記録ID: 8809772
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ハイキング
金剛山・岩湧山
金剛山、妙見谷〜カトラ谷/妙見滝を直登、雨に濡れる秋の花
2025年10月12日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 573m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 小雨〜曇り〜本降りの雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス(500円) 金剛登山口〜河内長野駅前:南海バス(500円) 南海電車とJRで帰宅 ●南海バスの行き先表示が「金剛山ロープウェイ前」から「金剛山(伏見峠口)」に変わっていた。見慣れない表示だが、すでに廃止となった金剛山ロープウェイ前よりも、この方が正確な行き先表示だ。 ●河内長野駅のバス乗り場も、従来よりも少し先に移動していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●、最後の堰堤を過ぎて、すぐ入渓する。しばらくなだらかな谷が続くが、途中、やや大きな段差の滝があり、これを越えてしばらく行くと、谷は左に折れ、3m程度の小滝が連続する連瀑帯がある。連瀑帯最初の滝には、古いザイルがぶら下がるが、後は、自分で這い上がるしかない。滝の直登が無理なら、巻くこともできる。 ●妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、滝の右に新しいトラロープが垂れ下がり、直登することもできるが、落ち口直前は、ややオーバーハング気味で危険だ。左岸に巻き道があるので、それを登る方が安全。 ●標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出したりしている。 ●上流部の標高850m辺りから、やや幅の広い、開放的な谷となる。 ●標高890mからは、頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている ●標高920mに詰めの谷分岐があり、目印のトラロープが張られている。正面には、崩落した谷の跡が現れる。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。間違って、この谷を直進してはいけない。過去、ここで滑落死した人がいる。 ●トラロープの張られた境い目の、右手を注意深く見ていると、藪に隠れて暗いが、水の流れる谷の入口が見える。これを登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。 ●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ
長袖Tシャツ
ズボン
靴下
ゲイター
ゴム手袋
軍手
レインウェア
折り畳み傘
ストック
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
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感想
今から25年前くらい、まだ、妙見ノ滝が、落差10mの美しい姿を留めていた頃、最後の堰堤の袂から、林道を下りて入渓し、妙見谷を歩いたことを思い出した。
この日、堰堤の袂から谷に下りると、当時の記憶が、鮮やかによみがえってきた。なだらかな谷を溯ると、左手に、わずかな水の流れる枯れ滝が見え、すぐ、大きな段差の滝に出遭う。この滝を乗り越えた先が、小滝の続く連瀑帯の入口だった。
妙見ノ滝に着くと、滝の右に、真新しい黄色のロープが垂れ下がる。以前から、ここから滝を直登できそうだ・・と思っていた場所だった。滝の落ち口の手前が、ややオーバーハング気味で、体を引き上げるのが少し怖かったが、初めて妙見ノ滝を直登した。
ロープにつられ、いつの間にか、滝を攀じ登り始めた自分に、少し驚いたが、意外と冷静で、石ブテ東谷のラスボスの滝や、石ブテ西谷の滝を登るのと同じような感覚だと思った。
妙見谷を遡ると、小雨が降り始めた。下山で歩いたカトラ谷には、薄暗い雨の森に、真っ白なサラシナショウマが、点々と咲き、美しかった。
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