仙丈ケ岳 ひさしぶりの南アルプス

- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
| 天候 | 早朝は快晴だったが午前10時ごろから雲が多かった この日長野県飯田市の気温 最高28.4 最低16.9 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
〇甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳の代表的登山口である北沢峠への道は木曽駒や上高地のようにマイカー規制されており、長野県伊那市にある戸台パークバス停(旧仙流荘バス停)から伊那市営の南アルプス林道バスでむかう形になります。 (主に東京方面からの登山者が使っていた山梨県側の広河原発北沢峠行き林道バスもありましたが、2019年に水害による大規模な山の崩落があって林道が復旧できず、山梨側からの路線は今も不通のままです) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整えられていますが、山そのものが3千メートル峰ですから一筋縄ではいきません。 よく登山誌や関係WEBで「仙丈ケ岳は初心者向き」のような書き方をしているものがありますが、ストックをいったんしまって手も使って上り下りする方が確実な場所(小仙丈ケ岳から先500mぐらいの間)があったり、沢水の流れで滑りやすい岩が谷側に傾斜しているトラバス(千丈小屋から大滝の頭間)などがあり、身近な低山である程度キャリアを積んでられる方にお勧めできると思います。 |
| その他周辺情報 | トイレは戸台パーク(外トイレも水洗ウォシュレット)、北沢峠(水洗で暖房便座、夜間も照明常時点灯)、千丈小屋、馬の背ヒュッテ(山小屋は開設日に注意) 飲料調達は上記のほかにこもれび山荘の玄関入った左側に販売機 登山バス始発地の戸台パークに日帰り入浴施設や食事施設あり。 〇戸台パークとは、もともとあった仙流荘という市営の宿泊施設周辺をリニア新幹線開通を当て込んでリニューアル(近隣の飯田市に駅ができる)したもので、その際バス停名も仙流荘から戸台パークに変更されました。ここにマイカー利用者の駐車場も併設されています。(・・というか、JR伊那方面やJR茅野方面からの公共輸送機関はないに等しい貧弱なもので、戸台まではマイカーが現実的です) |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ご覧いただきありがとうございます。
9月27日(土)は南アルプスの仙丈ケ岳に行ってきました。同一行程は4年ぶりで、今回は26日(金)に登山口にあたる北沢峠のこもれび山荘に前泊しました。
本来、仙丈ケ岳は日帰り可能な山ですが、登山口までの道のりがマイカー規制され木曽駒や上高地のようにシャトルバス利用で登山口まで行くこととになるため、始発バスの時刻が早いハイシーズンならともかく、始発バス出発が遅くなる9月の後半だと山での有効時間が短くなってきて(終バスの時刻は盛夏時と変わらないため)どうしても行動がせわしなくなります。
また、バスで北沢峠へ行かれた方はお分かりと思いますが、このシャトルバスの切符購入のため、朝の3時台4時台から始まる券売所の順番取りや、そのあと長さ300mぐらいになるバス座席争奪戦の大行列など大阪万博もビックリのドタバタがイヤで、こちらへはしばらく足が遠のいていました。
しかし、先月行った唐松岳でたまたま八方池山荘に前泊してみるとじつに快適で、時間的な余裕が取れることはもちろん、夕景や夜景、また日の出を楽しむなど日帰りでゆっくりと出来ずにいたことが多かったと気づき「ならば今度は仙丈ケ岳も前泊付きでいこう」ということにしました。
また、ネットなどで以前からこもれび山荘の夕食のおいしさは知るところで、いつか機会があれば泊まってみたいと思っていたので「それならばこの機会に」と、こもれび山荘前泊の山行となりました。
当日は好天が予想されていましたが、前日夕食時に天候のアドバイスをしてくれる小屋主さんから「気温が上がり昼に近づくほどどうしてもガスが上がってくる、せっかく好天が見込まれるので景色を存分に楽しむべく、なるべく早出することをお勧めする」とのお話がありました。
これを聞いて「前泊やからそんなに早く出なくていいや」と思っていたのを方針変更・・決死の覚悟で朝3時に起きw 4時に朝食を出してもらって出発。
おかげさまで、少し雲が出たもののガスって景色が見えないなどということはなく、4年ぶりの仙丈ケ岳で素晴らしい景色を堪能することができました。
これからは登山にも観光的な要素をもたせて、前泊でゆっくりしたり後泊で周辺を観光するなど、今まで以上に幅の広い山行を試していきたいと思います。長文お読みいただきありがとうございました。
tsnet










毎回戸台パークの林道バス乗車には苦労しているので、今度は前泊してみたいと思いました
ありがとうございます✨
先週末は仙丈ケ岳行きおつかれさまでした。お立ち寄りありがとうございます。
私も今まで登山で前泊しないのがキホンで、いつも夜中か明け方に現地に
着いて仮眠し、起き抜けで登山というスタイルの山行が多いです。
今回もそれを考えたのですが、仙丈ケ岳行きでは仙流荘で切符購入の
ための真夜中から始まる券売機順番取りと、そのあとのバス待ち
大行列があって、複数名による役割分担ができない単独行では仮眠して
いる間がありません(汗) 仙丈ケ岳登山の核心部は登山そのものでは
なく「仙流荘でバスに乗るまでが核心部」ではないでしょうか(ぉぃぉぃ)
そんなこともあり、今回は快適性向上を狙ってこもれび山荘での前泊を導入、、
結果は大正解で、明るいうちに到着してノンビリし、レストラン級の
お味の夕食をいただいて、私が自宅で使っているのと比べ物にならない
立派な羽毛布団でゆっくり寝たうえ朝4時に朝食をいただいて出発、、、
これで小屋を出て登山開始するのが、山のふもとで第一陣のバスが
仙流荘を発車するのとほぼ同じ4時50分~5時ころなんですから「もう前
のスタイルには戻れない」というのが正直なところです。
お時間(お日取り)に余裕がある時は、こもれび山荘前泊もお考えに
なってみてはいかがでしょうか。
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