ジャンダルム(西穂高岳~奥穂高岳縦走💦)


- GPS
- 19:10
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 2,214m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 10:27
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:33
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
西穂高岳→奥穂高岳の縦走から無事帰って来れました。2年半前に登山を再開してから、ジャンダルムを大きな目標にしてきましたが達成できたことに今は感無量です😭
西穂~奥穂への縦走で何が大変かと言えば、岩場の経験も必要ですが、高い緊張感をもって1日10時間歩きぬく体力💪が重要になってくることだと思いました。
この縦走路は難所から難所の連続、そして最後にラスボス2つがいよいよ登場のようなコースです。
コース危険ポイント⚠️としては
西穂高岳→①間ノ岳→②逆層スラブ→高い緊張感を要する長い登りの時間→ジャンダルム🏔️→③ロバの耳→④馬の背→奥穂高岳
「間ノ岳」は山全体がガレで、どの岩踏んでもガレガレしている状態の一つの山です。いつ浮石踏んでバランス崩すかのサーカスのタイトロープの上を歩いている感じでした😆この山一つ登るにも気持ちの張り詰め度合いが半端なかったです。
「逆層スラブ」は下から見上げると岩の層が手前に突き出して見えて「本当にこれ登れるのかよ!」と思わせるような視覚的威圧感😡を放ってきます。突き出た層が「お前ら登攀者は全て跳ね返す!」っていうイメージを与えてきます。岩も滑りやすく不安定でした。
逆層スラブをクリアしてからは天狗の頭を越え天狗のコルに下り、そこから長い長いジャンダルムまでの登り💦💦💦です。
この行程の一番の肝は西穂高岳山荘を出発して行程の約8割を終わったところでジャンダルムに到着し、そこから一番の難所と思われる「ロバの耳」の下りと「馬の背」が現れることです。もう体力消耗し切ってへとへとになった状態で一番緊張感を要求される強烈なラスボスが2つ現れるのがこのコースの特徴です😱
「ロバの耳」の下りは高度感が大きく垂直に近い急峻な岩場で、足場が見えずらい状況のなか長い距離を降りなければならなく何度も「恐っ」と言わされました。名前は「ロバの耳」とか優しそうな響きですが、「狼の耳」に名前を変えろよ!💢って強く思います😆とにかくここが自分の中では一番怖かったポイントです。
「馬の背」のナイフリッジ🔪は幅数十センチの痩せた稜線で左右とも数百メートルの絶壁で滑落すれば致命的な場所でした、がここに関してはYouTubeで何度も予習(笑)したせいもあり高度感があり恐かったですが自信をもって望めました。
西穂高岳→奥穂高岳縦走を計画される方は絶対に明るいうちにジャンダルムまで辿り着いたほうがいいです。薄暗くなってから「ロバの耳」と「馬の背」は危険度がかなり増しますので。真っ暗になってから「ロバの耳」に到着したら多分動けずに立ち往生してしまうと思います。あと雨の日には行かないに限ります。
体力が無いのが自分の欠点だとわかっていたので6月下旬から三カ月間、週4でジムに通い毎回1時間ランニング🏃して体力つけました。まあ自分なりに努力したと思います😆自分の体力のピークをジャンダルムに合わせてきたので、天気が晴れ☀️絶好のコンディションの中登ることができ最高でした。日本の一般登山道で最難関と言われる縦走路を踏破できて良かったです✨
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