巻機山 割引沢～天狗岩スラブ～三嵓沢
新潟県
はやぶさ半
Ay3
体力度について
- GPS
- 08:15
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,403m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
割引沢、ヌクビ沢の登山道はほぼ沢登りなので沢履推奨。 |
写真
A）4時起き！天気崩れていくから早く行くよ！
A）もう少し岩に寄ってから上部トラバースしようという事に
。。そういえばヒルがいたね、こんな所にも。。
h）行き詰まったので、やばそうな残置ハーケンに補助ロープをかけて7mほどごぼう下り。A）天狗岩登られていた頃のなごりかな、取り付くまでけっこう急。
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A）天狗岩登られていた頃のなごりかな、取り付くまでけっこう急。
A）やばいとこからやっとさ降りてきたとこ
A）ここのトラバースは快適。でもそれまでは自己責任的登りですよ
A）けっこう紅葉してるね！きれいだ♪
新米魚沼産コシヒカリのおにぎりを食べながら幸せ🍙
A）熊に会いませんように！
A）下りの灌木の薮は濃かったですよ
A）やっと開けてほっとする。よし９時、順調！
A）午前に終わってよいタイム、
A）まだ期待してなかったから感動した！
装備
| 個人装備 |
沢道具一式
|
|---|---|
| 共同装備 |
ロープ30
|
感想
11-12で裏巻機の沢登り予定だったが、天気予報が悪く二転三転、直前で12日だけ天狗岩のスラブ横断ルート行こうということになった。
11日夜に駐車場到着、三連休にも関わらず天候悪かったせいもあり数台の車しか停まっていなかった。
早く寝れたので、その分早くスタートになった。私にしては奇跡の5時ちょっと過ぎスタート。最初は登山道を黙々と歩く。
途中から沢に降りて沢登りスタート。登山道が並行しているとはいえ、大きい滝や滑も多くなかなか見応えの有る沢だ。
雨上がりで岩が濡れていて、突然ぬめる場所があって慎重に登る。
果敢に攻めた同行者がヌメリで滑り7、8m滑落、幸い怪我はなかったが、かなり焦った。その後は無理せず安全優先で進む。
ヌクビ沢出合から割引沢に進む、傾斜あるがゴーロ歩きでちょっと疲れる。
天狗岩が真上に見えるあたりから天狗岩に向けて登り始め、少し登ると広大な天狗岩下のスラブの中に入る。
中澤さんの軌跡を参考にさせていただき、天狗岩目指し登って行ったが、少し左上してしまい上に行くほど急になり先に進むには無理と判断。ちょうど今にも破壊してしまいそうなハーケンが打ってあったのでそれを利用して補助ロープをたらし一旦下り隣の傾斜のゆるそうな凹角に移りそこから広大なカール状の中に入って行った。
天気も奇跡の晴れ間、北と南の前線に囲まれて、その中には台風もあるのに天気が良いってのはほんと、奇跡的。（天気図参照）気温もこの時期としては高く寒くない。
天狗岩はまじかで見ると見事だし、何しろこのスラブもお見事。そういえば昔衝立岩とか行った時あのあたりのスラブも桁違いに大きかったけど、岩のことばかり見ていて気にしなかったなぁ。
スラブで休憩し、その後トラバースしてヌクビ沢が見える所まで来たらブッシュ帯を下る。最初二俣まで降りている尾根を下り始めたが、それだと藪も長いので途中から左下向けて下る。うまい具合に沢型が現れヤブのない快適なくだりになった。
ヌクビ沢に出てゴーロ歩き少し進むと二俣。左がヌクビ沢の行者の滝、右がこれから行く三��沢の滝。
登れる滝が連続するが、水流はぬめりがひどくさらに慎重に。中小10個くらいの滝を超えると紅葉が鮮やかな草原になり天候もよく最高の気分！！
最後はがれ場を詰めて、膝〜太もも高さの笹を少しトラバースして登山道へ飛び出した。沢道具を解除してその後のんびり下山。
お疲れ様でした！！
裏巻機沢泊予定も天気で断念、日帰りで転進先は関東の方がいいもこの時期（濡れない）行きたい所もなく低気圧に挟まれて不安定だがメンバーの希望で巻機に行ってみて朝天気ダメなら南下でもしようと前日集合した。
天気は夜～午前は予想以上に晴れた。南に台風もあって暖かい風がきてるのか朝から寒くない。
要所要所でエスケープの登山道へ転進できるし、早出計画で入渓する。
巻幡は5年前くらいの米子沢以来だが、昨日の雨も合いまってうっすらヌメリが強く感じた。時折り不意に殺人的な滑りもあり、気が抜けない。この地域、人も入るし、特有のヌメリも事故が多い理由でもあると思う。
今回、運が良く大事に至らなかったが仲間のスリップもあったので、更に状況をみながらルーファイ、意見交換していくことを肝に銘じていく。
沢を詰め上がらず天狗岩下のスラブに抱かれながらトラバース、ヌクビ沢を詰めるルートは変化に富んでよいルートだった。
ただここのスラブルートは一般的でなく、最低パーティーの足並み、撤退する技術装備必要な所です。
私たちもスラブを登り過ぎて行き詰まり腐ったハーケンで降りたので、登りながらも都度位置確認して行かなくてはと反省。
天気も低気圧に挟まれた鞍部型で擬似天候の中の山行であったりと秋の遡行のリスクを踏まえ今後に生かしていく。
早出時間配分はうまくいった。お疲れさまでした！
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