ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8662442
全員に公開
ハイキング
関東

鷲の巣山、奥久慈、久慈川右岸

2025年09月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:30
距離
12.6km
登り
734m
下り
734m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:04
休憩
0:26
合計
4:30
距離 12.6km 登り 759m 下り 761m
7:27
23
7:50
14
8:38
8:40
16
9:10
4
9:14
9:22
15
9:37
9:38
7
9:45
33
10:18
10:29
88
11:57
0
11:57
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上小川駅駐車場に停めて歩きました。
コース状況/
危険箇所等
駅から町道をしばらく歩いた後に国道118号に合流し、橋(奥久慈橋)を渡ります。橋を渡った後少し歩くと左手のコンクリ護岸に「うるしの森」の緑の標識があるのでそれにしたがって舗装道路の坂道をを登ります。

あとは分岐ごとに「鷲巣山」の小さい標識が出てくるのでそれをたどります。舗装道路は最終的に農家のお宅の前に続きます。ここには標識に加えて県北(現ひたちの国)ロングトレイルの標柱もあります。ここからはお茶畑に挟まれた林道をたどると鷲の巣山の標識が次々現れるのでそれに従います。

鷲の巣山基部はのんびりしたハイキングコースですが、中盤少し岩稜気味になって登山気分を楽しむこともできます。一応ナイフリッジ気味の箇所もあるので気を抜かずに進みます。

岩稜で少し登はん要素を楽しむと眺望点(118号から見えるナイフリッジのピーク)に到着しますが、鷲の巣山はまだまだ先です。ピークからちょっとしょっぱい急斜面をくぐり、細かいアップダウンを繰り返します。

鷲の巣山登頂後、筆者は通常袋田方面に降りてから118号の歩道を歩いて神小川まで帰っていたのですが、今回は太郎山方面に歩き、太郎山には行かずに途中仏沢沿いの林道(確か頃藤林道という名前が付いていたはず)を使って上小川へ戻りました。鷹巣山山頂から林道までは踏み跡はあるのですが登山者は余り多くないのでGPSとヤマレコの過去のトレースを利用して道迷いしないように用心します。

太郎山方面の尾根筋をずっと詰めていくと、ちょっと急な斜面を折りたのちに林道を横切るところがあり、そこが頃藤林道(名称自信無し。上小川へ降りる道)です。

林道は林業か治山関係者の車両によりよく踏まれており、井戸沢山経由で下りるのが辛いときには良いエスケープルートだと思います。地図上で破線または実線の道が記載されていても、行ってみると廃道で藪こぎ必須ということもあります。ヤマレコのトレースを見てもこの林道を使ったケースはほとんど無く(無料ユーザの筆者としては詳細を調べることもできず苦笑)、果たして使い物になるかどうか、実験してみるつもりで飛び込みましたが、少なくとも現時点では全くの杞憂でした。

あとは林道沿いに降りるだけですが、終盤上小川方面へ下る道と、井戸沢山方面へ登り返す道に分岐します。地形図を見ていると、上小川方面が枝道に見えますが、実際には道なりに歩くことが正解です。

アブやブユが大量発生している箇所があり、肌の露出は顔も含めて禁止です。筆者は防虫ネットをかぶりました。実はこれから初秋にかけてくもの巣も発達し、巣の持ち主も巨大化しています。それを避ける意味でも防虫ネットは非常に有効でした。
このナイフリッジ惚れ惚れする。雲が出ていてバックが白いのが少し残念だが。終盤別の角度から眺めて興奮した。
2025年09月07日 07:49撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 7:49
このナイフリッジ惚れ惚れする。雲が出ていてバックが白いのが少し残念だが。終盤別の角度から眺めて興奮した。
p256眺望点から奥久慈岩稜方面を眺める。
2025年09月07日 08:30撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 8:30
p256眺望点から奥久慈岩稜方面を眺める。
p256からのアップダウンがちょっとしょっぱいが、ところどころに眺望点がある。ここでは大子アルプスを見て改めて長さときつさを確認した。
2025年09月07日 08:36撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 8:36
p256からのアップダウンがちょっとしょっぱいが、ところどころに眺望点がある。ここでは大子アルプスを見て改めて長さときつさを確認した。
ここでは筆者がイノシシと呼んでいる無名峰(実は名前あるかも)を右前に。そして奥には月居山、山王山、立神山、生瀬富士のパノラマと、さらに奥に大子アルプスを望むことができる。
2025年09月07日 08:55撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 8:55
ここでは筆者がイノシシと呼んでいる無名峰(実は名前あるかも)を右前に。そして奥には月居山、山王山、立神山、生瀬富士のパノラマと、さらに奥に大子アルプスを望むことができる。
鷲の巣山に到着した。祠がある。写真は撮らなかったがかわいい山名板もある。
2025年09月07日 09:13撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 9:13
鷲の巣山に到着した。祠がある。写真は撮らなかったがかわいい山名板もある。
仏沢林道にて、ちょっと気持ち悪い足跡。最近球磨騒動が多いから神経過敏になる。
2025年09月07日 10:44撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 10:44
仏沢林道にて、ちょっと気持ち悪い足跡。最近球磨騒動が多いから神経過敏になる。
ここが上小川方面の「枝道」への分岐。写真からわかるとおり、枝道ではなくて道なりに歩けば良い。
2025年09月07日 11:05撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 11:05
ここが上小川方面の「枝道」への分岐。写真からわかるとおり、枝道ではなくて道なりに歩けば良い。
途中、長福山と、長福山越しに盟主男体山を拝む僥倖を預かった。
2025年09月07日 11:27撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 11:27
途中、長福山と、長福山越しに盟主男体山を拝む僥倖を預かった。
もしも太郎山から井戸沢山経由の縦走路を取ると、ここで林道に合流することができる。林道はすぐに終了して、上小川橋の近くに飛び出す。
2025年09月07日 11:39撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 11:39
もしも太郎山から井戸沢山経由の縦走路を取ると、ここで林道に合流することができる。林道はすぐに終了して、上小川橋の近くに飛び出す。
上小川橋から鷲の巣山のナイフリッジを望む。右から左までずっと稜線というのがなんとも登山意欲をそそる。
2025年09月07日 11:42撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 11:42
上小川橋から鷲の巣山のナイフリッジを望む。右から左までずっと稜線というのがなんとも登山意欲をそそる。
これは歩いてきた林道方面。久慈川の流れに気分が高揚したので、余り意味がないが撮影した。
2025年09月07日 11:42撮影 by  SH-M17, SHARP
9/7 11:42
これは歩いてきた林道方面。久慈川の流れに気分が高揚したので、余り意味がないが撮影した。
ハイキング中にヤマジノホトトギスを見ることができて、何か幸運な気分にひたることができた。

山路来てなにやらうれしホトトギス
ハイキング中にヤマジノホトトギスを見ることができて、何か幸運な気分にひたることができた。

山路来てなにやらうれしホトトギス
撮影機器:

装備

備考 キャップ、防虫ネット、日焼け止めという虫除け。虫除けスプレー、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)、スマホGPS,タオル、ハンカチ、水2L、行動食(柏原の一口塩ようかん)

感想

楽に歩けるところとして、今回は鷲の巣山を選ぶことにした。ここのナイフリッジは見ていて惚れ惚れするし、歩いているとナイフリッジ間はほとんど無いものの、少しだけ登はん要素もあるし、稜線から眺望点に抜けたあとは少ししょっぱいアップダウンもあって良く遊ばせてくれる。春ならばイワウチワを見ることもできる。

鷲の巣山からは袋田方面へ下山してしまうつもりであったが、思ったよりもずいぶん早く登頂できたし、元気も残っていたからもう少し足を伸ばすことにして、かねてから気になっていた仏沢から上小川へ下っていく林道を踏査してみることにした。登山気分を味わうのであれば、太郎山と井戸沢山を経由する尾根伝いがお勧めだが、ちょっときついなと感じたときのエスケープに使えるかを確かめたかった。今日の残りエネルギーならば、冒険してみるのにはちょうど良いだろう。

太郎山近くから仏沢の林道が始まっていること自体は2024年春に確認していたのだが、それがふもとまで続いているとは限らない。予算や計画変更の都合で途中までで道が切れていることもある。最悪引き返して尾根道だなと思いながら林道をたどった。ありがたいことに道の消失は杞憂に終わり、去年尾根道をたどったときに、最後に飛び出した林道であった。右岸歩きの道のリストがひとつ増えた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:9人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら