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Yamareco

記録ID: 8813181
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

【日本二百名山】秋田駒ヶ岳 ~駒ヶ岳八合目から周回 ムーミン谷は次回~

2025年10月13日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
8.6km
登り
753m
下り
756m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
1:26
合計
5:41
距離 8.6km 登り 753m 下り 756m
9:08
9:09
2
9:11
9:13
9
9:22
9:30
2
9:32
28
10:00
10:10
37
10:47
10:59
53
11:52
12:21
11
12:32
12:41
2
12:43
17
13:00
13:11
11
13:22
13:25
5
13:30
21
13:51
13:52
10
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫
◆アルパこまくさ駐車場
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:240台
◇利用時間:24時間
◇トイレ:あり(水洗トイレ)
◇電波状況:docomo(◎)、au(○)
◇特記事項:
・期間や曜日により、駒ヶ岳八合目までは通行規制がされているので、ここで路線バスに乗り換える必要があります。この日(10/13)は祝日だったので、規制対象日でした。

≪駐車場⇔駒ヶ岳八合目≫
◆羽後交通 駒ヶ岳線 路線バス
◇乗車料金:750円(往復で1500円)
◇乗車時間:約30分(片道)
◇特記事項:
・行きも帰りも30~60分間隔で運行しています。
・現金の他、ICカードやQR決済(paypayなど)でも支払いは可能です。
・確認していませんが、建物内で乗車券の事前購入が可能なようです。
・基本的に後払い(降車時精算)ですが、QR決済でau回線の場合、行きは先払いになります。(駒ヶ岳八合目はauが圏外のため)

≪登山口駐車場≫
◆八合目登山口駐車場
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:55台
◇利用時間:24時間(季節や規制による通行止めあり)
◇トイレ:あり(改修工事中により簡易トイレ)
◇電波状況:docomo(△)、au(×)
◇特記事項:
・2025年は6/1~10/20までの土日祝と6/1~8/15までの全日が通行規制されています。
・規制時間は5:30~17:30(10月は6:00~16:30)なので、規制日であっても早朝であればアクセス可能です。(満車になったら通行止め)
コース状況/
危険箇所等
≪登山口~焼森山~横岳≫
・焼森山までは傾斜がやや急ですが、そこまでキツくありません。鎖もありますが、使わなくても登れます。
・焼森山から横岳までは緩やかな登りです。

≪横岳~女岳~男岳≫
・横岳から岩場を下った後、鞍部から女岳に向けて一気に急坂を下ります。
・女岳から男岳が最もキツい区間です。標高差200mの激坂を登ります。

≪男岳~阿弥陀池~秋田駒ヶ岳~駐車場≫
・阿弥陀池まで標高を100mほど標高を下げたあと、ほぼ同標高を登り返します。傾斜はそこまでキツくありません。
・秋田駒ヶ岳の山頂から駐車場までは消化試合です。なだらかで歩きやすい道が続きます。
その他周辺情報 ≪日帰り温泉≫
◆アルパこまくさ 自然ふれあい温泉館
◇利用料金:550円(モンベル会員割引 500円)
◇風呂の種類:内湯×2、露天風呂×1
◇泉質:硫黄泉(硫化水素泉)
◇無料休憩室:あり
◇特記事項:
・アルパこまくさ駐車場に隣接した日帰り施設でお手軽です。
・営業終了が16時まで(受付は15:30まで)と早いので注意。
アルパこまくさ駐車場に来ました。この日は祝日のため、駒ヶ岳八合目登山口までは通行規制が実施されています。
2025年10月13日 07:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 7:29
アルパこまくさ駐車場に来ました。この日は祝日のため、駒ヶ岳八合目登山口までは通行規制が実施されています。
バス停に登山者が並んでいます。1台目には乗り切れず、増発された2台目に乗りました。
2025年10月13日 07:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 7:30
バス停に登山者が並んでいます。1台目には乗り切れず、増発された2台目に乗りました。
30分ほどで八合目登山口に到着しました。意外と車が停まっています。実は通行規制は(10月は)6:00〜16:30なので、規制対象日であっても早朝であればここまで車で来れます。
2025年10月13日 08:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:14
30分ほどで八合目登山口に到着しました。意外と車が停まっています。実は通行規制は(10月は)6:00〜16:30なので、規制対象日であっても早朝であればここまで車で来れます。
トイレが改修工事中なので、簡易トイレが設置されていました。
2025年10月13日 14:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 14:13
トイレが改修工事中なので、簡易トイレが設置されていました。
簡易的な売店があります。お菓子やジュースなど既製品のみ販売しているようです。
2025年10月13日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:16
簡易的な売店があります。お菓子やジュースなど既製品のみ販売しているようです。
売店の隣には避難小屋があります。最終バスを逃してここに泊まる未来は回避したいものです。
2025年10月13日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:16
売店の隣には避難小屋があります。最終バスを逃してここに泊まる未来は回避したいものです。
朝方は曇っていましたが、晴れ間が広がってきました。近くに見えるのは笹森山(1413m)です。国見温泉側の登山口の近くにも笹森山(997m)があるので、混乱しそうです。
2025年10月13日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:25
朝方は曇っていましたが、晴れ間が広がってきました。近くに見えるのは笹森山(1413m)です。国見温泉側の登山口の近くにも笹森山(997m)があるので、混乱しそうです。
準備を整えたところで出発します。秋田駒ヶ岳(男女岳)と男岳に加えて女岳まで足を伸ばしたいところです。
2025年10月13日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:25
準備を整えたところで出発します。秋田駒ヶ岳(男女岳)と男岳に加えて女岳まで足を伸ばしたいところです。
最初の分岐に差し掛かりました。登山者のほとんどは秋田駒ヶ岳を目指しますが、ここは焼森山方面に向かいます。
2025年10月13日 08:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:27
最初の分岐に差し掛かりました。登山者のほとんどは秋田駒ヶ岳を目指しますが、ここは焼森山方面に向かいます。
木道はすぐに終わってしまい、傾斜が急になりました。難易度は低いですが、鎖も設置されています。
2025年10月13日 08:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:33
木道はすぐに終わってしまい、傾斜が急になりました。難易度は低いですが、鎖も設置されています。
焼森山まではなだらかに標高を上げるのかと思っていましたが、この辺りは石ゴロゴロの急登です。
2025年10月13日 08:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:58
焼森山まではなだらかに標高を上げるのかと思っていましたが、この辺りは石ゴロゴロの急登です。
傾斜が急といってもさほど長い距離ではありません。稜線に出たら一気に景色が変わりました。
2025年10月13日 09:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:02
傾斜が急といってもさほど長い距離ではありません。稜線に出たら一気に景色が変わりました。
秋田駒ヶ岳は気象庁が常時観測をしている火山ですが、この辺りは富士山のような荒涼とした光景が広がっています。
2025年10月13日 09:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:05
秋田駒ヶ岳は気象庁が常時観測をしている火山ですが、この辺りは富士山のような荒涼とした光景が広がっています。
最初のピークである焼森山(1551m)に到着しました。火山であることを隠そうともしない山名は潔いですね。
2025年10月13日 09:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:11
最初のピークである焼森山(1551m)に到着しました。火山であることを隠そうともしない山名は潔いですね。
焼森山の山頂は広々としています。秋田駒ヶ岳は南北2つのカルデラがありますが、この一帯は南部カルデラに含まれます。
2025年10月13日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:12
焼森山の山頂は広々としています。秋田駒ヶ岳は南北2つのカルデラがありますが、この一帯は南部カルデラに含まれます。
右に秋田駒ヶ岳(男女岳)、その左に男岳が見えます。男女岳は北部カルデラですが、男岳は南部カルデラの外輪山です。
2025年10月13日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:18
右に秋田駒ヶ岳(男女岳)、その左に男岳が見えます。男女岳は北部カルデラですが、男岳は南部カルデラの外輪山です。
焼森山から10分ほどで横岳(1583m)に到着しました。この辺りから反時計回りで周回してきた登山者と大勢すれ違うようになりました。
2025年10月13日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:23
焼森山から10分ほどで横岳(1583m)に到着しました。この辺りから反時計回りで周回してきた登山者と大勢すれ違うようになりました。
雲の向こうに岩手山が見えます。この画像だとショボく見えますが、意外と距離が近く、山頂部が尖った山容は迫力がありました。
2025年10月13日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:23
雲の向こうに岩手山が見えます。この画像だとショボく見えますが、意外と距離が近く、山頂部が尖った山容は迫力がありました。
横岳からは人気の「ムーミン谷」に向かうことが出来ますが、時間がないので今回は寄れません。秋田駒ヶ岳の方面に向かいます。
2025年10月13日 09:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:29
横岳からは人気の「ムーミン谷」に向かうことが出来ますが、時間がないので今回は寄れません。秋田駒ヶ岳の方面に向かいます。
秋田駒ヶ岳の山頂に大勢の人が見えます。すぐに登ってしまいたいところですが、キツめの山(女岳と男岳)を先に登る計画です。
2025年10月13日 09:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:29
秋田駒ヶ岳の山頂に大勢の人が見えます。すぐに登ってしまいたいところですが、キツめの山(女岳と男岳)を先に登る計画です。
雲海の向こうに鳥海山らしき山が見えます。遠目に見ても非常に目を引く山容をしています。
2025年10月13日 09:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:30
雲海の向こうに鳥海山らしき山が見えます。遠目に見ても非常に目を引く山容をしています。
横岳の先は割と急な岩場があります。画像だと凄そうに見えますが、足場はしっかり確保できるので、落ち着いて歩けば問題ありません。
2025年10月13日 09:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 9:37
横岳の先は割と急な岩場があります。画像だと凄そうに見えますが、足場はしっかり確保できるので、落ち着いて歩けば問題ありません。
男岳分岐に来ました。予定では男岳に登ってから女岳に周回しようと思っていましたが…。
2025年10月13日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:01
男岳分岐に来ました。予定では男岳に登ってから女岳に周回しようと思っていましたが…。
女岳を後に回すと、この激登を登り返さなければなりません。予定を変更して、先に女岳を目指します。
2025年10月13日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:02
女岳を後に回すと、この激登を登り返さなければなりません。予定を変更して、先に女岳を目指します。
急坂を一気に150mも下ります。横岳からは200m近く標高を下げています。
2025年10月13日 10:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:17
急坂を一気に150mも下ります。横岳からは200m近く標高を下げています。
再び曇ってきました。この日は上空の風が強いのか、晴れたり曇ったり目まぐるしく天気が変わりました。
2025年10月13日 10:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:23
再び曇ってきました。この日は上空の風が強いのか、晴れたり曇ったり目まぐるしく天気が変わりました。
男岳から横岳に続く稜線を下から見上げます。火口のある女岳より高い位置にある外輪山です。
2025年10月13日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:31
男岳から横岳に続く稜線を下から見上げます。火口のある女岳より高い位置にある外輪山です。
小さく登山者が見えますが、近くで見ると迫力のある岩山です。(これは女岳ではありません)
2025年10月13日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:31
小さく登山者が見えますが、近くで見ると迫力のある岩山です。(これは女岳ではありません)
こちらが女岳です。下降点から130mくらい登り返します。噴石がゴロゴロしており、非常に荒々しい光景です。
2025年10月13日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:41
こちらが女岳です。下降点から130mくらい登り返します。噴石がゴロゴロしており、非常に荒々しい光景です。
女岳(1513m)の山頂に到着しました。秋田駒ヶ岳は直近では1970年に噴火していますが、噴火したのはこの女岳です。女岳は過去100年で2度噴火していますが、現在でも地熱活動が続いています。
2025年10月13日 10:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:48
女岳(1513m)の山頂に到着しました。秋田駒ヶ岳は直近では1970年に噴火していますが、噴火したのはこの女岳です。女岳は過去100年で2度噴火していますが、現在でも地熱活動が続いています。
女岳をグルっと周回します。ガスがかかっているように見えますが、この一部は地中から噴出している水蒸気です。近付くとほんのりと硫黄の臭いがしました。
2025年10月13日 10:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 10:59
女岳をグルっと周回します。ガスがかかっているように見えますが、この一部は地中から噴出している水蒸気です。近付くとほんのりと硫黄の臭いがしました。
女岳から100mくらい下った後、男岳に向かって登り返します。これがとんでもない急登です。
2025年10月13日 11:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:18
女岳から100mくらい下った後、男岳に向かって登り返します。これがとんでもない急登です。
所々補助の鎖が設置されていますが、バランスを崩したらゴロゴロと転がり落ちそうな急な斜面です。
2025年10月13日 11:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:29
所々補助の鎖が設置されていますが、バランスを崩したらゴロゴロと転がり落ちそうな急な斜面です。
男岳の山頂までは激登を約200mの登り返します。ここまでキツい斜面はあまり記憶にありません。
2025年10月13日 11:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:31
男岳の山頂までは激登を約200mの登り返します。ここまでキツい斜面はあまり記憶にありません。
やはり当初の予定通りこの激坂は下りで使うべきだったかもしれません。歩幅を小さくしてゆっくりゆっくり登ります。
2025年10月13日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:38
やはり当初の予定通りこの激坂は下りで使うべきだったかもしれません。歩幅を小さくしてゆっくりゆっくり登ります。
予想以上に苦労して男岳(1623m)に到着しました。標高は秋田駒ヶ岳(男女岳)より14m低いですが、この日の真ボスでした。
2025年10月13日 11:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:52
予想以上に苦労して男岳(1623m)に到着しました。標高は秋田駒ヶ岳(男女岳)より14m低いですが、この日の真ボスでした。
男岳の山頂には駒形神社の鳥居と石祠が建てられています。元々はこの男岳が主峰で女岳とは夫婦関係にあり、最高峰の男女岳は妾という位置付けだったそうです。
2025年10月13日 11:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 11:52
男岳の山頂には駒形神社の鳥居と石祠が建てられています。元々はこの男岳が主峰で女岳とは夫婦関係にあり、最高峰の男女岳は妾という位置付けだったそうです。
阿弥陀池の左側に秋田駒ヶ岳(男女岳)が見えます。男女岳(おなめだけ)は女目岳とも書きますが、「おなめ」は昔の言葉で妾という意味です。これ(妾を作ったこと)に激怒した女岳は時々噴火をするのだとか…。
2025年10月13日 12:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:05
阿弥陀池の左側に秋田駒ヶ岳(男女岳)が見えます。男女岳(おなめだけ)は女目岳とも書きますが、「おなめ」は昔の言葉で妾という意味です。これ(妾を作ったこと)に激怒した女岳は時々噴火をするのだとか…。
阿弥陀池の右側はかなり切れ落ちています。女岳に向かう際にあの斜面を下りましたが、改めて見ると凄い急坂です。
2025年10月13日 12:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:05
阿弥陀池の右側はかなり切れ落ちています。女岳に向かう際にあの斜面を下りましたが、改めて見ると凄い急坂です。
男岳で昼休憩を取った後、いよいよ秋田駒ヶ岳(男女岳)に向かいます。
2025年10月13日 12:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:21
男岳で昼休憩を取った後、いよいよ秋田駒ヶ岳(男女岳)に向かいます。
阿弥陀池に向かって下って行きます。一見するとカルデラ湖のようですが、地質学的にはカルデラの外側の窪地に溜まった池だそうです。
2025年10月13日 12:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:32
阿弥陀池に向かって下って行きます。一見するとカルデラ湖のようですが、地質学的にはカルデラの外側の窪地に溜まった池だそうです。
八合目登山口へ続く旧道が見えます。気持ちの良さそうな木道が伸びていますが、現在では破線ルートとなっています。通行禁止ではないものの、崩落箇所があるので、行くなら自己責任になります。
2025年10月13日 12:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:47
八合目登山口へ続く旧道が見えます。気持ちの良さそうな木道が伸びていますが、現在では破線ルートとなっています。通行禁止ではないものの、崩落箇所があるので、行くなら自己責任になります。
阿弥陀池まで下りてきました。池の畔には駒ヶ岳避難小屋が建っています。
2025年10月13日 13:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:24
阿弥陀池まで下りてきました。池の畔には駒ヶ岳避難小屋が建っています。
中に入ってみましたが、宿泊スペースは2階です。土足厳禁なので、確認はしませんでした。
2025年10月13日 13:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:23
中に入ってみましたが、宿泊スペースは2階です。土足厳禁なので、確認はしませんでした。
避難小屋の隣りはトイレです。使用は可能でした。
2025年10月13日 13:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:22
避難小屋の隣りはトイレです。使用は可能でした。
阿弥陀池から秋田駒ヶ岳の山頂までの標高差は100mちょっとです。山頂手前は少し急ですが、男岳の激登に比べれば遥かに楽に登れます。
2025年10月13日 12:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 12:47
阿弥陀池から秋田駒ヶ岳の山頂までの標高差は100mちょっとです。山頂手前は少し急ですが、男岳の激登に比べれば遥かに楽に登れます。
男女岳(1637m)の山頂に到着しました。秋田駒ヶ岳の最高峰で、ここに登れば秋田駒ヶ岳に登ったことになります。しかし、山頂標識の真後ろに陣取るのは止めて欲しい…。
2025年10月13日 13:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:00
男女岳(1637m)の山頂に到着しました。秋田駒ヶ岳の最高峰で、ここに登れば秋田駒ヶ岳に登ったことになります。しかし、山頂標識の真後ろに陣取るのは止めて欲しい…。
山頂から阿弥陀池を見下ろします。タイミング悪く、この時間帯はガスがかかってしまいました。
2025年10月13日 13:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:08
山頂から阿弥陀池を見下ろします。タイミング悪く、この時間帯はガスがかかってしまいました。
女岳から男岳への周回で予想以上に時間がかかりました。あまりゆっくりもできないので、下山することにします。
2025年10月13日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:11
女岳から男岳への周回で予想以上に時間がかかりました。あまりゆっくりもできないので、下山することにします。
阿弥陀池に下りてきました。ここから八合目登山口までは1時間もかかりません。
2025年10月13日 13:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:26
阿弥陀池に下りてきました。ここから八合目登山口までは1時間もかかりません。
なだらかな木道歩きが続きます。八合目登山口から真っすぐに秋田駒ヶ岳を目指していたら、かなり楽に登れたことと思います。
2025年10月13日 13:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:30
なだらかな木道歩きが続きます。八合目登山口から真っすぐに秋田駒ヶ岳を目指していたら、かなり楽に登れたことと思います。
途中に片倉岳(1456m)というピークがありました。この山も北部カルデラに含まれます。
2025年10月13日 13:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:51
途中に片倉岳(1456m)というピークがありました。この山も北部カルデラに含まれます。
あまりピーク感のない山ですが、眺望は開けています。あれは2日前に登った乳頭山でしょうか?
2025年10月13日 13:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 13:52
あまりピーク感のない山ですが、眺望は開けています。あれは2日前に登った乳頭山でしょうか?
登山口に戻ってきました。予想以上に歩き応えのあるコースでしたが、無事に下山できて良かったです。なお、この日の登山者は300人超だったそうです。
2025年10月13日 14:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 14:05
登山口に戻ってきました。予想以上に歩き応えのあるコースでしたが、無事に下山できて良かったです。なお、この日の登山者は300人超だったそうです。
登山口からバスに揺られること30分、アルパこまくさ駐車場に戻ってきました。この時間でもまだ多くの車が停まっています。
2025年10月13日 15:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 15:10
登山口からバスに揺られること30分、アルパこまくさ駐車場に戻ってきました。この時間でもまだ多くの車が停まっています。
駐車場に隣接した温泉施設(自然ふれあい温泉館)で汗を流しました。料金が安い(500円)割に良いお湯でした。
2025年10月13日 15:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 15:58
駐車場に隣接した温泉施設(自然ふれあい温泉館)で汗を流しました。料金が安い(500円)割に良いお湯でした。
駐車場からは田沢湖が見下ろせます。3日間の秋田遠征が終了しましたが、いずれも魅力的な山だったので、近い内に再訪したいと思います。
2025年10月13日 16:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 16:00
駐車場からは田沢湖が見下ろせます。3日間の秋田遠征が終了しましたが、いずれも魅力的な山だったので、近い内に再訪したいと思います。
撮影機器:

感想

奥羽山脈に位置し、日本二百名山の一座でもある秋田駒ヶ岳(1637m)。初夏から秋にかけて様々な高山植物が見れる山として、新・花の百名山にも選定されています。深田久弥氏はこの山を「日本百名山に選ぶべきだったかもしれないと」と記述していますが、非常に見どころの多い人気の山で、この日も大勢の登山者で賑わっていました。
標高1300mの八合目登山口まで車でアクセスできる上、山頂までの道はなだらかなので、山頂を往復するだけなら楽に登れてしまいます。しかし、それでは勿体ないので、男岳や女岳に周回することにしました。

秋田駒ヶ岳というと、通称「ムーミン谷」と呼ばれるエリアに代表される高山植物の宝庫であり、湿原の木道歩きや阿弥陀池といった穏やかなイメージを持っていました。しかし、今回歩いたコースは思いの外、荒々しい光景が広がっており、秋田駒ヶ岳が現在でも常時観測されている火山であることを再認識させられました。
特に、この100年で2度の噴火をしている女岳は今でも地熱活動を継続しており、地中からは水蒸気が噴出しています。噴出している辺りに近付くと微かな硫黄臭があり、大地の息吹を感じることができました。
女岳に寄ると、大きく下って大きく登り返す必要があり、これがとんでもない激坂なので一気に厳しい山行になりますが、個人的には行って良かったと思いました。

なお、女岳に向かっている途中、秋田駒ヶ岳に20回以上登っているというヘビーリピーターの方から色々と話を伺いましたが、ムーミン谷は高山植物だけでなく、その地形や雰囲気なども素晴らしいそうです。
秋田駒ヶ岳は南北2つの火口を持つ火山ですが、北部カルデラは土石流などで埋もれてしまったのに対し、南部カルデラは元の姿を維持しており、あれだけキレイな形をしたカルデラは珍しいとのことです。
色々と想像している内に、ムーミン谷方面に強く心が惹かれましたが、新幹線の時間もあるので、今回は諦めました。高山植物の旬な時期は初夏なので、可能であればその時期に再訪し、ムーミン谷方面に周回してみたいと思います。

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コメント

SHAKATAKさん
秋田駒ヶ岳周回おつかれ様でした。
当日は青空が広がり、良かったですね。
温泉の湯加減は如何でしたか。感想及びうんちくが欲しいところです(笑)。
2025/10/20 21:10
KOTOWAKAさん
コメントありがとうございます。
また、前日(太平山)と前々日(乳頭山)はご同行頂きまして、大変お世話になりました。
他の登山者は誰もいなかった太平山から一転、この日の秋田駒ヶ岳は300人超の登山者で賑わっており、改めて人気の山だと実感しました。
なお、温泉の湯加減を言葉にするのは難しいのですが、ほのかな硫黄臭が「火山地帯の温泉」という感じがして良いお湯でした。露天風呂からの眺めも良いので、時間があればゆっくりしたかったです。
2025/10/21 19:11
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