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Yamareco

記録ID: 8661185
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳/その先は雨天撤退

2025年09月07日(日) 〜 2025年09月08日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:00
距離
17.6km
登り
1,714m
下り
1,714m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:22
休憩
0:28
合計
4:50
8:54
8:56
63
9:59
25
10:24
10:27
37
11:04
11:05
10
11:15
11:34
37
オタマジャクシの池昼食
12:11
12:12
67
13:19
2
13:21
5
13:26
2日目
山行
6:22
休憩
1:45
合計
8:07
5:40
70
6:50
6:57
70
8:07
8:53
4
8:57
3
9:00
9:01
55
9:56
45
10:41
10:54
50
11:44
11:50
18
12:08
12:09
31
12:40
13:10
20
1775mベンチ昼食
13:30
13:31
4
AKU
天候 8日:晴れのち曇り
9日:雨のち晴れ(山上はガス)
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
神城駅(徒歩20分or無料バス)白馬五竜エスカルプラザ
コース状況/
危険箇所等
遠見尾根は西遠見の上に軽い鎖場・岩場がありますが問題なし。五竜岳直下には濡れるといささか緊張する岩場があります
その他周辺情報 エスカルプラザ地下の温泉竜神の湯は800円
【7日】駅舎の立派な大糸線神城駅下車
2025年09月07日 07:45撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 7:45
【7日】駅舎の立派な大糸線神城駅下車
ウォーミングアップでゴンドラへ歩く(オーバーヒートした)
2025年09月07日 07:50撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 7:50
ウォーミングアップでゴンドラへ歩く(オーバーヒートした)
ゴンドラは8時15分運行開始
2025年09月07日 08:11撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 8:11
ゴンドラは8時15分運行開始
ゲレンデにカモシカ発見!(ピンボケ)
2025年09月07日 08:25撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 8:25
ゲレンデにカモシカ発見!(ピンボケ)
高山植物園の中を登る
2025年09月07日 08:40撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 8:40
高山植物園の中を登る
コマクサがまだ咲き残っていた
2025年09月07日 08:42撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
9/7 8:42
コマクサがまだ咲き残っていた
地蔵のケルン。この辺りから登山道風に
2025年09月07日 08:55撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 8:55
地蔵のケルン。この辺りから登山道風に
目標の五竜岳。あとちょっとだが頭を見せてくれない
2025年09月07日 09:38撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
9/7 9:38
目標の五竜岳。あとちょっとだが頭を見せてくれない
振り向けば浅間山方面か?
2025年09月07日 09:43撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 9:43
振り向けば浅間山方面か?
小遠見を過ぎ、見たかったカクネ里氷河が見参!
2025年09月07日 10:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:00
小遠見を過ぎ、見たかったカクネ里氷河が見参!
大アップで
2025年09月07日 10:00撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:00
大アップで
あいにく上方の鹿島槍は分厚い雲の中
2025年09月07日 10:01撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:01
あいにく上方の鹿島槍は分厚い雲の中
少し左には爺ヶ岳北峰らしいピークが見える
2025年09月07日 10:02撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:02
少し左には爺ヶ岳北峰らしいピークが見える
中遠見の道標とカクネ里氷河
2025年09月07日 10:22撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:22
中遠見の道標とカクネ里氷河
ここからはカクネ里雪渓としての全体が見える
2025年09月07日 10:22撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:22
ここからはカクネ里雪渓としての全体が見える
五竜岳(右の雲の中)寄りの雪渓群も猛暑に負けず健在
2025年09月07日 10:23撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
9/7 10:23
五竜岳(右の雲の中)寄りの雪渓群も猛暑に負けず健在
アップダウンはあるがハイキング感覚の尾根道
2025年09月07日 10:36撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 10:36
アップダウンはあるがハイキング感覚の尾根道
「西遠見」の標柱がある池の畔。ピークはまだ先
2025年09月07日 11:59撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 11:59
「西遠見」の標柱がある池の畔。ピークはまだ先
眼下の痩せ尾根伝いに白岳へ。中央の谷の真上に山荘がある
2025年09月07日 12:14撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 12:14
眼下の痩せ尾根伝いに白岳へ。中央の谷の真上に山荘がある
ザレ石の斜面にはありがたい木段完備
2025年09月07日 12:34撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 12:34
ザレ石の斜面にはありがたい木段完備
振り向くとゴンドラ終点のアルプス平(左下)も見えた
2025年09月07日 12:48撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 12:48
振り向くとゴンドラ終点のアルプス平(左下)も見えた
白岳のピークを越えた所で縦走路と合流
2025年09月07日 13:20撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 13:20
白岳のピークを越えた所で縦走路と合流
ガスの中から五竜山荘が現れた
2025年09月07日 13:22撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 13:22
ガスの中から五竜山荘が現れた
雲の下に覗いた下界。手前の谷が鹿島川、左の市街は信濃大町
2025年09月07日 13:24撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 13:24
雲の下に覗いた下界。手前の谷が鹿島川、左の市街は信濃大町
これが五竜山荘の入口。お疲れさま
2025年09月07日 13:25撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 13:25
これが五竜山荘の入口。お疲れさま
夕食は茹でソーセージ入りカレーと具沢山味噌汁
2025年09月07日 17:04撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/7 17:04
夕食は茹でソーセージ入りカレーと具沢山味噌汁
【8日】今にも降り出しそうなガスの日だった
2025年09月08日 05:34撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/8 5:34
【8日】今にも降り出しそうなガスの日だった
なんとか五竜岳は登頂。何にも見えず、先月の北岳同様「来ただけ」状態
2025年09月08日 06:50撮影 by  DSC-HX99, SONY
1
9/8 6:50
なんとか五竜岳は登頂。何にも見えず、先月の北岳同様「来ただけ」状態
岩も濡れてきて八峰キレットは諦めて撤退することに
2025年09月08日 07:01撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/8 7:01
岩も濡れてきて八峰キレットは諦めて撤退することに
五竜岳山頂直下の鎖場もなかなか
2025年09月08日 07:13撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/8 7:13
五竜岳山頂直下の鎖場もなかなか
脚だけで歩ける区間に戻ったら、とうとう降り出した
2025年09月08日 07:33撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/8 7:33
脚だけで歩ける区間に戻ったら、とうとう降り出した
雨のおかげでガスが切れ、白岳と五竜山荘が遠望できた
2025年09月08日 07:57撮影 by  SOG08, Sony
9/8 7:57
雨のおかげでガスが切れ、白岳と五竜山荘が遠望できた
遠見尾根から見下ろす下界には湯気の立つ?山々
2025年09月08日 11:13撮影 by  SOG08, Sony
9/8 11:13
遠見尾根から見下ろす下界には湯気の立つ?山々
青空覗く地蔵ケルンまで戻ってきた。晴れるんならもう一泊すれば良かった…。
2025年09月08日 13:30撮影 by  DSC-HX99, SONY
9/8 13:30
青空覗く地蔵ケルンまで戻ってきた。晴れるんならもう一泊すれば良かった…。
撮影機器:

感想

 旧友Alps165との毎夏恒例アルプス山行も15回目を迎える。何とか体の動く歳のうちにと五竜から八峰キレットを超えを目論んだが、悪天候と体力を勘案して断念。遠見尾根ピストンの雲中五竜岳登山となってしまった。
【7日】 信濃大町駅前で前泊し、五竜テレキャビンゴンドラの動く時間に合わせて最寄りの神城駅へ。無料送迎バスまで少し時間があり、爽やかな朝のように感じたのでウォーミングアップがてらゴンドラ乗り場まで20分余を歩いたら、汗が噴き出した。やはり異常残暑を甘く見るものではなかった。
 標高1500m余のアルプス平駅から高山植物園を抜けて地蔵ケルンを目指す。こんな標高でも日差しが暑い。これだけカンカン照るなら山の雲もなくなって欲しいが、行く手の五竜岳、唐松岳などは頭を雲に隠したままだ。
 日曜ながら登る人はそこそこいて、抜いたり抜かれたりを繰り返して小遠見山頂をトラバース。遠見尾根に出てやっと涼しい風を感じると同時に、カクネ里雪渓改めカクネ里氷河の全景が目に飛び込んできた。立山の氷河は何度も見たが、長野県の現存氷河を見るのは初めて。上にそびえる鹿島槍の双耳峰はあいにく雲の中だが、雪の少ないこの季節にも大量の氷雪を抱いていることがよく分かる。キリマンジャロの氷河のように温暖化で焼失しないことを祈るのみだ。
 腹が減ったので小さな池の畔でお握りをつまんだ。水中に黒い粒があり、よく見たらオタマジャクシだった。まあ、山にカエルがいてもおかしくはないが、雪が降る前に無事カエルに成長できるのだろうか。
 「西遠見」の標柱が立つ池の脇を過ぎてようやく道が険しくなり、登り切った所が西遠見山らしい。前方が開け、痩せ尾根から急勾配で白岳にせり上がるルートが一望できた。あいにく五竜岳は厚くなった雲の中に隠れている。
 ザレた急坂には木段が配され、ちょっとした岩場にも鎖があってよく整備されている。慎重に鎖を手繰る相棒に合わせて登ると息も上がらないので楽だ。先ほどまでの暑さが嘘のように風が涼しい、というか若干寒いくらい。白岳の最高点を少し過ぎた所で縦走路に合流し、ガスの中を下って行くと忽然と五竜山荘の赤屋根が現れた。
 一泊2食と弁当で1万6500円。諸物価高騰の折、仕方ないのだろうが随分高くなったものだ。その代わりというか建物は大変きれいで、特に新しそうなトイレは水洗!だった。
 早めに着いたが、あたりはどっぷりガスの中なので散歩に出る気も起らず、気づけば山小屋眠り病のAlps165は早々と寝入っていた。本を読んで時間を潰して夕食へ。玄関と食堂付近はスマホの電波が入るので天気予報を見ると、明日は北から前線が下がって雨のち曇りという。登る前と話が違う。とにかく明日の天気を見てから行動を決めることにして、また早々に布団にもぐった。
【8日】 4時に電灯がついた。幸い外に雨の気配はない。4時半に起床し、5時から朝食を採った。予報は変わっておらず、外は厚い雲の中。降りさえしなければ八峰キレットを越せると思うが、相棒は岩場の速度がとみに落ちており、ガスで視界が悪いとさらに時間がかかりそうだ。鹿島槍の先の冷池山荘を予約しており、十分明るいうちに着けるか少し心配になってきた。
 とにかく五竜岳山頂までは行ってみようと荷を担いで出発。風は多少あるが寒いほどではなく、初めは順調に進んだが、山頂近くの岩場でやはりスピードが落ちてしまった。未明に小雨で濡れた岩の中には、かなり滑りやすいものもある。他にも何人か山頂へ向かっていたが多くは空身の折り返し組で、本格登攀の経験者という女性一人だけがキレット小屋へ行くと抜いて行った。
 ようやくピークに出ると、小屋番の女性が「雷鳥見物のついでに」ごみを拾っていた。

(以下、執筆中)

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