皇海山


- GPS
- 09:34
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,131m
- 下り
- 2,131m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
都内→銀山平駐車場:下道のみ (国道17号[新大宮バイパス・中山道・熊谷バイパス・深谷バイパス・上武道路]・群馬県道69号大間々世良田線・国道122号) <帰り> 銀山平駐車場→太田桐生IC:国道122号・国道50号など 太田桐生IC→岩舟JCT:北関東自動車道 岩舟JCT→都内:東北自動車道・首都高速道路 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路が実線ルート、復路のうち鋸山→庚申山が破線ルートとされる。 道中唯一の小屋である庚申山荘は緊急時以外の利用不可のため、日帰りでの計画が必須となる。 湧水を引いた水場も庚申山荘の近くのみ。 浄水器があれば実線ルート上の沢水を汲めるが、六林班峠から先は庚申山荘近くに戻るまで水の気配は無い。 駐車場⇔ゲート:舗装路 ゲート⇔一の鳥居:ゆるやかな傾斜の歩きやすい道だが、ぬかるみや水たまりがある。帰りはゲート手前に水の出ている場所があるので、ここで靴の泥を落とせる。 一の鳥居⇔庚申山荘:ようやく登山道らしくなる。歩きやすいが、落ち葉や歩けてしまいそうな場所が多く、道を見失わないようにピンクテープや人工物に注意したい。 庚申山荘→六林班峠:遠回りするため距離が長い。道が細く、急斜面のトラバースもところどころあるので転倒注意。何回か沢を渡るが、水量は少ない。先に進むにつれて笹藪らしくなっていくが、登山道上の笹藪は刈り払らいされている。 六林班峠→鋸山:樹林帯の尾根沿いを進む。笹藪も刈り払いされているため、道迷いの心配は少ない。 鋸山⇔皇海山:鋸山から急で滑りやすい坂を下る。浮石が多い。ロープが設置されているので慎重に上り下りしたい。鞍部から先は急登こそあるものの危険は少ない。 鋸山→蔵王岳:とにかく道が狭く、急峻な岩稜を上がっては下る。梯子や鎖、虎ロープが連続する。安心して掴める岩や足を置ける場所は少ないが、岩に靴底がしっかりグリップすれば滑りにくい。ただし、雨で濡れてたら相当恐ろしいと思う。 蔵王岳→庚申山:歩きやすい樹林帯の道を行く。それなりにアップダウンがある。 庚申山→庚申山荘分岐:激下り。梯子や細いトラバースが続く。 |
その他周辺情報 | <温泉> 国民宿舎かじか荘:日帰り入浴できるらしいが、14:30最終受付・15:00終了らしい。 水沼の湯:水沼駅のホームにある。利用料は1550円(飲み物1杯つき)と強気の価格。 <飲食> はやぶさ食堂:国道122号沿いの水沼駅の向かいにある個人経営の店。桐生名物ソースカツ丼を食べられる。味と量に対して値段が安い。19:00閉店 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
セームタオル
|
---|
感想
昨年も同時期に登った皇海山。
感想を読み返してみると余裕が無いし、二度目は無いと思っていました。
この土日は当初グループで剱岳へ行く予定だったものの直前の予報は悪く、代替案を探すも広範囲で天気に恵まれないようでした。
その中でピンポイントで晴れそうだったのが皇海山で、しかも展望を求めて登る山ではないし、ほぼ樹林帯なので少しくらいなら予報が外れても影響は限定的です。
おまけに暑さもだいぶ和らいだし、登りに行くには良さそうな気候です。
思い返せば前回は帰り道は天気が悪く庚申山展望台からの景色は何も見えなかったし、行けば2日分の運動にはなりそうだし、動機を見出すこともできるのでした。
積極的に登りに行きたいという人は決して多くはない気がしますが、興味を持ってくれる仲間も集まったので、こうして急遽向かうになりました。
日帰りといっても長時間の行動となることは必至だし、集合は前日深夜です。
そして関越道にしても東北道にしても場所がちょっと中途半端です。
高速には乗らないで国道17号線バイパスで移動すると、笹目橋から黒保根の道の駅まで2時間くらいと早かったです。
ここで仮眠と思いきや、すっかり寝すぎてしまって気付いたら5時過ぎで外は明るいです。
銀山平の駐車場に着いた時には6時で、出発できたのはそれより10分以上後です。
おかげで出発から帰ってくるまで雨には遭わずに済んだのですが、開始が遅すぎたのか人には全然会いません。
猿田彦神社跡の分岐から先は庚申山荘へ。
何やら山荘で作業している人がいて、また山荘を使えるようにしてくれているのか尋ねるとその通りだとの回答。
それが具体的にいつになのかはわからないものの、また利用再開となるなら有難いことです。
そこから緩やかで長く細い道を行きます。
実線ルートの難関区間、六林班峠に近づくと現れる笹藪は刈り払われていました。
こんな上手い話があるだろうかと途中から藪漕ぎになってしまうことを覚悟していたのですが、峠を越え女山を越えても道は刈られています。
藪漕ぎの苦労を味わうことも無く、そのまま鋸山へ着いてしまいました。
県境の稜線上は風があって涼しく、かなり快適に歩けてしまっています。
そこからは急な崖を下って登って皇海山山頂です。
立ち止まっていると風が寒いくらいで、確実に季節の進みを感じます。
帰りは庚申山へ向かう破線ルートへ。
昨年は曇ってしまって展望台からの景色も楽しめませんでしたが、今日はいい眺めです。
鋸山に皇海山に男体山がはっきり見えます。
南を向けば関東平野に、さらに奥には東京都心のビル群もあります。
あいにく日光白根山や群馬の山々は雲がかかってて見えませんでしたが、この天気を見ると皇海山を選んだのはやはり正解だったと思えてきます。
下山後、かじか荘の日帰り入浴には間に合わず、今年オープンしたという水沼の湯へ。
駅のホームに入浴施設があるというのは面白いと思いました。
下山メシは水沼の湯の向かい、はやぶさ食堂へ。
桐生名物ソースカツ丼が900円だったのですが、味と量はそれ以上で大満足です。
そして北関東道から東北道周りで帰るのでした。
まさか皇海山に二度来るとは思いませんでしたが、とても充実した一日になりました。
長くきついからこそ記憶には残った気がするし、ひょっとしたら三度目も無いとは言い切れないと思いました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する