伊藤新道


- GPS
- 20:59
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 2,397m
- 下り
- 2,364m
コースタイム
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:13
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:00
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:57
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:46
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 雨 4日目 雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下山 新穂高 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルート |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
登山届と伊藤新道通行届はここで出して情報とレクチャーを受けます
伊藤新道を通過するには通行届が必要です
行く前に必ず最新情報を聞いた方が良いです
水流で川床が変化して、今年はこの1番始めのヘツリが1番難関らしいです
スタートしてすぐにして、1番の難関
本来はよじ登ると10センチ程度の横バイするヘツリ道を経てロープに辿り着いて濡れずに渡れる所ですが、ロープも道も崩落して渡れないです
よって通過するには下を渡渉するしかありません
上を行こうとすると川に落下します
ちなみにここは今年は深く、175センチの私で深さは腰上程度でした
この後第二吊り橋、第三吊り橋跡を渡渉する事になります
通年だと第三吊り橋跡が深く渡渉点を探る難所ですが私が渡渉した時は腰高でした
2日前に渡った人の話だと胸高だったそうです
上手く浅そうな渡渉点を探して下さい
これはを登るとクロマメ小屋に着きますが、川パートまでまた下ります
下りきると三俣山荘までの急登の取り付きの目の前に出られます
川パートをそのまま進んでも同じ所には辿り着きますが、取り付きのミドリのホースを発見するには注意力が必要だと思います
初めての方はゴロツキの足下の悪い川パートに気を取られると取り付きポイントは見落とすと思います
感想
⛰️🚶
伊藤新道から新穂高を縦走する45kmの山歩🚶
2023年に再開通した伊藤新道
数年前にラストフロンティアとも呼ばれる秘境ルートを再開通させると言う記事を見て、開通した歴史から現状まで暇を見つけて調べていた
三俣山荘まで登るこのルートは言わずもがなバリエーションルートではあるが、70年近く前から存在し崩落と整備を繰り返して来たルート
故に整備の行き届いた渓谷の遊歩道とも、手つかずの道を歩くのとも違う楽しさとリスクがあります
過去には5つの吊り橋、渡渉点にはマーキングがありバリエーションルートとしては整備されていました
でも現在は吊り橋もマーキングもありません
これは整備を辞めたのでなく、湯股の楽しみ方の幅を広げたい趣旨だそうです(湯股山荘のレクチャーは興味深く面白いです)
2025年の伊藤新道は水量が多く、それに伴って川床の地形が変化して渡渉点の判断が難しくなっているそうです(年々ルートの難易度が上がって来ているそうです)
実際入山したときの最大の水深は175センチの私で胸高までありました
今までは難所は第三吊り橋跡の渡渉だったと思いますが、ここは今までと変わらず深めの渡渉の難所です(腰高)
今年は他のポイントが難所になっていると思います
写真にコメントしてるので確認してみて下さい
とくに最初のヘツリ箇所は難所だと思います
渡渉に慣れる前に腰高よりも深い渡渉を強いられるので
伊藤新道の最適な時季は9月中旬だと思いました
これより前だと気温は高いけど水量が多く、流れも深さも強いです
逆に10月に入ると気温が低く低体温を防ぐ装備が必須になります
伊藤新道は沢登りだけでなく、激急登の山岳パート、原生林の中を歩く藪漕ぎに近いパート、トラバースを含むハイキングパートももれなくついて来ます
様々な方の記録にも、あまりこの事は残されている方がいませんが、登ってわかります
川パートで疲れているところから1,000m 標高差を上げるルートなんで、記録を残す気力がなかなか持てませんでしたw
それを含めての装備を考える楽しさもありますがね!
興味がある方は是非、異世界感と冒険感を体験してみて下さい
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する