塩見岳~間ノ岳へ 仙塩尾根・熊の平で停滞(鳥倉S→広河原G)



- GPS
- 28:38
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 3,014m
- 下り
- 3,133m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:40
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:03
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 12:33
天候 | 9/12: 雨 9/13: 風雨 9/13: 暴風雨 9:14: 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
毎日あるぺん夜行バス利用 23:20竹橋発(通常は23時出発) 03:30伊那大島着、タクシーに乗り換え 03:50道の駅歌舞伎の里 大鹿 でトイレ休憩。 04:25鳥倉林道ゲート着 ・大雨で電車遅延、バスは数名を待っての出発。 ・談合坂SAと上諏訪SAで休憩(各15~20分) ☆途中休憩に加え、深夜のタクシー乗り換えのため、断続的かつ浅い眠り2時間。睡眠不足を覚悟。 (→自宅で夜2時間程寝てから出立した) 【登山口トイレ】 ・鳥倉林道ゲートにあり(男女別、和式各2) →タクシーが寄ってくれた道の駅のトイレが綺麗なので、そこでサポートタイツを履いたり着替えができた ・鳥倉登山口に簡易トイレ 4基あり。 綺麗だが和式。 【帰り】 ※悪天候で熊の平小屋で1日停滞。 帰りの予定を以下に変更 17:00広河原発 芦安観光タクシー(事前予約) 18:30甲府着 駅ビルで買い物 19:02甲府発 かいじ52号 20:41 新宿着 ☆当初の登山行程の際の帰り 12:00 広河原発 乗合タクシーで芦安へ。入浴。 14:00 芦安発 芦安観光タクシー(事前予約) 14:40 韮崎着 スーパーで買い物 15:15 韮崎発 あずさ74号 17:08 新宿着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鳥倉登山口0~10】 シダの群生の中の道、上り始めでキツイ。 4~8では桟道や新たに取り付けられた階段あり。 雨の時は滑らなないよう注意。 【三伏峠~本谷山~ゴーロ】 前日までの雨の影響で、泥、水たまりが多い。 水たまりを避けて歩くのに気をつかう。 本谷山~ゴーロまでは緩やかな道。 【ゴーロ~塩見小屋】 40分の急登。これまでの疲れもあり、ココがこの日の中で一番キツイ。 【塩見小屋~塩見岳】 ストックをしまうタイミング難しい。 最初に出てきた鎖場でしまうと、その先ガレ場があり、ある方が良い。結局1本ストック使用して山頂へ。岩場で、段差の大きな場所もあり。 風雨強いので滑落要注意。 【北股岳分岐~】 熊の平小屋方面への道が、崩落により通行禁止になっている。道に❌のマークあり。(ヤマレコマップではまだ実線ルートのままなので注意)霧が濃いと新しい迂回ルートを見つけにくく道迷い注意。 迂回ルートは、踏み固められていなく、柔らかい土や剥き出しの根が多く歩きにくい。 下りは膝に負担💦、気をつかう道。 【北荒川岳】 ハイマツすら生えない、吹きさらしの山頂。 風の影響を直に受ける。晴れていればこここら見る塩見岳が最高だったはず…🥲 【北荒川岳~熊の平小屋】 尾根の東側の道で西風の影響少ない。比較的緩やかな道で苔の多い森の中。 【熊の平小屋~三峰岳】 井川越:片側が崖で開けた所。小屋から徒歩7~8分。docomoとたまにauの繋がるポイント。電話はかけられるが、ラインやweb検索、など無理。 井川越の先から急登。 三国平は、風を直に受ける。西風強い予報ではココは歩くのが相当キツイ。三峰岳山頂手前は岩場。岩のやや東側を通るので、そこまで風の影響はなし。3点保持で進む所数箇所あり。 【三峰岳~間ノ岳】 緩やかに上りつつ後半岩場あり。そこまで風の影響受けず歩けるそう(歩いた人の情報より) 晴れていれば最高の景色の筈だった…🥲 【間ノ岳~中白根山~北岳山荘】 西風強い時ここは風を諸に受ける。 中白根まではアップダウン、岩場も少しあり。 中白根山は北岳見るのも間ノ岳見るのも間近。 天気が良いと最高のロケーション。 【北岳山荘~八本歯のコル】 北岳のトラバース道を行くが、上りが続く。その先分岐から八本歯のコルまでは大岩ゴロゴロの道。 岩に付いてる印は全体的に薄く、よくわからないが、霧がなければ大岩の終わる先の登山道が見えるので、その方向に向かって歩けばよい。 【八本歯のコル~左俣コース(河原歩き)】 細い丸太の梯子、階段が何箇所にもかけられていて、それが長い!決して上りやすい(下りやすい)階段ばかりでなく、朽ちていたり歩きにくいのもあり。 河原の下りは疲れる。途中より、左岸に登山道があるので沢を渡渉する。渡渉先にピンクテープが岩に付いているが、見落としやすい。渡渉と行っても、流れの小さな所なので問題なし。 【大樺沢二俣~白根御池小屋】 下りかと思いきや、上りが多い。木を迂回するため木の根を上を通る事が多く地味に疲れる。 【白根御池小屋~広河原】 階段が所々あり、グングンと標高を下げる。木の根が多く滑りやすい。途中にベンチが二箇所あり、休憩に良い。 |
その他周辺情報 | 塩見小屋 ・1泊2食¥13000、弁当¥1000(要予約) ・水場無し(宿泊者は天水無料) ・500mlミネラルウォーター¥500、2l¥1000 ・ビール500缶¥1000 ・お湯500ml¥200 ※縦走者は購入物のゴミ持ち帰りの必要なし ・トイレは携帯トイレブース (キット無料、ゴミ捨て場あり) ・16時までと、食後~19:30まで食堂利用可 ・ストーブ室あり 熊の平小屋 ・寝具付き素泊まり¥11000(事前web決済) ・水場あり ・トイレ、水場は小屋から階段で下る場所。 ・トイレは用足し後、ジョロ・バケツで流す。 ・乾燥室無いがストーブあり ・ドリンク類豊富(写真参照)、ゴミ捨てOK ・山小屋WIFIあり。24h¥600。 でも小屋で電気が通る時間(16~20時)だけ。 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
予定の、北岳肩の小屋へは間ノ岳、北岳を越えなければならず、暴風雨の中の稜線歩きは諦めた。
熊の平小屋にもう一泊する。
毛布2枚に寝袋、枕付き。頭の上に棚あり。ハンガーをかける細挽き紐も便利。
感想
2年前に悪天候で途中撤退となった南アルプスの縦走リベンジ。
この山旅の目的は、仙塩尾根から、そして三峰岳~間ノ岳~北岳の稜線からの絶景を見ること。
出発2日前位まで、土日の天気はまあまあだったので、今年は歩ける、絶景見るぞ!と期待したのだが…急に予報が変わった。4日間のうち晴れたのは最終日のラスト半日だけ。
当初、1日目・塩見小屋、2日目・熊の平小屋、3日目・北岳肩の小屋泊で4日目・広河原下山だった。しかし3日目は平均風速16~20m。さすがに間ノ岳~北岳を越えるのはリスクが高い。午後からは天気回復の見込みだったので、出発を遅らせて肩の小屋ではなく北岳山荘までなら行けるか、と考えた。が、北岳山荘に電話するもキャンセル待ち20人なので無理、と断られた。北岳肩の小屋にキャンセルの電話をし、熊の平小屋にもう1泊。快く泊めていただいた。小屋番のお姉さんがまた、明るく気さくな方なので、不自由さを感じる事なく、くつろぐ事ができた。感謝しかない。
最終日は、北岳登頂は時間・体力ともに無理で諦めた。
予想と異なる天気に、4人で知恵を絞り、変更に変更を重ね下山できたが、最終日、想定外な事が一つ。
私の連れのヤッシさんの持病で、登山開始後3時間ほど、思うように進めなかった。持病なので対処もわかるし、休みつつ進み回復を待つしかないのだが、さすがにY夫婦にも心配をかけた。回復後はいつも通りに歩けたが、間ノ岳到着が予定より90分遅れ💦 広河原下山後のバス、ゲートのタイムリミットもあるので…
北岳山荘上で、当初予約していた芦安からのタクシーを広河原に変更の電話をした。予約時間もゲートが閉まるギリギリの17時に。
タクシー予約しておいてよかった😥
3日間雨で、結局、どの山頂でも真っ白で何も見えない結果だったが、なんと間ノ岳を過ぎた後に青空が☀️‼️唯一、中白根山の山頂(間ノ岳の隣にあるピーク)で絶景を見る事が叶った。
最初に登頂した塩見岳が見え、岩場のキツかった三峰岳、三峰岳~間ノ岳と、歩いてきた稜線が見えた🥹🥹
実は、90分遅れでなかったら、おそらくその絶景を見る事なく北岳山荘まで下りてきていただろう。不幸中の幸い。報われたー。最後の最後でご褒美もらえた😭。
このルートを4日間かけて歩くのは、ゆとりをもたせた行程だ。今回のように天候悪化、体調不良があっても何とか対応できたのも、このゆとりがあった
からとも言える。このプランニングは当のヤッシさん。自分の体と技術・体力を十分理解して、今後も一緒に計画し歩いて行きたい。
そして今回もY夫婦に感謝です。
そしてご心配おかけしました🙇♀️
注意: 4日間の山行だけど、3日目は停滞でヤマレコをストップした状態のままなので、コースタイムの欄は4日目の記録が3日目となっている。
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