来拝山・大丸山 おサルにこんにちは


- GPS
- 02:03
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 384m
- 下り
- 387m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんが、東尾根ルート(岩場ルート)の下りは、濡れていると滑らないよう注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 立山吉峰温泉ゆ〜ランドの入浴料は大人700円。食堂の営業は14:30まで。 |
写真
感想
山登りを始めたころは毎週のように山に行っていましたが、いつしかそれが月1度くらいに減り、昨年は家庭の事情などもあって年1回低山へ行ったきりになってしまいました。さらに、今年はこのままだと全く山に行かなくなってしまいそうだったので、時間をつくって久々にお山へ行くことにしました。
このところ、肩首の凝りが尋常ではなく、薬を飲んだり、鍼を打ったりしてもなかなか良くなりません。運動不足からの血行不良も影響しているのかなと思い、その解消も兼ねて、なるべくザックは軽くしての低山ハイク、ということで、国立立山青少年自然の家の北側に隣接する、初心者向けの来拝山に登りました。
「来拝山」というその名の通り、かつては、このお山から立山の遥拝が行われていたという、立山信仰の一角を担う歴史あるお山です。
広場になっている駐車場から出発すると、間もなくトイレのある来拝キャンプ場に隣接する登山口です。
しばらく登っていくと、木の上にニホンザルが居るのを発見しました。富山市の南の方にある大山地区では人家の近くでサルを見かけたことがありましたが、登山中にサルを見かけるのは10年以上前に登った三重の御在所岳や多度山で見て以来だったかもしれません。
おサルとは間もなくお別れし、山歩きから遠ざかっていた重い体を励ましながら、南尾根ルートのなかなかの急坂を一歩一歩登ります。坂には、握るためのロープが多数垂らされていますが、朝に降った雨を含んだロープの色合い・質感が、若干、マムシ、アオダイショウ、ジムグリのようでした。
登り始めて40分程度で来拝山山頂へ到着。頂上はひらけていて、立山を遥拝といきたいところですが、この日は晴れて眺望も利くものの、朝までの雨が蒸発して雲となって立山連峰の上部は大方雲をかぶっている状況でした。
山頂から、東側の城前峠までは、荒れた急な下りの連続で、まだ土も湿っていて滑りやすくなっていましたが、やはりここにも何本も張ってあるロープを手掛かりに慎重に下りました。
城前峠からは林道大辻山線の舗装道路を歩きます。ここからは、東側の大辻山や、南側の大品山、佐々成政の埋蔵金伝説がある鍬崎山方面が見えます。この林道を進めば、そのまま出発地点に戻ることができますが、それだけでは少し物足りないので、来拝山の周回ルートの内側にある大丸山にも足を延ばすことにしました。来拝山よりは低い山ですが、ここからも大品山、鍬崎山方面を見ることができます。
大丸山を下りて、林道に復帰し、出発地点の駐車場に戻ると、またまたおサルがいました。しかも今度は4匹もです。意外にも、おサルにはじまりおサルに終わった来拝山登山でした。クマじゃなくて良かった。
下山後は、岩峅寺に近い、吉峰山麓の立山吉峰温泉ゆ〜ランドで、遅い食事をとり、温泉につかって帰りました。
おサルに癒され、山行と温泉で血行も良くなって、体調も回復すれば良いな。
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