日本百名山！会津駒ヶ岳+中門岳 ☂️⛅️
福島県
Himitu Eightnote
体力度について
- GPS
- 04:55
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,147m
- 下り
- 1,146m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:52
| 天候 | 曇、雨、ガス、風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス | マイカーで山荘から滝沢登山口へ。虚無と聞いていたものの天候のためか最善ポジションゲット。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
降雨時、登山道が川のようになっている。山頂稜線にでると木道があるものの、少し滑りました。風の影響はあまりない山です。 |
| その他周辺情報 | 燧の湯(¥1000→山荘でチケットを買ったので¥500)。JA SSはなぜかガソリン激安。道の駅にも温泉あり。泉質は硫黄系+とろとろ系。 |
写真
拍手
七入山荘さんから、会津駒ヶ岳の滝沢登山口までは15分弱で到着します。まだ6時と早朝かつ、本日の天気はあまり期待できないためか駐車場にはまだ余裕がありました。人気のシーズンでは6時時点でも満車だとどこかでみました。
会津駒ヶ岳に登頂しました。登山開始から2時間20分かかりました。山頂はそこまで広くないので、ここで長居するのは避けたほうが良いでしょう。
さて、このまま下山しても面白くないので、ほとんどの登山者が行くという中門岳に向かいます。会津駒ヶ岳山頂から中門岳へはCT40分ほどです。
一応ここが中門岳山頂です。ここで木道は一周しており、登山道は終了です。奥にベンチがありました。登山開始から2時間50分ほどかかりました。風が穏やかだったので、ここで少しだけ休憩しました。
軽くお昼ごはんを食べました。これはざるラーメン。始めてみたので食べてみました。ざるそばのそばが、冷やし中華の麺になったような味です。
装備
| 個人装備 |
レインウェア、昼食、非常食、水1.5L、ココヘリ、カメラ
|
|---|
感想
檜枝岐村を通る国道352号線は、栃木那須＆福島南会津と新潟魚沼＆長岡をつなぐとても重要な国道です。この国道352号線からアプローチできる日本百名山は、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、平ヶ岳、越後駒ヶ岳の4座です。少し広げると、ここに至仏山、日光男体山、奥白根山が追加されます。
今回は、上記の中でも登山口が特に近い燧ヶ岳と会津駒ヶ岳を登ることにしていました。本当は、一日目に会津駒ヶ岳を予定していましたが、同行者の体力では+1000m級かつ悪天候を2日連続で登ることはできないため、せっかくなら1日目に尾瀬・燧ヶ岳に登ることにしました。そのため、二日目が会津駒ヶ岳になったのです。
前日で七入山荘で寝るときには外で大雨が降っており、AM5時起床時点でもそこそこ降っていました。あ〜、どうにか止んでくれないかなと祈りつつ、準備を整え、弁当を受け取り出発しました。七入山荘さんから滝沢登山口へはおよそ15分程度でした。道路は運転に自信がある人におすすめします。路肩に頑張って駐車しても、合計100台ほどしか駐車できず、大人気シーズンでは道の駅に駐車する人も多いと山荘で聞きました。
なお、会津駒ヶ岳のルートは大きく3つあります。今回は悪天候もあり�，如�
�‖貘�登山口ルート（最短）
�▲�リンテルート ※キリンテは地名らしい
�８翆咼襦璽�
また多くの登山者は山頂を踏んだ後、中門岳まで行くとのことで、私もそうすることに。
山荘出発時にはまだ小雨が降っていましたが、山荘で万全に準備を整えていたこともあり、駐車場到着後すぐに出発できました。5時時点の雨もどこへやら、青空が背中を押してくれていました。
会津駒ヶ岳 滝沢ルートでは、3.42kmで+1000m弱を稼ぐ必要があります。なので、まあまあ急登ということです。特に最初が急で、想定以上に陽が差していることもあり、汗を垂らしながら登ります。途中でレインウェアを脱ぎきしつつ登ること1時間半、標高1900mあたりからガスに包まれ始め、雨足が強まり始めました。心のなかで「まだつかない、まだつかない」と呪文のように唱えつつ、正直あまり面白くない登山道をモクモクと登ります。
樹林帯を抜け、木道が出現すると、すぐに駒の小屋です。風が強く吹付け、一気に体温を奪われることを感じます。
駒の小屋を少しだけ覗き、小屋前で少しだけ雨宿りをしつつ、この日初めてのちゃんとした休憩を取りました。小屋の売店はAM8時からだったようですが、寒いのであまり休憩しすぎると体温が低下しすぎてしまうので、先を急ぎます。
ちなみに燧ヶ岳山頂付近には山小屋が設置できる場所がないのに対し、会津駒ヶ岳はゆったりした山頂となっています。駒の小屋ではもちろん宿泊でき、秋シーズンはそれはもう大人気だとか。
駒の小屋から山頂は10分程度です。よく見る立派な会津駒ヶ岳の山頂標識オブジェクトを撮影し、中門岳を目指します。会津駒ヶ岳山頂から中門岳へは20~30分程度で到着するでしょう。一部濡れて歩きづらい道もあるので注意が必要です。
中門岳の標識があるのは、山頂手間の沼地でした。山頂は沼を中心に木道が円を描いており、おそらく晴れていたら天国のような景色だったことでしょう。ああ、なんて残念なんだ・・・。なぜか中門岳山頂あたりは風がなかったので、ぽつんとあったベンチで2回目かつこの日最後の休憩を取って、下山しました。ちなみに、駒の小屋〜会津駒ヶ岳山頂〜中門岳では誰にも会いませんでした。雨なので誰も中門岳にはわざわざ立ち寄らなかったのでしょうか。
下山はノンストップで、ひたすら歩きました。多くの登山者とすれ違いましたが、案外レインウェアを着ていない人や傘をさして歩いていることに驚きました。中門岳から歩き続けること2時間、11時半前に滝沢登山口に戻ることができました。
下山後は、燧の湯で汗を流しました。檜枝岐村には3箇所の温泉施設があり、燧の湯が1000円、他が800円です。ただし、七入山荘で共通入浴券500円を購入していたので、安く済みました。2019年前後までは入湯料500円だったらしいのですが、2倍になってしまったようです。
参考：https://www.oze-info.jp/ozh_spa/
その後、道の駅に立ち寄った後、日光・足尾をドライブして帰宅しました。
---
◯コース覚書；
滝沢登山口〜水場〜駒の小屋；
だんだん緩やかになるタイプの登山道です。足上げが必要な箇所はほぼなく、歩きやすいです。ただ、休憩スポットがほぼありません。水場はベンチが設置されており、唯一の休憩スポットでしょう。
森林限界を超えると、すぐに駒の小屋です。たくさんのベンチが設置されています。
◯駒の小屋〜会津駒ヶ岳山頂；
山頂手前が地味にちょっとした登りです。山頂は座れるところはあまりありません。
◯会津駒ヶ岳山頂〜中門岳；
ゆったりとしたアップダウン。木道です。おそらく晴れていたらかなりの絶景です。
---
▼絶景はヤマレコの写真を見てください。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=26
ところで「駒ヶ岳」ってたくさんありますよね。国土地理院地図には、会津駒ヶ岳も越後駒ヶ岳も「駒ヶ岳」とのみ書かれています。駒ヶ岳が馬を表していることは皆さんご存知だと思いますが、会津駒ヶ岳は残雪の模様から来ていると深田氏は述べている。
深田氏は、燧ヶ岳山頂から会津駒ヶ岳のゆったりとした山容に魅了されたらしい。1936年6月に、尾瀬沼から沼山峠を超え、檜枝岐村に抜け宿泊したらしい。
また檜枝岐村がいかに山深いところにあるかについて結構な熱意で述べている。
山頂のパノラマビューは大変素晴らしかったらしく、確かに山頂の案内板に多くの名山の名前が書かれていたことからも推察できる。
下山時には登山道をロストし、上ノ沢を下ってしまったらしい。下ノ沢ではかつて遭難事故があったとか。
次は残雪期が良いかもしれません！
おまけ：
中門岳は「ちゅうもんだけ」と読み、湿地一体を指しているらしい。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する