恐山 大尽山 宇曾利山湖


- GPS
- 06:49
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 700m
- 下り
- 691m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10:00 宇曾利山湖駐車場(大尽山登山口P着) <復路> 15:50 大尽山登山口発 恐山菩提寺駐車場(トイレ・自販機有) 入山料700円 6時閉門 翌日6:20頃 霊場恐山発 縫道石山へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 霊場恐山 宿坊 温泉もある |
写真
感想
2025年(令和7年)9月27日(土)
恐山 大尽山 宇曾利山湖
釜臥山を登った後、そこからも眺められた大尽山、霊場恐山へ。
宇曾利山湖へはぐっと道を下り地の底に着いたような感じだった。
宇曾利山湖を中心に八峰が囲み、それは八葉の蓮の花にたとえられているとのこと。
大尽山はその中でも見た目も美しい三角錐をしていた。
宇曾利山湖畔から湖沿いに一時間ほど歩くと大尽山登山口に着く。
平坦な登山口までの道脇には湿原も見られた。
花の時期は過ぎていたが薄紫色のトリカブトが日を浴びていた。
森の中では数名の方がまだ早いがキノコ採りをしていると話してくれて気をつけて行くようにと声をかけてくれた。
土曜でもあり山中でも数名の方に出会った。
平坦な道が終わり登山口からは登りが始まる。
ブナやヒバなどの樹林に覆われ快適な登りが続く。
少し日が差し出し、尾根に出るとそこが一体地蔵の居られる場所だ。
山のお地蔵さんは自然と共生することの大切さを諭しているとあった。
ここからが急登。
すでに湖畔沿いの道で先を行かれた方が下ってこられた。
一歩一歩が重く感じるが山頂が近いのは分かっているので焦らず歩み続けた。
樹林が開けて山頂に出た。
狭い山頂には大きな岩がどんと鎮座している。
周りを見渡すが見えるはずの宇曾利山湖がない。
そこで大岩に登ってみると、感激!
眼下に濃い青色をした宇曾利山湖が飛び込んできた。
白く広がる霊場恐山も緑と湖の中にひときは目立ち見られた。
周囲を八峰に囲まれていると言うが、正に今いる大尽山山頂始め多くの山々が霊場恐山を囲むのが分かる。
今回の下北半島の山旅で一番の目的を果たした。
大尽山からの宇曾利山湖・恐山霊場を望めた満足感は大きかった。
遠くには北海道の恵山、先ほど登った釜臥山そして陸奥湾も眺められた。
下山は急下降も順調、宇曾利山湖へと無事下山した。
そこからは霊場恐山へと急いだ。
入山時間を把握していなかったので入れなかった時を心配していた。
入り口で一安心、6時までは大丈夫とのことでゆっくりと霊場恐山を巡った。
山門を通り、本堂へまずはご先祖様の霊にお参りをする。
その後地獄を巡り極楽の地へと硫黄臭漂う中を恐る恐る歩いた。
様々な仏像、塔の前でお参りをして最後は極楽浜へ。
地獄の地から極楽浜に着くとなぜか安堵する気持ちがあった。
その宇曾利山湖からは三角錐の今登ったばかりの大尽山がきれいに見られた。
また釜臥山もガメラがあるために確実に分かり眺められた。
霊場を巡り、今晩は恐山菩提寺駐車場で車中泊。
あえて霊場恐山を印象づけようと泊まってみた。
真っ暗で静かな山中、私以外に車中泊の方は居られなかったと思う。
丑三つ時、おしっこに外に出たが静寂な恐山の上空に星が輝く様子は印象的だった。
朝は静かに明け、朝焼けの空の下、宇曾利山湖が輝く水面を見せる。
その背後にはオレンジ色の雲を従え大尽山のシルエットが浮かぶ。
霊場恐山、宇曾利山湖、大尽山そして朝焼けの空に感謝して下山した。
ふるちゃん
P.S.
霊場恐山を後にして次登る縫道石山へ、むつ市に向かう途中の道路で熊を目撃。
さっと林の中に逃げ込んだが、近くには民家もある所だった。
今回の山歩きは熊に気をつけて、早朝は避け何種類もの音出しをしながら歩いている。
幸運なことに今回の山行中には熊に遭遇することはなかった。
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