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記録ID: 8777186
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雪山ハイキング
奥秩父

過去記録トライアル版 甲武信ヶ岳 2005年初登山 奥秩父三名山を日帰り登山

2005年01月04日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
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GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,563m
下り
1,562m

コースタイム

日帰り
山行
12:55
休憩
0:45
合計
13:40
天候
過去天気図(気象庁) 2005年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(往路)
3:50頃 八王子自宅
中央自動車道 4:10八王子ICから5:50勝沼IC
勝沼ICから6:30西沢溪谷入口の無料駐車場に駐車。
(帰路)
20:00無料駐車場から20:50勝沼IC
中央自動車道 勝沼ICから22:30八王子IC
22:50頃 八王子自宅
コース状況/
危険箇所等
駐車場から、徳ちゃん新道登山口までは、積雪があり、凍結していました。登山には、アイゼンが必要です。冠雪した倒木だらけの木賊山では、時間を消費し、ひぃひぃ言いながら跨いで通過しました。武信小屋から甲武信ヶ岳山頂までの登山道には、雪が吹き溜まっていました。
村営西沢山荘。村営西沢山荘(徳ちゃん新道)入口は、積雪15cmでしたが、しっかりとしたトレースがついていました。
村営西沢山荘。村営西沢山荘(徳ちゃん新道)入口は、積雪15cmでしたが、しっかりとしたトレースがついていました。
ロングスパッツと八本歯のアイゼンを装着して針葉樹林の徳ちゃん新道を登っていくと、小屋で働く青年に出会いました。

どうやら、甲武信ガ岳に到着するのは午後3時頃になるそうです。
ロングスパッツと八本歯のアイゼンを装着して針葉樹林の徳ちゃん新道を登っていくと、小屋で働く青年に出会いました。

どうやら、甲武信ガ岳に到着するのは午後3時頃になるそうです。
その方は、近丸新道は、途中に小屋があっても危険なので、勧めないとのこと。分岐を超えると積雪が30cmになるなど色々な有益情報をくれました。
その方は、近丸新道は、途中に小屋があっても危険なので、勧めないとのこと。分岐を超えると積雪が30cmになるなど色々な有益情報をくれました。
徳ちゃん新道も、高度をあげるにしたがって広葉樹林帯に入ります。
徳ちゃん新道も、高度をあげるにしたがって広葉樹林帯に入ります。
途中の岩場で、小休止中に雲間に富士山を見て、とても元気が出ました。
途中の岩場で、小休止中に雲間に富士山を見て、とても元気が出ました。
なんと、標高2016mの韓徳山(けんとくさん)が、同じ高さに見えました。
なんと、標高2016mの韓徳山(けんとくさん)が、同じ高さに見えました。
眼下には、広瀬ダムがきれいに見えました。ここで大きなリックを背負った雁坂峠から廻ってきた男性とすれ違いました。
眼下には、広瀬ダムがきれいに見えました。ここで大きなリックを背負った雁坂峠から廻ってきた男性とすれ違いました。
林の中にある近丸新道分岐は、小高いこぶになっていますが、分岐道標もないので注意しないと見逃しやすいです。

道標を完備された奥多摩の山と違って、道標が全くないのです。
林の中にある近丸新道分岐は、小高いこぶになっていますが、分岐道標もないので注意しないと見逃しやすいです。

道標を完備された奥多摩の山と違って、道標が全くないのです。
この看板は、甲武信ガ岳まで1時間半と手書きでした。体温も上がりお茶が欲しくなりました。でも、冷えたペットボトルのお茶を一気に飲まず、口に含んで暖めるようにして胃に流しました。

このような状態で、万が一、冷水を飲むと腸内温度が下がり、心臓に負担がかかり危険です。
この看板は、甲武信ガ岳まで1時間半と手書きでした。体温も上がりお茶が欲しくなりました。でも、冷えたペットボトルのお茶を一気に飲まず、口に含んで暖めるようにして胃に流しました。

このような状態で、万が一、冷水を飲むと腸内温度が下がり、心臓に負担がかかり危険です。
途中でラジオの音を響かせながら下りてきた登山者にであいました。熊鈴より他人の歩くペースを乱さないだけましかもしれません。
途中でラジオの音を響かせながら下りてきた登山者にであいました。熊鈴より他人の歩くペースを乱さないだけましかもしれません。
戸渡尾根(とわたりおね)ならではの、白山石楠花の広大な樹林地帯を通過すると、倒木地帯です。
戸渡尾根(とわたりおね)ならではの、白山石楠花の広大な樹林地帯を通過すると、倒木地帯です。
時間を大きくロスりながら、なんとか倒木地帯を抜けました。
時間を大きくロスりながら、なんとか倒木地帯を抜けました。
わかんと、ピッケルをザックにくくり付けて甲武信ガ岳まで行ってきた男性と出会いました。午後1時前後には甲武信ガ岳に到着できるような雰囲気でした。

しかしながら、風音もすごく先が思いやられましたが、険しいのぼりです。
わかんと、ピッケルをザックにくくり付けて甲武信ガ岳まで行ってきた男性と出会いました。午後1時前後には甲武信ガ岳に到着できるような雰囲気でした。

しかしながら、風音もすごく先が思いやられましたが、険しいのぼりです。
樹林地帯を抜けたかと思うほど、突然、明るくなり、もちろん、富士山を遮るものがなく、良く見えます。
樹林地帯を抜けたかと思うほど、突然、明るくなり、もちろん、富士山を遮るものがなく、良く見えます。
バテたところで戸渡尾根の上端部(2350m)で、富士山を眺めながら一息。7時半に駐車場から登ってきた青年が追いつきました。
バテたところで戸渡尾根の上端部(2350m)で、富士山を眺めながら一息。7時半に駐車場から登ってきた青年が追いつきました。
薄暗い樹林帯の中をゆるい山道を登っていくと、鶏冠尾根分岐、続いて木賊山(とくさやま)に着きました。
薄暗い樹林帯の中をゆるい山道を登っていくと、鶏冠尾根分岐、続いて木賊山(とくさやま)に着きました。
鶏冠尾根(とさかおね)分岐指導標識
鶏冠尾根(とさかおね)分岐指導標識
木賊山(とくさやま 2469m)山頂標識
午後1時になったら、帰路につく約束で登ってきましたので、雪に埋もれたベンチを、掘り起こして食事をしました。3600kcalのコンロもこの高度では、すぐには沸きません。おにぎりと即席ラーメンを食べました。

先ほどの青年が追いついて、甲武信ガ岳まで登山を勧められました。天気が安定していることから、木賊山にリックを置いて、空身で行く事にしました。
木賊山(とくさやま 2469m)山頂標識
午後1時になったら、帰路につく約束で登ってきましたので、雪に埋もれたベンチを、掘り起こして食事をしました。3600kcalのコンロもこの高度では、すぐには沸きません。おにぎりと即席ラーメンを食べました。

先ほどの青年が追いついて、甲武信ガ岳まで登山を勧められました。天気が安定していることから、木賊山にリックを置いて、空身で行く事にしました。
甲武信小屋までは、膝まで雪があるうえに、急坂になっており、転がるように下っていきました。

ガレ場は、強風に吹き飛ばされて雪は、ありませんでした。
甲武信小屋までは、膝まで雪があるうえに、急坂になっており、転がるように下っていきました。

ガレ場は、強風に吹き飛ばされて雪は、ありませんでした。
甲武信小屋を脇に見て甲武信ガ岳に登っていきます。強風に吹き飛ばされて幅50cmほどのトレースは、消されていました。
甲武信小屋を脇に見て甲武信ガ岳に登っていきます。強風に吹き飛ばされて幅50cmほどのトレースは、消されていました。
途中の岩場で、振り返れば木賊山。
途中の岩場で、振り返れば木賊山。
前方に富士山、横に金峰山を見て、甲武信ガ岳頂上での眺望を期待しつつ登って行きます。
前方に富士山、横に金峰山を見て、甲武信ガ岳頂上での眺望を期待しつつ登って行きます。
頂上が、見えました!
頂上が、見えました!
この日は、富士山、国師岳、(間ノ岳、北岳)、朝日岳、金峰山など360度のパノラマで山々が望めました!

ところで、雲取山と同じ光景で、山頂には3県、それぞれの山頂標識が立てられているのには、気づきませんでした。
この日は、富士山、国師岳、(間ノ岳、北岳)、朝日岳、金峰山など360度のパノラマで山々が望めました!

ところで、雲取山と同じ光景で、山頂には3県、それぞれの山頂標識が立てられているのには、気づきませんでした。
甲武信小屋の”徳ちゃん”(山中徳治さん)が、新道を整備したから登山ができましたと、お礼を言いに立ち寄ったら、気さくに記念写真をとっていただけました。
甲武信小屋の”徳ちゃん”(山中徳治さん)が、新道を整備したから登山ができましたと、お礼を言いに立ち寄ったら、気さくに記念写真をとっていただけました。
厳冬の渓山に見し落陽は
 金峰山(きんぷ)の背に ダイヤの輝き
厳冬の渓山に見し落陽は
 金峰山(きんぷ)の背に ダイヤの輝き
雪に埋もれた岩が多いのと、倒木などで落差が大きいので、八本歯のアイゼンを装着していては、転倒事故の恐れがあります。

このため、破不山分岐で外しました。この後は、靴をスリップさせながら、暗い登山道を快調に滑り降りていきました。
雪に埋もれた岩が多いのと、倒木などで落差が大きいので、八本歯のアイゼンを装着していては、転倒事故の恐れがあります。

このため、破不山分岐で外しました。この後は、靴をスリップさせながら、暗い登山道を快調に滑り降りていきました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 毛帽子 アイゼン 行動食 飲料 水筒(保温性) ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

この日は、翌日が仕事始めなので、日帰り登山となりました。今日が正月営業が終わりという山小屋にも誰もいませんでした。日が短く、下山中に日が落ちてしまいました。途中でヘッドライトの電池がなくなり、真っ暗な中で電池を取り換えました。

ところで徳ちゃん新道の中間地点の辺りに、道の中央にポッカ用の木が立ててあり、膝をぶつけてしまいました。これは、最悪で、暫らく歩けませんでした。よく足元を見て、歩かないと危ないですねぇ。

古い登山記録ですが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。せっかく訪問して頂きましたが、写真の原画がなくて、お見苦しい限りでございますが、どうか、ご容赦ください。

備考
タイムテーブルは、車に便乗させてくださったwhite20さんのWebを、参考にしました。
http://white20.stars.ne.jp/2005/0104kobusigatake/0104kobusidake.html

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コメント

甲武信ヶ岳 記事 拝見しました white20
2025/10/9 20:58
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1
非公開の登山記録は、white20さんが、アップロードしてください。よろしくお願いいたします。その際には、同行者にTakaosan fukujusoを加えてくださると、嬉しいです。なんと『同行者の名前』を入れると、私の登山記録にも、自動的にコピーが入るようです

私の公開中の登山記録は、文章が拙いので、white20にご迷惑をお掛けするといけません。それで、現在は、ご一緒していただいた登山記録には、『同行者の名前』でなく、『同行者一名』に変更しました。ですから、どんどん、アップロードしてください。楽しみに、待っていますgood
2025/10/9 21:52
拝見しました。white20
2025/10/11 19:58
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1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
3/5

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