立山周回_雄大な景色に感動しつつ計画通りに歩く辛さを感じた


- GPS
- 07:50
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場P1〜P6の地図兼空き状況 https://www.sensorsandworks-s2.net/parking_information/ 9/27土曜日15時台到着時すべて空きがあったが、以下の理由によりP2にした。 ・P1:駅やトイレに最も近いがそれ故に利用者は多く、落ち着いて眠れないと予想 ・P4:協力金が必要な模様 ・P5/P6:遠すぎる ・P3:一旦駐車したが、カーナビの地デジを受信できなかったので移動(旅先でテレビを見るのが好き。特にローカルニュースやローカルCM) ・P2:地デジを受信できた、出入り口近くに空きがあった、駅やトイレにそこそこ近い。駅へはトンネルを使ってショートカットできる。 なお、P2は鰻の寝床のように細長いので奥に停めるとかなり歩く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・紅葉はそこそこという印象。部分的に綺麗だが全体ではない。帰宅してから気づいたが、下記に「紅葉の色づき状況」があった。「色づき半ば」だった。 https://www.alpen-route.com/index.php?_gl=1*zygtav*_ga*MTQ3MzE4NDA0LjE3NTc1OTQ3Mjk.*_ga_8MQPY5SC52*czE3NTkxMDg1OTckbzUkZzAkdDE3NTkxMDg2MDEkajU2JGwwJGgw ・野営場近くに熊が出現、斜面へ移動したと聞いた。おそらくずっとウロウロしている同一個体 ・浄土山:室堂平側はゴーロ帯、人少ない ・一の沢〜雄山:登りと下りで道が分かれている。最も人が多かった。半分は中国人 ・雄山〜真砂岳:稜線の為風が強かったが歩くのが困難な程ではなかった ・雷鳥沢>雷鳥沢ヒュッテ:階段で延々登る。「下山時の登り返し」に滅法弱いのに最終バスの為に急ぐ必要があり…この日の核心部。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
雄山まではあったペンキが無い。
強引に登ることはできるが下りで詰みそうだ。
時間が押してるので登頂は断念し次のピーク、真砂岳へ向かった。
なお、立山とは雄山、大汝山、富士の折立を合わせた山を指すそうだ。
最近出現している個体だろう。
風は止み暑くなってきたのでトレントフライヤーを脱ぎ収納。
こういうのも地味に時間を喰うので急いで。
感想
当初は小屋泊で別山や奥大日岳まで足を延ばす予定だったが、翌日29日が雨の予報となったので日帰りに短縮し、コースも小回りな周回に変更した。
交通機関は扇沢より遠いが乗り継ぎが少ない立山駅から。
9/26に立山駅7:20発の切符を予約できたが、その後キャンセルが出たらしく7:00発の切符を予約できるチャンスが到来。
しかしなぜかクレジット決済ができなくなってしまい予約を逃した😢
ケーブルカーに7分、バスへの乗り継ぎに5分弱、バスに約1時間乗車するので、7:20の切符を予約出来ても山行を開始できるのは8:30から。
登山を開始するにはやや遅めの時間だ。
ここから前日の下記レコからの続き
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8741740.html
前夜は立川駅周辺のP2で車中泊。
体に何も掛けずに就寝したが0時ごろ寒くて目が覚め、シェラフに入った。
4:30起床。早く起きても7:20より早くは出発できないが、準備は早め早めに。
着替えてトイレに行き、天気予報を確認し、緑茶とお粥で食事し、荷物を準備して車内を整理して、時間が余ったのでTVで戦隊シリーズをボーッと見て、7時が近づいたので駅へ。
なおP2では車中泊をしていた感じの車は少なくとも近くには見受けられず、朝来た車で満車になったようだった。
駅で切符を発券し、呼ばれるまで土産物屋で帰りに買う土産を物色。
7:20のケーブルカーに呼ばれたら列に並び乗車。
座れなかったが、美女平からのバスは座れた(立ち、補助席使用は無い)。
「左側に見えてくるのは〇〇です」といったアナウンスを聞きながら乗車。
室堂に着いたら再度トイレに行って、山行開始。
この日の美女平行き最終バスは16:20。それまでに帰ってこなければならない。
なお計画では16:11に室堂に帰着。
浄土山、龍王岳、雄山、大汝山、真砂岳で10分ずつの計50分休憩。
CTは「らくルート」の初期値そのまま。自分にとってはやや厳しめ。
鈍足の為いつも下山完了が計画より遅れるが、今日は絶対に遅れてはならない。
大汝山の登頂が計画(12:51)より遅れたら周回をやめ、ピストンで下山すると決意。
という訳で景色を楽しみながらも練り歩くのではなく、サッサカ歩く。
写真撮影は程々に。
以下計画VS実績。ファイッ!
浄土山:計画-17分(=計画より17分早い)
しかも浄土山の山頂を通過したことに気づかなかったので休憩しなかった。ラッキー
↓
龍王岳:計画-18分
↓
雄山:計画-12分
↓
大汝山:計画-0分
大汝山の山頂で10分弱、休憩所で10分弱過ごしてしまった為、貯金がゼロに…。
↓
真砂岳手前の巻き道との分岐で13:40だったと思う。
登頂せずに巻くか?
計画では真砂岳13:42到着→10分休憩→13:52出発。
アプリを確認すると真砂岳まで10分。つまり到着予定は13:50。
ならば真砂岳で休憩しなければ計画通り進行できる
(そもそも稜線なので風が強く休憩できるような状態では無かった)
と判断し進んだ。
↓
真砂岳:計画+9分
↓
「砂走り分岐」手前で計画より遅くなりそうになり、小走りで走った
↓
野営場:計画-0分
↓
ここから雷鳥沢ヒュッテまでの延々とした階段上り、
更にヒュッテから下ってからのみくりが池温泉までの登り返しが辛かった。
元々「下山しているつもりなのに登る」ことが大嫌いで(計画時に標高グラフを注視すれば気付くのだが気づけない)、心が折れる→牛歩になる のがいつものパターンだが、最終バスに間に合わせるため、ペースを落とすわけにはいかなかった。
↓
みくりが池:計画-5分
↓
室堂:計画-6分(16:05着)
間に合った…。
計画に合わせて歩くことがこんなに緊張感があり大変だとは。
普段の山行時、いかに自分に対して甘いのか思い知った。
これを読んでいる方は、いつも計画通りの時間で最後まで歩いているのだろうか?
Yesだとしたらあなたは偉い。立派な方だ。
室堂到着後、建物の外まで伸びていたバス待ちの行列の末端に並び(16:10)、バスに乗り発車したのが16:45。
グッタリ状態なのに行きと同じ「右側に見えるのは…」の自動放送。
帰るんだからもう要らないよ、休みたいんだ、静かにしてくれよ。。。
美女平に着いたら今度はケーブルカー待ちの行列に並ぶ。30分近く並んで乗車、着席。「このケーブルカーは…」と行きと同じ観光アナウンス。
帰るんだから(ry
立山方向の乗り替えは1回だが、扇沢方向は3回乗り替える。
このような乗り替えの度の待ち時間が、もう2回あるのだろうか?
Yesだとしたら、立山にして良かった。
18時過ぎ、やっと立山駅に着いた。
朝17:50で閉店すると確認していた土産物屋はまだ営業していたのでお土産を購入し、自販機でコーラを買い車へ。
座席に沈み込み、服を脱いで清拭して着替えてコーラを飲んでお菓子を食べたら、元気が戻って来た。
30キロほど走ってラーメン屋でラーメンと餃子とご飯という鉄板メニューを食べ(この日初めてのまともな食事)、330kmの帰路へ。
天気予報通り雨が降った。
1:40頃帰宅。
前回の聖岳がキツかったので楽な山のつもりで立山にしたが、時間という意味でキツかった。
やはり「楽な山など無い」(t-tさん、いつもパクッてすみません)。
まーでも、立山は素晴らしかった。
いきなり森林限界越えで絶景だし、登ると更に絶景。
季節的にも暑くも寒くもなく、虫も少なくて快適でした。
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