感。
長い一日の疲れも、ケーブルカーとともにスーッと解けていった。
高尾山口駅に着くと、午後の雨の心配もなくなり、無事帰宅。
今日は少し疲れたけれど、出会いも景色も、そして自分の判断も含めて、最高の一日だった。
「行って良かった、私って素敵!」——心からそう思える、特別な山歩きの物語となった。
詳しくはこちら↓
https://nateha678.hatenablog.com/entry/2025/10/14/192238
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