仙塩尾根縦走(4日間かけて踏破)鳥倉~北沢峠


- GPS
- 25:04
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 3,709m
- 下り
- 3,308m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:00
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:08
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:11
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:33
天候 | 1日目 ガスのち晴れ 2日目 晴れ、真夏の日差し 3日目 ガスで風強し、ただ仙丈ヶ岳に到着する頃にはガスが抜け青空あり 4日目 ガス時々雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
船
マイカーにて長崎の住居から新門司港へ 名門大洋フェリーにて新門司港から大阪南港へ(船で一泊) マイカーにて大阪南港から鳥倉駐車場へ (マイカーは鳥倉駐車場に置いた) 《帰り》 バスにて北沢峠から戸台パークへ マルモタクシーにて戸台パークから鳥倉駐車場へ (マイカーを回収) (数日間、長野で観光した後に) マイカーにて長野から大阪南港へ 名門大洋フェリーにて大阪南港から新門司港へ(船で一泊) マイカーにて新門司港から長崎の住居へ マルモタクシーhttps://www.marumotaxi.com/tozansougei |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉駐車場~三伏峠:車道歩きは意外と長い。峠まではそこそこ標高を上げる。 三伏峠~塩見小屋:長いロード。基本危険な箇所なし。 塩見小屋~北荒川岳:小屋から塩見岳へは岩場や鎖場がある。山頂を過ぎたあとは急登下り。その後は楽しい稜線。 北荒川岳~熊の平小屋:樹林帯に突入し平坦ぎみな登山道。安倍荒倉岳は注意しないと見逃す。 熊の平小屋~三峰岳:夜明け前の行動につき状況不明もヘッデンで歩ける道。 三峰岳~伊那新倉岳:三峰岳付近は展望良好な稜線ぽいけどガス&強風につき逆に苦行の装い。三峰岳過ぎた序盤は急斜面の登り下りあるもその後は平坦ぎみの樹林帯一辺倒で変わり映えなし。 伊那新倉岳~大仙丈ヶ岳:アルプスらしい森林限界を越えたハイマツの稜線歩き。少々のピーク越えがあり大仙丈ヶ岳はひたすら直登。 大仙丈ヶ岳~仙丈ヶ岳:岩場の稜線などがあり、ワンミスによる滑落に注意。 仙丈ヶ岳~北沢峠:特に危険なし。 |
その他周辺情報 | 前日は、戸台パークの下見がてら仙流荘に立ち寄り湯、そして鳥倉駐車場にて車中泊。 三連休でしたが中日の夕方入りで第一駐車場にはそこそこ空きあり。翌朝には第一駐車場は満車モードでした。 広河原と北沢峠の林道が崩壊か土砂崩れかは分からないが通行止めのようで、東京側から甲斐駒や仙丈に登るには、戸台パークから入る必要がある。 下山日は平日だが登山者も多く、仙流荘は営業時間前倒しで入湯が可能であった(平日12時開始だが11時前から入湯が可能であった)。 下山後の温泉は、赤石荘が日帰りやってないようで清流苑に入りました。600円のところJAF割りで550円。温泉もよくお得です。 https://www.seiryuen.jp/#top |
予約できる山小屋 |
|
写真
登山道沿いに案内板もあり山頂は分かり安かった。しかし山名は何と読むのが正解か未だに分からない。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
アンダーTシャツ
フリース
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防風具
雨具
日よけ帽子
着替え
小屋着
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食(ソイジョイ×2、柿ピー×2、羊羹小サイズ×6)
非常食(マジックライス)
マジックライス大サイズ&すし太郎
パン×3
飲料ゼリー系×5
飲料
ペチャポリ
コップ
スプーン
箸
地図
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイトキッド
ロールペーパー
クレカ
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
三脚
ヘルメット
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感想
《全体的な感想》
今年は山行遠征が悪天候でことごくダメ。
そんな中、この遠征は実現したいと願っていた仙塩尾根縦走。だいぶ前から、一度でいいからこの尾根を歩きたいと思い描いていた。
今回、蝙蝠岳はパスし残念だが、無事に仙塩尾根踏破でき、そのためならば(イチロー氏の言葉を拝借すると)後悔などあろうはずがない❗️
さて、山中3泊に水や食事にも気にかける必要があるこのルート。
体力と頭も要し、結構疲れたが塩見岳から見たあの長い稜線をよく歩ききったもんだ。
3日目が核心部分と考えていたので、2日目までは不安もあったが、仙丈小屋ではいつもの調子で山でのビールを楽しめた( ^ω^ )
中々楽しかったので機会があればまた縦走してみたいが、中々同じ企画を実践する余裕はなさそう。南アルプスでは、赤石〜百間洞〜聖を縦走したいし、蝙蝠岳もリベンジしたいので、そうそう次の機会はないかな。
《1日目の感想》
塩見小屋までは二度目の登山だし時間的にも余裕あるし、翌日以降はハードな山行となっていたので、ゆるりと歩き脚力を温存。
ただ、このルートを下調べした結果、水や食糧を積み込んだのでザックがやや重め。小屋に着くとそこそこの疲労あり。
《2日目の感想》
天気は上々も翌日が仙塩尾根のメインであり、前日に思案し蝙蝠岳はパスとしていた。小屋で朝飯を食べたので時間的に無理が必要だったし。でも結果、ご飯をしっかり食べられて良かった。
蝙蝠岳はとても歩きたくなる稜線だが、昼下がりに小屋に着き疲労回復に努めることに専念。行動時間短めで標高差も少ないが、真夏の日差しにやられたのか小屋に着くと疲労感ありあり。
一番のりで小屋入りし少し憧れていた外のベンチでビールを飲む。小屋で買ったカップラーメンを食べて早々にお昼寝。幾分か疲れは抜けたようだが、翌日が心配で夕食は食が細かった。
あと、充電器の電池を使い果たし、小屋のコンセントと充電器のUSBケーブルを繋ぐプラグを持参しておらず、小屋に宿泊していた登山者にプラグを使用させていただいた。大変ありがとうございます。
《3日目の感想》
今回の核心部分。危険な箇所は少なく慎重に進めば問題ないが、距離と行動時間の長さが問題か。しかも後半の登りが厳しいらしい。この後半は中央アルプス縦走並みの精神的なやられ方をするのではと警戒したが、ガスで展望不良か準備万端なおかげか、さほどではなかった。
大仙丈ヶ岳への登りが小ピークの始まりかと勘違いするほど、本当の小ピークは気にならなかった。むしろ樹林帯の長さと変わり映えしない風景に、先日までの疲れが累積してか歩きながらも眠くなってしまった。
大仙丈ヶ岳以降は、突然の雷鳥のお出迎えがあり、ガスも抜けだし時折青空と展望に恵まれた。これは道中でゴミを拾ったおかげかな。小屋では仙塩尾根踏破を祝いビールで打上げ❗️
小屋の寝床で隣りの方とも楽しく山談義できた( ^ω^ )
ちなみに、今回はゆっくり歩き膝は痛くならなかったが、11.5キロの荷物(飲料食料の消費で徐々に軽くなるが)を担いできたことで肩痛が時折発生していた。
《4日目の感想》
下山するのみだが、気になるのは空模様。夜中も本降りの雨風が一時的に発生していたし、ガスは仕方ないとして雨が降らないか心配であった。4日目にして雨具は着たくない。
だが下るにつれ雨粒が大きくなりやむ得ず途中で装着。だが北沢峠に近づくにつれ雨は止み青空が見えだした。少なくとも雨具のズボンは履く必要なかったかな。結果論だが。
あと、この日の核心は車の回収であった。
バスに乗って、予約したタクシー乗って、鳥倉で昼飯食べて、温泉に着いたのは下山から4時間以上が経過していた。
最後に、今回のルートの下調べに24cさんの情報をふんだんに活用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
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