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Yamareco

記録ID: 8805899
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

【日本三百名山】雨と渡渉と太平山 ~丸舞登山口からピストン~

2025年10月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
SHAKATAK その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:50
距離
14.3km
登り
1,290m
下り
1,278m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
1:08
合計
8:46
距離 14.3km 登り 1,290m 下り 1,278m
6:51
20
スタート地点
7:11
7:15
67
8:22
8:24
25
8:49
9:01
101
10:42
55
11:37
12:08
33
12:41
12:42
73
13:55
13:56
17
14:13
14:30
46
15:16
21
15:37
ゴール地点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫
◆丸舞登山口林道ゲート前
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:5台程度
◇利用時間:24時間
◇トイレ:なし
◇電波状況:docomo(×)、au(×)
◇特記事項:
・橋の工事のため、丸舞登山口の1.3kmほど手前で車両通行止めになっています。ゲート前に5台程度停められるスペースがあります。
・登山口までの林道は未舗装路です。普通車で通行可能ですが、車高の低い車は注意。
コース状況/
危険箇所等
≪登山口~炭鉱跡≫
・渡河が7ヶ所あります。2ヶ所は橋が流失しているため、渡渉が必要です。
・最初の渡河(渡渉)が核心部です。この日は水量が少なかったので、登山靴のまま渡りました。
・沢沿いの道は幅が狭く、斜めっているトラバースが多いので、特に下山時は注意が必要です(何ヶ所かは補助ロープあり)。

≪炭鉱跡~太平山≫
・沢から離れてようやく標高が上がります。山頂に近付くほど傾斜は急になります。
・歩きやすい区間もありますが、傾斜が急で滑りやすい箇所も多いです。
その他周辺情報 ≪日帰り温泉≫
※旅館に直行したので寄りませんでした。
太平山の丸舞登山口に来ました。登山口へ向かう林道は1.3kmくらい手前で通行止になっています。
2025年10月12日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 6:52
太平山の丸舞登山口に来ました。登山口へ向かう林道は1.3kmくらい手前で通行止になっています。
ゲートの手前には5台くらい停められるスペースがあります。他に車はありませんでした。
2025年10月12日 06:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 6:48
ゲートの手前には5台くらい停められるスペースがあります。他に車はありませんでした。
林道を20分ほど歩くと登山口です。林道は特に崩落個所とはかは無いので普通に歩けます。
2025年10月12日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:11
林道を20分ほど歩くと登山口です。林道は特に崩落個所とはかは無いので普通に歩けます。
こちらが丸舞登山口の駐車場です。10台くらい停められるでしょうか?通行止めの理由は、ここが工事車両の駐車場所になるからです。(この日は休工日なので工事車両はありません)
2025年10月12日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:11
こちらが丸舞登山口の駐車場です。10台くらい停められるでしょうか?通行止めの理由は、ここが工事車両の駐車場所になるからです。(この日は休工日なので工事車両はありません)
資材運搬用のモノレールが設置されています。登山道のすぐ近くを通っているので、稼働中は注意が必要です。
2025年10月12日 07:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:15
資材運搬用のモノレールが設置されています。登山道のすぐ近くを通っているので、稼働中は注意が必要です。
最初の渡河ポイントに来ました。流失した橋の復旧工事中なので通行できません。そのため、渡渉が必要になります。
2025年10月12日 07:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:18
最初の渡河ポイントに来ました。流失した橋の復旧工事中なので通行できません。そのため、渡渉が必要になります。
サンダルを用意して来ましたが、水量がさほどではないのでそのまま石伝いに渡りました。
2025年10月12日 07:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:22
サンダルを用意して来ましたが、水量がさほどではないのでそのまま石伝いに渡りました。
無事に渡り終えて振り返ります。登山者の通行を想定していないのか、川に降りるまでの足場が悪く、ここが一苦労でした。
2025年10月12日 07:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:23
無事に渡り終えて振り返ります。登山者の通行を想定していないのか、川に降りるまでの足場が悪く、ここが一苦労でした。
第二の渡河ポイントです。ここも橋が流されており、少し前は渡渉が必要でした。この日は角材が設置されていたので、その上を慎重に渡りました。
2025年10月12日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:35
第二の渡河ポイントです。ここも橋が流されており、少し前は渡渉が必要でした。この日は角材が設置されていたので、その上を慎重に渡りました。
第三の渡河ポイントです。橋はありますがかなり老朽化しており、橋板を踏み抜きそうな怖さがありました。
2025年10月12日 08:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:00
第三の渡河ポイントです。橋はありますがかなり老朽化しており、橋板を踏み抜きそうな怖さがありました。
第四の渡河ポイントです。ここは橋げた(コンクリートブロック)だけが残されています。橋げたの間隔が広く、身軽さも足の長さも足りない人間は渡渉が必要となります。幸い水量は少なめでした。
2025年10月12日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:03
第四の渡河ポイントです。ここは橋げた(コンクリートブロック)だけが残されています。橋げたの間隔が広く、身軽さも足の長さも足りない人間は渡渉が必要となります。幸い水量は少なめでした。
沢沿いの道は涼しげで中々良い雰囲気です。この日は朝から厚い雲が垂れ込めていますが、晴れていたら木々の瑞々しさがもっと映えていたと思います。
2025年10月12日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:08
沢沿いの道は涼しげで中々良い雰囲気です。この日は朝から厚い雲が垂れ込めていますが、晴れていたら木々の瑞々しさがもっと映えていたと思います。
しかし、登山道は幅が狭く、斜めっているので割と気を遣います。トラバースが多くて標高が上がらないので、少しもどかしさを感じます。
2025年10月12日 08:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:07
しかし、登山道は幅が狭く、斜めっているので割と気を遣います。トラバースが多くて標高が上がらないので、少しもどかしさを感じます。
第五の渡河ポイントです。苔が生して危なそうですが、先ほどの橋よりはしっかりしていました。渡り終えた後の階段の下りがやや注意が必要でした。
2025年10月12日 08:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:13
第五の渡河ポイントです。苔が生して危なそうですが、先ほどの橋よりはしっかりしていました。渡り終えた後の階段の下りがやや注意が必要でした。
第六の渡河ポイントです。こちらの橋は特に問題ありませんでした。
2025年10月12日 08:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:21
第六の渡河ポイントです。こちらの橋は特に問題ありませんでした。
垢離執り場(こりとりば)に来ました。身を清める場所です。太平山は太平山信仰の修行の場でもあったので、各登山道には修行場の跡が残されています。
2025年10月12日 08:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:22
垢離執り場(こりとりば)に来ました。身を清める場所です。太平山は太平山信仰の修行の場でもあったので、各登山道には修行場の跡が残されています。
ここで身を清めろとのことですが、水浴びをする時期でもないので、そのまま先に進みます。
2025年10月12日 08:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:22
ここで身を清めろとのことですが、水浴びをする時期でもないので、そのまま先に進みます。
第七(最後)の渡河ポイントです。この橋は橋板が傾いています。行きは問題なかったですが、雨の中の下山となった帰りは片足が滑ってヒヤッとしました。
2025年10月12日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:25
第七(最後)の渡河ポイントです。この橋は橋板が傾いています。行きは問題なかったですが、雨の中の下山となった帰りは片足が滑ってヒヤッとしました。
無事に渡河を終了し、沢から離れてようやく標高が上がり始めました。ここは「炭鉱跡地」とありますが、それらしい遺構は確認出来ませんでした。
2025年10月12日 08:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:49
無事に渡河を終了し、沢から離れてようやく標高が上がり始めました。ここは「炭鉱跡地」とありますが、それらしい遺構は確認出来ませんでした。
この辺りはロープが張られたトラバースが何ヶ所も出現します。足場が悪いので、特に下山時は注意が必要でした。
2025年10月12日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 9:22
この辺りはロープが張られたトラバースが何ヶ所も出現します。足場が悪いので、特に下山時は注意が必要でした。
スタートから2時間を過ぎた辺りで小雨が降ってきました。この日は一時雨の予報だったのでそのまま歩きましたが、だんだんと雨脚が強くなってきます。この先で雨具を着込むことになりました。
2025年10月12日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 9:32
スタートから2時間を過ぎた辺りで小雨が降ってきました。この日は一時雨の予報だったのでそのまま歩きましたが、だんだんと雨脚が強くなってきます。この先で雨具を着込むことになりました。
ちなみに、「風穴」看板の近くを探してもそれらしい空洞は見つかりませんでした。
2025年10月12日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 9:32
ちなみに、「風穴」看板の近くを探してもそれらしい空洞は見つかりませんでした。
段々と傾斜が急になってきました。雨は一時的なものかと思いきや、全く止む気配がありません。身を清めなかった不心得者に対して山の神様が試練を与えているかのようです。
2025年10月12日 10:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 10:39
段々と傾斜が急になってきました。雨は一時的なものかと思いきや、全く止む気配がありません。身を清めなかった不心得者に対して山の神様が試練を与えているかのようです。
山頂に近付くほど傾斜が急になるのは分かってはいましたが、予想以上の急登です。太平山は古くからの修行の山ではありますが、登山でなく苦行に来たかのようです。
2025年10月12日 11:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 11:05
山頂に近付くほど傾斜が急になるのは分かってはいましたが、予想以上の急登です。太平山は古くからの修行の山ではありますが、登山でなく苦行に来たかのようです。
標高1000mちょいの山の割に山頂付近は開けています。樹林帯のガードを失い、雨風が一段と強く叩き付けてきます。
2025年10月12日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:32
標高1000mちょいの山の割に山頂付近は開けています。樹林帯のガードを失い、雨風が一段と強く叩き付けてきます。
予想以上に苦労して太平山(1170m)の山頂に到着しました。ちなみに、太平山は「おおひらやま」でなく「たいへいざん」と読みます。
2025年10月12日 11:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:38
予想以上に苦労して太平山(1170m)の山頂に到着しました。ちなみに、太平山は「おおひらやま」でなく「たいへいざん」と読みます。
山頂標識の近くには大鳥居があります。逆方向から来ましたが、この鳥居を潜って山頂に到達するのが表参道になります。
2025年10月12日 12:01撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 12:01
山頂標識の近くには大鳥居があります。逆方向から来ましたが、この鳥居を潜って山頂に到達するのが表参道になります。
太平山の山頂はよく開けており、本来は眺望の良い山ですが、この天気では何も見えません。
2025年10月12日 12:01撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 12:01
太平山の山頂はよく開けており、本来は眺望の良い山ですが、この天気では何も見えません。
山頂には太平山三吉神社の奥宮が鎮座しており、大己貴大神、少彦名大神、三吉霊神の三柱が祀られています。開帳期間が7/17〜9/17の2ヶ月しかないので、この日は既に閉まっていました。
2025年10月12日 11:39撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:39
山頂には太平山三吉神社の奥宮が鎮座しており、大己貴大神、少彦名大神、三吉霊神の三柱が祀られています。開帳期間が7/17〜9/17の2ヶ月しかないので、この日は既に閉まっていました。
奥宮の側面はこのような感じです。ちなみに、三吉霊神(みよしれいじん)は「勝利」「成功」「事業繁栄」にご利益のある神様だそうです。
2025年10月12日 12:01撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 12:01
奥宮の側面はこのような感じです。ちなみに、三吉霊神(みよしれいじん)は「勝利」「成功」「事業繁栄」にご利益のある神様だそうです。
こちらの案内板には色々と由来が書かれています。太平山三吉神社は西暦673年に役行者が創建し、坂上田村麻呂も戦勝祈願に訪れたという由緒ある神社だそうです。
2025年10月12日 11:39撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:39
こちらの案内板には色々と由来が書かれています。太平山三吉神社は西暦673年に役行者が創建し、坂上田村麻呂も戦勝祈願に訪れたという由緒ある神社だそうです。
奥宮の隣りに建つこの建物は一見すると避難小屋のようですが、神社関係施設(参籠所)です。入口は閉ざされており、残念ながら雨宿りはできませんでした。
2025年10月12日 11:39撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:39
奥宮の隣りに建つこの建物は一見すると避難小屋のようですが、神社関係施設(参籠所)です。入口は閉ざされており、残念ながら雨宿りはできませんでした。
下に見えるのはトイレですが、こちらも扉は閉鎖されており、使用できません。
2025年10月12日 11:41撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 11:41
下に見えるのはトイレですが、こちらも扉は閉鎖されており、使用できません。
山頂で昼食にしましたが、雨風が強く、じっとしていると身体が冷えてきます。エネルギーをチャージしたところで下山することにします。
2025年10月12日 12:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 12:00
山頂で昼食にしましたが、雨風が強く、じっとしていると身体が冷えてきます。エネルギーをチャージしたところで下山することにします。
樹林帯に逃げ込んでホッと一息です。やはり風がないとだいぶ違います。
2025年10月12日 12:12撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 12:12
樹林帯に逃げ込んでホッと一息です。やはり風がないとだいぶ違います。
この日、他に登山者はありません。熊と出会い頭の遭遇だけは避けたいので、周囲の音に気を配りながら下山します。
2025年10月12日 13:55撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 13:55
この日、他に登山者はありません。熊と出会い頭の遭遇だけは避けたいので、周囲の音に気を配りながら下山します。
サルノコシカケが生えていました。良いお値段のする漢方薬です。
2025年10月12日 14:05撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 14:05
サルノコシカケが生えていました。良いお値段のする漢方薬です。
山頂から3時間ほど歩いて第一の渡河ポイントに戻ってきました。水量は朝とさほど変わらないので、登山靴のまま渡渉しました。
2025年10月12日 15:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 15:06
山頂から3時間ほど歩いて第一の渡河ポイントに戻ってきました。水量は朝とさほど変わらないので、登山靴のまま渡渉しました。
林道ゲート前の駐車場に戻ってきました。最後まで雨は降り止まず、我慢の登山でしたが、無事に歩き切ることができて良かったです。
2025年10月12日 15:37撮影 by  iPhone XR, Apple
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10/12 15:37
林道ゲート前の駐車場に戻ってきました。最後まで雨は降り止まず、我慢の登山でしたが、無事に歩き切ることができて良かったです。

感想

太平山地の主峰であり、日本三百名山の一座でもある太平山(1170m)。秋田市の市街からよく目立つため、昔から親しまれてきた山です。また太平山信仰という山岳信仰の対象となった山で、各登山道には修行場の跡が残されています。

今回はヤマレコユーザーのKOTOWAKAさんにお誘い頂いて乳頭山、太平山の2座をご一緒することになりました。前日(10/11)に乳頭山に登った後にレンタカーで移動し、この日は太平山に登りました。
太平山は様々なアクセスルートがありますが、最もメジャーなのが秋田市街に近い旭又登山口からのルートです。しかし、旭又ルートは2023年の豪雨災害で橋が流失し、登山口までのアクセス道路も法面崩壊などで通行止めが続くので、次に登山者の多い丸舞ルートから山頂を目指しました。

丸舞ルートも橋の流失で渡渉が必要なため、不安を抱えながらのスタートとなりましたが、幸い水量はさほどではなく、無事に渡り切ることができました。しかし、スタート時は曇りだった天気が9時過ぎには崩れ、「曇り一時雨」という予報にも関わらず雨は止む気配がありません。
太平山の標高は1170mなので一見すると楽に登れそうですが、丸舞登山口は標高が100mくらいしかなく、多少のアップダウンもあるので、累計標高差は1300mにもなります。また、滑りやすくて気を遣うトラバースが多い上、山頂付近はかなりの急登なので、肉体的にも精神的にもタフさが求められる山でした。

なお、秋田県というと近年は熊の被害が深刻ですが、この太平山でも登山道や登山口付近の公園で熊が頻繁に目撃されています。目撃情報が多いのは仁別からのルートですが、熊の行動範囲を考えれば、丸舞ルートも安全とは言えません。
乳頭山や秋田駒ヶ岳のような人気の山ならともかく、この山は単独だと行きにくいと思っていたので、同行者の存在は心強く感じました。

太平山は標高の割に山頂が開けており、本来は眺めの良い山です。今回は、この山の試練に打ち勝ったような達成感はありますが、魅力を十分に堪能できたとまでは言えません。
この山の歴史を考えれば、前岳や中岳を越えるクラシックルートから再度登ってみたいところですが、熊とのエンカウント率が高いルートなので、現状はリスクがあります。熊の活動が落ち着いた頃にでも、再訪してみたいと思います。

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