信越五岳2025 110kペーサー(2回目)完走!



- GPS
- 10:59
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 7:44
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:12
天候 | 14日5:30雨で選手スタート、16:00笹ヶ峰スタート時は曇り、夜中に霧と雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2024年に負けないくらいドロドロ |
その他周辺情報 | 斑尾レインストンホテル、という名のペンション 部屋にエアコン、ユニットバスがあって、設備は古いがそこそこ快適だった。 朝食も素朴でグッド! |
感想
去年2024年は、天候悪化のため特別完走となった信越五岳。完走した人には翌年の出場権が与えられることになっていて、今年は完全なコースでの完走を目指すリベンジ挑戦となった。
ペーサーは笹ヶ峰から合流する。
■準備
2週間くらい前から高低図、コースを印刷し、想定時間を検討。2週間前に現地を試走。1週間前に右臀部と腰を痛める。ロキソニンテープ&プールで緩和に努めるも直前まで心配な感じが残った。とはいえ、当日には腹を括った。やるしかない・・・
■笹ヶ峰〜西登山道入口
15:54 ほぼオンタイムで笹ヶ峰にイン。カレーおかわりとコンソメスープ、充、トイレで16:14にアウト。この休息時間は計画通り。休んだ直後はスピードが出がちなので、意識的にスピードを落とす。ブレーキがかからないように走り続ける、動き続けることを念頭に置いて走る。ほどなくすると2週間前に試走をした乙見湖着。ここは少し外れるが大きめのトイレがある。制限タイムが厳しいランナーたちとすれ違う。満身創痍で頑張っている表情を見て、こちらも気合を入れ直す。長い階段を登って右の道へ。ここは走れるところは走る。泥濘も出始めるがまだまだ簡単に通れる。林道に出てからの軽い登り道は、走ると歩くを繰り返し西登山道入口に到着。ギリギリ明るい。
★西登山道入口:17:56イン18:01アウト。ほぼ想定通り。
■西登山道入口〜大橋林道
ここは去年も難所だったが、今年も難所。泥濘がすごくて進むのに披露する。試走ではあっという間だった登りが延々と続くかのように思えてしまう。雨が降ってないことが唯一の救いか。林道に出てからは、スピードを抑えつつ一定の速度でエイドまで走る。
★大橋林道:19:37イン19:50アウト オンスケ(トイレに並ぶの少し遅れて3分ぐらい余計に待ったかも)
■大橋林道〜戸隠スキー場
牧場は有刺鉄線に気をつけつつそこそこ走れた。キャンプ場から奥社を経て鏡池に向かうところは去年より走れた。雨が降ってないのが良かったかも。試走のときに止まった宿の主人からこのあたりは熊の巣窟だと聞いていたのでドキドキしながら「出てこないでね」と祈りながら進む。門まできたら1k程度で鏡池だ。夜なので何も見えず、ではあるが、スキー場まで半分なので、ホッとする。試走の時は比較的すぐに着いた感じがあったが、ドロドロだったからなのかここから小鳥ケ池までが長かった。レストラン「小鳥の森」の道路に出たら軽く登りのシングルトラックを繋いで戸隠スキー場だ。今年はここからが勝負。
★戸隠スキー場:22:16イン22:33アウト
付いてすぐに出る時間を合わせる。22:30に出たいね、と言っていたのでほぼオンスケ。各種パン、野沢菜入りお粥、トイレ(三角屋根の方、空いてた)、ライトの電池交換
■戸隠スキー場〜飯綱林道入口
試走では走ってるものの、ここからは未知の世界。スキー場のふもとをトラバースする感じで進むが、道が池のようになっていてジャブジャブ入りながら通り抜けるのに多くの時間がかかった。右に曲がる分岐まで30分もかかってしまい焦る。選手から思わず弱音が漏れるがまだまた終わったないのだ。
最後の林道は7Kで安全に構えて2時間前の1:30に着くという計画をしていたが、「90分でも十分だよね」と話して、少し落ち着く。
瑪瑙山山頂には、思ったより早く着いた(24:08着(戸隠から95分))。なので、これはまだまだいける、と心持ちを立て直し、下り始める。瑪瑙直下の下りで大コケ。スピードがゆっくりで重心が後ろになってしまい、少しでも想定外に滑ったら立て直せない。前傾姿勢を意識する。乾いてた試走の時は快調に下れたゲレンデ部分も慎重に慎重に下る。つづら折りの林道に出たら走れるのでは、と思っていたが、それも叶わず。。。ここがドロドロかよ、という状態。林道が終わって神告温泉の方に出たら少しは走れるようになったので、軽く走ろうとするが「最後の林道に足を残したい」
ということで、足を温存。小川横の軽いのぼりの小道を早歩きで進む。この小道が登山道になってくるあたりが長く感じた。知らない道は長く感じるのだ。いつエイドに着くの、と思いながら、エイド手前の下りがグリップ効いたので、快調に駆け降りた。ようやく最終エイド到着。ここを速やかに出ないと。
★飯綱林道入口:2:08イン、2:11アウト(残り79分)
水補給のみで早々にアウト。
■飯縄林道入口〜ゴール(ハイランドホール飯綱)
選手がすごい勢いで走り出す。これでは持たない、と感じ説得。「77分で7kだからキロ11分の早歩きでもゴールできる。だからゆっくり行こう」少しして落ち着いたのか、ゆっくりペースで走ることに。早歩きでもゴールできるので、走ればその分ゆっくり歩けるし、心に余裕もできる。なので、下りはゆっくり走る。早くなりすぎないようにペースの維持に徹した。キロ8より早くならないように。キロ9でも十分だし、キロ9なら走り続けられそうとみた。走ってる我々を怪訝な目で見る選手たちをパスし下りは走り続ける。少しでも登りはじめるとキロ10−11で歩く。のこり4kで「50分で4k、ということはキロ12.5でOK。流石にここまでゆっくり歩けいない」と励ます。我々はさらにゆっくりだけど走ってるのだ、ギリギリになることはない。「ゴールの明かりが見えないね」「最後はゲレンデらしいよ」「もうそろそろなんだけどな」と言っているうちに「最後は登りかー」と。その登りを登ったらキラキラ眩しいゴールが見えた。ようやく辿り着きました。ふう、お疲れ様!
★ゴール:3:13(最終エイドから62分、キロ9弱)
■ゴール後
同宿の仲間が迎えに来てくれてた、というサプライズで。バスの行列に並ばすに宿へ。空が明るくなりはじめた宿の入り口で泥だらけの靴と足を洗い、風呂に入ってカップうどんを食べて6:00。のんびりと朝食時間を待つ。
恒例の朝ビールを楽しみに斑尾高原ホテルに行くも、今年はやってない、とのこと。外の売店的なところで缶ビールで乾杯。バス時間までのひと時を斑尾の清々しい空気を吸いながら過ごした。
■完走の感想
「動き続ける」ことが肝要。そのためにどうするか、を考える必要があった。ゆっくり走る、エイドは必要なことをやりつつ短く。当たり前のことを淡々とやり切る、あきらめずに。
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