ゴジラの背を超えていく 北穂高岳東陵


- GPS
- 21:03
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,690m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:20
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 11:12
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
共同装備 |
50mダブルロープ
|
---|
感想
■参考資料
・
https://walking-in-the-wind.com/trekking/2018/08/04/kitaho-touryou/
・鈴鹿ハイキング倶楽部 北穂高岳 東稜 2024.05.04-05
https://suzuhai.sakura.ne.jp/wp/2024/05/04/20240504kitahotoryo/
今年2度目の上高地。
一ヶ月ほど前のバリエーションルート(前穂北尾根)に続き、北穂のバリエーションルートである北穂東稜に登りました。
事前に参加メンバーで集まっての練習を企画していましたが天候不順により練習できませんでしたが、直前でアルプス方面の天候が好転、晴れ予報になり出発しました。
- 1日目
CL Nさんの計らいにより、平湯から上高地はタクシーで行くことになりタクシーの駐車場で前泊できることに。
道の駅からの移動がなくなりスムーズに出発できました(あかんだな駐車場の料金も不要)。
初日は涸沢までの長い道のり。テントと食材の重さがじわじわと肩にのしかかる。
暑さの峠を越えたようで、気温が高くなく助かりました。
平日だったので涸沢のテントも少なく、コンパネを借りることができ平なところで寝ることができました。
食担KOさんの豪華な夕食をお腹いっぱい食べ、就寝。
夜中に目を覚ますと、満点の星空でした。
涸沢はもう秋の気配でした。
- 2日目
アタックザックに行動食、飲み物などを詰め込み、ハーネス、ガチャ類、ヘルメットを付け北穂に向け出発。
途中までは一般道と同じ道を行きますが、これが結構きつい。
アルプスは一般道でも岩だらけ...
南稜との分岐からは目印も何もなく、ルートファインディングが肝になります。
事前の予習と実際の景色を重ね合わせながら進んでいきます。
ザレた岩場をトラバースし、岩場を登ってようやく東稜の取り付きに上がれます。
ここが一番気を使ったかもしれません。
尾根に上がってしまえば後は基本的に尾根沿いに歩いていくだけ。
ところどころ、どう歩いたらいいのかよくわからない箇所がありますがみなでルートファインディングしながら進みます。
ルートの全てが両側が切れ落ちているので、慎重に進むことが大事です。
ポイントは4つ。
- 両足くらいの幅の岩を歩くところで、50cmくらい隙間が空いている箇所があり下まで見えるので怖い。普通にまたげるが下を見ると恐怖。
- 2メートルくらいの壁を登るところがあります。足場も手を持つところもあるのですが、下が数十メートル切れ落ちているので、ロープを出した方が良い。
- 歩くところが片足くらいの幅しかないナイフリッジが10〜20メートルくらいある。今回は使っていないがロープを出した方がいいかもしれない。
- ゴジラの背から降りるのに懸垂下降が必要。懸垂下降しなくても降りれるみたいだが、懸垂下降した方が簡単。
ゴジラの背を降りた後から北穂高小屋へも結構な急登でした。
快晴の北穂山頂で写真を撮り、名物のコーヒーを飲んで休憩。
名物のラーメンも食べたかったのですが、まだ始まっていなかった...
降りは一般道を使って涸沢まで。
涸沢小屋で昼食を食べ、どでかいパフェをKEさんが奢ってくださり、リフレッシュ。
時間があったのでテントを撤収して、横尾まで降りました。
ここでも、食担KOさんの豪華な夕食をお腹いっぱい食べました。
翌日は上高地まで戻るだけなので、おしゃべりにも花が咲きました。
- 3日目
ゆっくり起きて、上高地までひたすら歩きました。
早く行っても平湯温泉が開いていないので、徳沢、明神でもゆっくり休憩。
平湯で温泉に入り、帰神しました。
天気は3日間とも最高。
CL Nさんの事前準備がしっかりしていたと思います。
メンバー全員がクライミング技術があったので大きくつまづく箇所はなかったですが、バリエーションルートなので目印も何もなく歯応えありました。
同行してくれたメンバーには感謝いたします。
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