石鎚山(鎖三本)・天狗岳


- GPS
- 06:09
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 2,014m
- 下り
- 2,027m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 5:51
天候 | 雨のち晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝まで雨が降っていたが、雨の影響はほとんどなかった。鎖場を除けば登山道自体はなんてことない。下りは余りスピードが出せる感じではなかった。 鎖場は一ノ鎖以外は危険個所と言っていい。 三ノ鎖は死線箇所。雨の日の天狗岳も危険。 鎖に挑戦しないなら景色を楽しむだけの山。 |
その他周辺情報 | 翌日に剣山登山予定だったので、11:40のロープウェイに間に合わなかったのは痛恨だった。特急券も前日に買ってしまっていたので5千円くらい無駄になった。しかしなんとか19:30に前泊地の秘境の湯に着いた。 |
写真
思ったより斜度があったので面食らったが、試しに挑戦。色々用意したが結局ヘルメットの後ろの部分がザック上部の張り出した堅い所と干渉してしまったため、ヘルメットの装着は諦めた。今考えると用意の10分がなければ帰りのロープウェイに間に合ってたな・・・
10分ちょっとしかかかっていないが、体感30分程度に感じた。腕力もさることながら、精神的持久力も必要。
登っている間中、ずっと命に手が掛かっているのを感じた。あれが死線なんだろうな・・・
生きてて良かった(^^;)
装備
個人装備 |
汗止めループ
登山用キャップ(日除け付き)
コンプレッション長袖インナー(青)
薄手冷感半袖シャツ(橙)
中厚手撥水ジャケット(水色)
中薄手レインウェア(水色)
※レインウェアは途中で脱いだ
夏山登山用グローブ
薄手撥水パンツ(群青)
厚手登山用ロングホーズ
トレッキングシューズ(ゾディアックテックGTX)
|
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備考 | スポドリ水500ml×2 肌寒いからそんなにいらないと思ったが、途中1時間くらい晴れて暑くなり残量が少なくなったので、山頂の小屋で水PB500ml×1を購入した。 |
感想
白石旅館に前泊。夜から朝までずっと雨が降っていたが、出発前にはやんでいた(その後また少し降り出したが、いつの間にかやんでいた)。まだ辺りも暗かったので出発を20分遅くした。結果的にこれが致命的な誤りだった。
登山口はいきなり下りだった。しかも思ったより長く下る。帰りは登り返しがきついかなと思ったが、帰りはそんなこと考える余裕もなかった。
出発時にはやんでいた雨がまた少し降り始めた。鎖も濡れているかなと思ったが、濡れているのは岩肌だけだった。
試しの鎖、まず思ったのは想像より斜度がきつい。
80度とか書いてあった人がいたが、流石にそこまではなく、せいぜい70度といったところ。しかし個人的には60度くらいと予想していたため、この時点で試しの鎖と一ノ鎖だけにしようかとひよった。
体がまだ完全稼働していなかったのと岩肌が濡れていたため思ったより苦戦した。まぁ後から出てくる二と三ノ鎖に比べたら、ただのアスレチックだと今なら思う(三ノ鎖は80度くらいあったかも。)
一ノ鎖は前評判通り試しの鎖より楽。大抵の人はなんなく登れるだろう。
二ノ鎖は登り始めが一より楽なので、あれ余裕じゃね?って思うと途中から精神を削られる。この辺から滑落死の香りがしてくる。
三ノ鎖、これも二と同様、最初は楽なのだ。普通サイズの鎖でよじ登って行く。途中開けた休憩ポイントがあり、そこからが本番。ここも最初はまぁ行けそうかなと思うが、途中から「逝けそう・・・」に変わってくる。何度も言うが、ニと三ノ鎖の酷いところは登り始めが楽なのだ。「なんだ大したことないや」から、死ぬかも知れないほどの難所に変わっていく。私は疲れか恐怖かその両方か、脚が震えてきた。流石に焦るが、退路などない。脚の震えは登り進めることで抑え込み、なんとか頂上へ。鎖場の経験自体ほとんどないが、これが本物の鎖場だと主張するような、そんな怖ろしい鎖場だった。
天狗岳のナイフリッジは、雨の日でない限りゆっくり行けば滑落死はしないはず。この日は幸い三ノ鎖を登る頃には晴れていたため滑落死せず済んだ。怖かったけど。
結局出発を20分遅らせたetc.が響いて11:40発のロープウェイには間に合わず、ロープウェイ駅に着いたのが45分。正直この山行で一番悔しかった(^^;)
結局12:00過ぎのバスに乗れなかったため、温泉や食堂で3時間ほど待ってようやくバスに乗り、翌日の剣山登山の前泊地に到着した。
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