山登りと温泉の遠征記�Ｄ灰�岳〜常念岳縦走
長野県
GREENLABEL
体力度について
- GPS
- 09:46
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,222m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:46
なので、道間違ったのかなと勘違いしてしまい、いったん駐車場近くまで戻ってきたため、10分ほどロスしてます。
蝶ヶ岳ヒュッテで水1ℓ（200円）補給してます。
| 天候 | 晴れやや雲あり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
三股登山口〜蝶ヶ岳：中々の急登（階段地獄） 蝶ヶ岳〜蝶槍：快適な稜線歩き 蝶槍〜常念岳：激しいアップダウン。樹林帯歩き、ガレ場、岩場等バラエティに富んでいるが、岩場はかなり危ない。 常念岳〜前常念：岩場。進行方向を指す目印あるが、足の置き場は無い。ルートファイティング必須。 前常念〜三股登山口：岩場を向ければ樹林帯歩き。長い。しんどい。 |
| その他周辺情報 | 穂高温泉 「しゃくなげの湯」を利用。 木の湯と岩の湯が男女入れ替わりのようですが、私が利用した日は木の湯でした。 内湯、水風呂、サウナ、シルクの湯のほか、あつ湯とぬる湯の2種類の露天風呂あり。受付カウンターでは無料でスマホの充電してくれます。 併設の休憩スペースや売店も充実しています。 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
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水蒸気がかぶっていますが、これはこれで迫力あります。
5〜6羽いました。家族かな？
三股登山口からすぐの蝶ヶ岳と常念岳の分岐。
登山口のゲート。
戻ってきました。お疲れさまでした。
感想
今回の遠征での核心的山行となる蝶ヶ岳〜常念岳、いわゆるパノラマ銀座の一区間を三股登山口を起点に周回してまいりました。
三股第一駐車場には、前日の夜7時ごろに到着。
少しぽつぽつと雨が降っていましたが、翌日には天気も回復することがわかっていたので、あまり気にせずビール片手にまったり車中泊を満喫しておりました。
私が、駐車場に来た時点で第一駐車場は半分くらい埋まっていましたが、翌朝の午前3時ごろには、ほぼ満車でした。さすがに人気の登山口です。
日程と体力に余力があれば、燕岳から蝶ヶ岳までを2泊から3泊くらいして縦走して歩くことも視野に入りますが、車の回収が面倒なので今回は蝶〜常念の周回としました。
ネット情報では、比較的危険個所もなく歩きやすい北アルプス初心者コースと紹介されている記事もありますが、これは初心者では厳しすぎるコースです。
確かに大キレットやジャンダルムのような危険個所は無いものの、蝶ヶ岳の急登3時間や常念岳前後の岩場等はかなり足にきます。
蝶槍から常念までの何度も越えて行かねばならない偽ピークには、心が折れそうになりますし、そもそも高所山行に慣れていない私にとっては、標高2,000メートル超えたあたりから、運動能力がガタッと落ちて足が前に出なくなりますし、2,500メートル超えたらちょっと頭がクラクラして高山病チックな症状も発症してしまいました。
まぁ、槍・穂高連峰の大パノラマを見ながら稜線の縦走路を歩けることは、至高の贅沢と言えるので苦労する価値は十分にありますので、歩くなら是非天気の良い日を選んで歩くことをお勧めします。
この日は、やや雲がありましたが、十分満足できる晴天で、むしろ暑いくらいでした。サングラス必須です。
稜線上の大岩がゴロゴロした常念岳付近は、赤ペンキなどのマーキングはありますが、これは進行方向を明確にしてくれてはいるものの、歩きやすいルートを指示しているわけではないので、歩くルートは自分自身で判断する必要があります。
ガスが上がってきて、視界が悪くなると方向を見失う可能性のあるので要注意です。
また、人それぞれですが、このような大岩エリアでダブルストックで歩いている人を少なからず見かけましたが、ここは手と足を使って時には四つん這いになったり、時には三点支持でバランスを取りながら岩を越えて行く方が無難だと思います。
まあ、折角持ってきたストックを使いたい気持ちはよくわかりますが・・・。
常念岳山頂では、私と逆方向の周回、つまり常念→蝶を歩いている方とお話をする機会がありましたが、前常念から三股登山口までの下山ルートは、かなりやばいとおっしゃっており、少々不安になった。
実際歩いてみましたが、あくまで私個人の感覚ですが、普通の登山道だと思います。
むしろ、ここを登りで使う方が、かなりきついのではないかとさえ思います。
ただ、とても長い。
そして、ベンチ等の休憩ポイントが全く無い。
私の地元の兵庫県には、「六甲全山縦走路」という全長約50�劼傍擇崚仍灰襦璽箸�ありますが、このルートの六甲最高峰直下の一軒茶屋から宝塚の塩尾寺までの区間が東六甲縦走路と言われており、展望も一切なく何の面白みも無い約2時間30分くらい歩かなければならない区間であり、今回の下山ルートととても似た感覚を感じました。
ともあれ、想定周回時間を12時間くらいと予想していたところ、10時間以内で完歩することができ、無事に下山できたので達成感もひとしおです。
機会があれば、燕岳から大天井岳経由で槍ヶ岳に抜ける表銀座も歩いてみたいと感じた今日この頃です。
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