金時山トレラン&ライド(仙石バス停in/箱根湯本駅out) ※本年43回目


- GPS
- 08:11
- 距離
- 51.9km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:12
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
都内からの初輪行として、11kgのミニベロを担いで始発電車で小田原駅へ。小田原駅からバスで仙石へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金時山周回登山は木の根が張り出した箇所が多いので足を捻らないよう注意すれば、難路や迷いポイントなし。 ミニベロ(小口径自転車)での芦ノ湖一周は、桃源台を起点とした場合、東岸は舗装路を走る分には下り基調のため、難路もなくイージー。西岸は芦ノ湖スカイラインが自動車専用道のため、湖に沿ったトレイル(芦ノ湖西岸歩道)を使うしかないが、根や石、溝等により、ミニベロを担がざるを得ない区間も多く、オススメできない。(オフロード用のしっかりしたタイヤならば、20%位は走れるかもしれない・・・) ミニベロでも、湖尻(730m)から大涌谷分岐(933m)までは登り一辺倒で、所々手押し。大涌谷分岐から箱根湯本駅(100m)までは全下りで、ブレーキのみ使う自動運転区間。相当なスピードが出てしまうため、ミニベロの特性(アスファルトの凸凹がダイレクトに響く)を理解し、ブレーキを多用し、ハンドルを取られないよう、安全運転必須。 |
その他周辺情報 | 箱根湯本駅裏の丘上にある「かっぱ天国」(JAF割▲10%で810円)で日帰り入浴 |
写真
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=8311568&pid=5a37041c88188328a3b10a83c2051fa5
登山歴10年にして、ミニベロと出会い、初輪行+登山のMIX。新境地を開拓した気がします!
感想
20年乗ったママチャリにガタが来たので、チャリを新調することに!奥様に掛け合い、家計費から半額出してもらう交渉に成功し、登山2日前にミニベロ(Renault PLATINUM LIGHT8)を新調!購入翌日に街乗りを試し、乗り心地は上々。チャリ自体は概ね10kgと軽く、輪行袋+2mチェーンロック込みで輪行重量は11kg!テン泊ザックより軽いやん!元々は自宅周辺の街乗りに加え、登山口へのアクセス用途を意図して購入したものですが、早速電車やバスを使った輪行がしたくなり、登山と組み合わせたいと思い、急遽前日夜に思い立って箱根路を目指すことに!
元々のプランは、電車&バス輪行で仙石バス停へ行き、金時山周回登山終了後は、そのまま往路のバス区間をダウンヒル(自動運転)で楽々下山!のつもりでしたが、登山中に芦ノ湖1周したらおもしろいのでは?と思い至り、現地判断で下山後は芦ノ湖1周するプランに変更!
事前リサーチ通り、輪行袋を担いで電車乗る時は、車両の端(最前部、最後部)がよいということで、最前部を陣取り、広いスペースに置かせてもらい、小田原駅まで1時間以上うたた寝できました〜。その後、バスは荷物置き場があるため、置き場には困りません。そして予定通り、仙石バス停で下車。周囲から見えにくい草むらでミニベロを地球ロックしてデポし、通常のトレランへ。
金時山は都合50分ほどで登頂を果たし、秀麗富嶽を中心に、愛鷹連山〜天城連山〜箱根連山といった絶景を堪能!その後、金太郎茶屋の名物、まさカリーうどんでスタミナチャージし、早々に下山開始。乙女峠経由で周回し、第一部登山編(約8km)は金時山から1時間5分、トータル1時間55分で仙石バス停まで帰還して終了!
仙石バス停で自転車を組み立て、いざ芦ノ湖へ向かう、第二部ミニベロ編(約44km)へ。前半はヒルクライム、後半はダウンヒルというアップダウンがあり、登りはきついのですが、7段ギアの1速で何とか手押しすることなく乗り上げると、富士山ドーン!その後は、初体験となる自動運転(ハンドル、ブレーキ操作のみ)でのダウンヒルを味わい、今年6月に箱根山経由での芦ノ湖半周をした(↓)時の起点、桃源台へ!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8311568.html
桃源台が芦ノ湖1周の起点/終点となります。まずは湖尻へ向かい、その後しばらくは歩行者&自転車用に整備された遊歩道を快適に進んでいきます。芦ノ湖南岸までは6月に歩いているので道もわかり、6月は湖畔沿いの遊歩道を歩きましたが、今日は並走する舗装路をダウンヒル!
南岸沿いのお店でカツ丼を食ってスタミナチャージしてから、いよいよ残り半周の後半戦!並走する芦ノ湖スカイラインは自動車専用道(自転車乗り入れ禁止)とは知リませんでしたが、最初から湖畔沿いの芦ノ湖西岸歩道を走るつもりで乗り込みます。
が、ノーマルタイヤのミニベロに適した平坦な土道はほとんどなく、太宗がガタガタの砂利道や木の根、石等が散在する普通のトレイルだったのは想定外。パンクが怖く、全区間の推定85%は手押し、10数%は段差激しい登山道なのでミニベロを担ぎ、3%位はミニベロで走行できた、、、そんな感じでしょうか。この未舗装の芦ノ湖西岸歩道を踏破しない限り、自転車での芦ノ湖一周は物理的にできないことになります。屈強な登山者で、かつ軽い自転車を持ち込まない限り、絶望的につらいので、全くオススメできませんが、もしトライする際には少しばかり参考になれば・・・。
芦ノ湖西岸歩道は、平たく表現すれば、”遊歩道ではなく、標高差のない平坦な登山道”で、芦ノ湖の南端辺りで未舗装路に乗り入れてから、舗装路に復帰する湖尻水門まで10km強あり、ミニベロを手押ししたり担いだりしながら、トータル2時間15分ほどで踏破しましたが、久々の苦行でした。結局、肝心の芦ノ湖一周は、桃源台発着で、トータル2時間55分ほどを要しました。南岸までの東岸半周は35分程度、そこからの西岸経由の残り半周は2時間20分程度という配分となります。
再び湖尻までダウンヒルしてから、大涌谷分岐(933m)までは登り一辺倒のヒルクライム。疲れがピークで、積極的に歩道を手押しして進み、可能な所だけギア低速でミニベロを漕ぎました。そこからの箱根路は全行程下り一辺倒のダウンヒル(標高▲833m)で、大涌谷分岐(933m)→箱根湯本駅(100m)間の13.5kmは所要40分、時速換算だと実に20.3km/時も出たことになります。ただ、ミニベロは地面の凹凸影響を受けやすく、慎重なブレーキ・ハンドル操作が求められるので過信は禁物ですね!
結局、第一部の登山編(ハイク)は1時間55分で8km、第二部のミニベロ編(ライド)は4時間45分で44km、ハイク&ライドのトータルでは52kmを6時間40分という配分となりました。第二部ミニベロ編のうち、芦ノ湖西岸歩道10kmに投じた2時間15分は登山要素の強い”何とも言えない苦行”な時間でしたが。
登山歴10年にして、初めて登山に自転車を組み合わせたのは、先月の北海道遠征時の礼文岳(3段ギアのレンタサイクル)でしたが、今回初めて新調したミニベロで初輪行を敢行し、明らかに登山とは違う楽しみ、快感を見出しました。新境地を開拓した思いです。マイカーを持っていないので、11kgの軽量とは言え、やはり電車やバスでの移動時間が鬼門ですね。でも、うまく折り合いをつけ、登山やキャンプの足回りに使いこなしていきたいです!
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